クエスチョン・エックス

クエスチョン・エックスとは

全6コマを通じて、生徒が自ら問いをつくり、問いを持って生きる面白さを体感するプログラムです。「問いを立てること」それは探究学習のベースです。問いの面白さに気づき、世界が問いにあふれて見える。そんな状態に生徒を誘い、すべての授業・日常から探究的に学び続ける姿をつくり出します。

導入のねらい

生徒

  • 人生をかけて取り組みたい「自分だけの問い」と出会うことは、 それを深める進路やキャリアとは?という問いにつながります。興味のある学部や就職先を考える前にまず 「問い」と向き合うことで、本質的な進路選択が実現します。

教職員・学校

  • このプログラムでは、生徒は主体的・対話的に授業を進めていきます。探究学習の一歩目として、学級づくりの一環として、あるいは進路指導の一助として、幅広い目的に合わせて使うことができます。

特徴

取り組みやすいゲーム形式

問いカード(30種類)× テーマカード(40種類)の組み合わせで「もっと考えたい!」と思える問いをつくることが、ゲーム形式で実現できます。

教科学習との接続

ゲームで使われる30種類の問いカードには、各教科が持っている「見方・考え方」が含まれています。教科が持つ「見方・考え方」に紐づいた問いについて深く考えることで、世界の見え方の変化・それによる気づきに出会い、生徒の教科の授業の受け方にも影響を与えます。

授業観をアップデート

授業は「知識を与える/与えられる時間」ではなく「面白い問いを共に考える場」である、そんな捉え方の変化が、起きることを目指しています。高校生730名が「学校の勉強は、全体的に面白いと思う」と答えた割合は、受講後32.83%から43.23% と1.5倍向上しました。

プログラムの概要

基本となるのは、全6コマ(50分/コマ×6回)です。

教材

クエスチョン・エックスの教材は、問いを生むためにデザインされたカードゲームや授業進行用スライドを中心にして、初めてのクラスでもスムーズに導入できるものを揃えています。

カードゲームセット

30種類の問い/40種類のテーマをランダムに組み合わせ、多様な問いとその奥深さ・面白さに出会っていきます。ゲームに熱中するうちに、生徒は問いの面白さに気づき「よい問いは、豊かな気づきを生む」ことを体感し、自然と問いづくりに意識が向いていきます。

ワークブック

探究を深めていくための台本の役割を担うテキストです。

授業進行用スライド

ワークブックに準拠したスライドを使用して授業を進行いただけます。

先生用指導ガイド

授業の進行手順や予想される生徒の様子などを詳細に記載しているプログラムの指導案です。

受賞歴

みらい育成アワード2023グランプリ受賞(2023)
一般財団法人三菱みらい育成財団主催の「みらい育成アワード2023」のカテゴリー2(教育事業者等が行うより先進的、特徴的、効果的な「心のエンジンを駆動させるプログラム」)においてグランプリを受賞しました。

第11回ナレッジイノベーションアワード優秀賞受賞(2024)
一般社団法人ナレッジキャピタルが主催する「第11回ナレッジイノベーションアワード」において、優秀賞を受賞しました。

サポート

クエスチョン・エックスは、オプションで「サポートつき」を選択することができます。「サポートつき」を申し込んだ場合のみ、学校コーディネーターのサポートおよびが先生向けワークショップがあります。初年度の学校は必須で導入ください。

学びに伴走する学校コーディネーター

各校には担当コーディネーターが1名付き、学校や先生の状況に合わせて、カリキュラムのアレンジやプログラムの提案を行います。何か不安なことがあれば、いつでも相談できる体制を整えています。

  • プログラムの導入
  • カリキュラムのカスタマイズ
  • 先生と同じ目線に立つ授業支援

※サポートありの場合

先生向けワークショップ

「クエスチョン・エックス」の授業を実際に体感いただきながら、授業実践のポイントやファシリテーションのコツを体感する、オリジナルワークショップです。

※サポートありの場合

導入までの流れ

料金

生徒人数やサポート方法によって変動するため、学校ごとに個別にお見積りいたします。

事例

よくある質問

Q.生徒が何名いれば、授業を行うことができるでしょうか?
A.プログラムにもよりますが、グループワークがあるため生徒が20人程度いると望ましいです。 しかしながら、それより少ない人数で実施されている学校もございます。 選ぶプログラムや学校の状況によって、ご提案できることもあるかと思いますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
Q.授業ではなく、部活動として取り組むことはできますか?
A.はい、部活動で取り組んでいただくことも可能です。実際、部活動や有志での活動として、取り組んでいただいた学校もございますし、選択授業や夏休みなどの補習の時間、有志による取り組みの事例もございます。その場合もカリキュラムの作成や研修など、学校コーディネーターのサポートを受けることが可能です。
Q.小学生、大学生を対象とした授業でも、実施することはできますか?
A.はい、小学生や大学生を対象とした授業でも、実施することが可能です。主に中学1年生~高校3年生を対象としてプログラムが作られていますが、対象にあわせてアレンジしてご利用いただけます。 内容についてはご相談のうえ、適宜ご提案させていただきます。
Q.個人的に関心があり、授業で実施したいと考えていますが、学校として許可がおりるかわかりません。
A.そのような場合も、遠慮なさらずご相談ください。 状況など教えていただければ、どのようにしたら実施できるか、一緒に考えさせていただきます。 これまでもいろいろな学校の状況がありましたが、担当の先生と二人三脚で乗り越えてきたノウハウがありますので、お力になれると思います。ぜひ一緒に乗り越えていきましょう。
Q.授業は誰が行うのですか?
A.普段の授業は先生にファシリテーターとなって、進行いただきます。
Q.教材だけを購入して、授業を実施することはできますか?
A.はい、教材だけを購入して、授業を実施することも可能です。教材のみで実施できるプログラムとそうでないプログラムがありますので、一度お問い合わせいただけますと幸いです。導入の目的、時間数、予算にあわせて、最適なプログラムをご提案します。
Q.地方でも、実施することはできますか?
A.はい、地方で実施することは可能です。九州・沖縄・北海道でも導入の実績があります。メール、電話、オンライン電話会議でのご相談も可能です。

イベント情報

クエスチョン・エックスのお役立ち資料

クエスチョン・エックス詳細資料

プログラム概要からサポート内容まですべてを網羅した資料をご用意しています。

総合パンフレット

クエストエデュケーションの全体像まとめたパンフレットをご用意しています。

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