ソーシャルチェンジ

ソーシャルチェンジとは

全12コマを通じて、自ら課題を発見し、その解決を探求します。 「ソーシャルチェンジ」では、身の回りの困っている人を見つけ出し、彼らを助け、笑顔にする企画を考えます。 生徒は、自ら見つけた課題に当事者として向き合い、その解決にチームで取り組み、発表します。 社会の一員としての自分の役割を認識し、自ら動き出せる主体性、世の中に新たな価値を生み出す創造性、周りの人を巻き込み実現していく、協働する力を育みます。

導入のねらい

生徒

  • 初めて探究学習に取り組む場合でも、ワークシートに沿ってプログラムを進めていくと、自然と企画ができあがる設計になっています。
  • 生徒自身が社会課題を見つけ、当事者意識をもって取り組むことができます。

教職員・学校

  • 先生向けの指導ガイドや実際の授業の様子が収録されたチュートリアル動画を用意していますので、探究学習が初めての先生でも安心です。
  • 「地域」や「SDGs」など、テーマを絞って学校の特色を出しながら探究学習を進めることができます。

特徴

身近な課題に目を向ける

テーマ設定を「身近な課題」としているため、それぞれの地域の課題を早期のうちに自分ごと化することによって、地域活性に寄与することができます。

もっとやりたいという意識がうまれる

生徒にとって身近である、学校をテーマにした問い、“困っている人を笑顔にする”という切り口のテーマなど、生徒の心の動きを綿密に設計に組み込んでいます。

SDGsのその先を見据える

未来を担う生徒たちは、SDGsの視点を通じて今の世界の課題に向き合いながら、その先の未来に存在する課題を見つけ出し、主体的に解決に取り組むスキルを身につけることができます。

プログラムの概要

基本となるのは、全12コマ(50分/コマ×12回)です。学校の事情に応じてコマ数はアレンジ可能です。

教材

ソーシャルチェンジの教材は、先生用のチュートリアル動画を中心にして、初めてのクラスでもスムーズに導入できるものを揃えています。

ワークシート

生徒の探究をサポートするワークシートです。ワークシートに沿って進めていくと、自然と探究がカタチになり、深まっていく設計になっています。

先生用チュートリアル動画

実際の教室の風景とともに、授業の進行の仕方を収録した動画をご用意しております。事前にこの動画を確認することで、どんな先生も安心して授業に臨めます。

ワークブック

探究を深めていくための台本の役割を担うテキストです。

授業進行用スライド

ワークブックに準拠したスライドを使用して授業を進行いただけます。

先生用指導ガイド

授業の進行手順や予想される生徒の様子などを詳細に記載しているプログラムの指導案です。

サポート

ソーシャルチェンジは、オプションで「サポートつき」を選択することができます。「サポートつき」を申し込んだ場合のみ、学校コーディネーターのサポートおよび導入研修があります。

学びに伴走する学校コーディネーター

各校には担当コーディネーターが1名付き、学校や先生の状況に合わせて、カリキュラムのアレンジやプログラムの提案を行います。何か不安なことがあれば、いつでも相談できる体制を整えています。

  • プログラムの導入
  • カリキュラムのカスタマイズ
  • 先生と同じ目線に立つ授業支援

※サポートありの場合

初めてでも安心 導入研修

授業開始前に、具体的な段取りや進め方の説明と実際に生徒たちが行うワークを体験する時間を設けます。先生たちが「これなら出来る」と思えるように不安や疑問を解消します。

※サポートありの場合

学校を越えた学び合いの場

1年間の学びの成果を社会に向けて発信する場として、クエストカップ全国大会を開催しています。ソーシャルチェンジを受講した生徒なら誰でもエントリー可能です。

導入までの流れ

料金

生徒人数やサポート方法によって変動するため、学校ごとに個別にお見積りいたします。

事例

よくある質問

Q.少ない授業回数でも、授業を行うことはできますか?プログラムに記載の回数を確保することが難しそうです。
A.はい、少ない回数でも授業を行うことが可能です。授業で目指したいことや学校の状況をうかがいながら、取り扱う内容ややり方を考えて実施できるようにカリキュラムをカスタマイズし、ご提案させていただきます。
Q.生徒が何名いれば、授業を行うことができるでしょうか?
A.プログラムにもよりますが、グループワークがあるため生徒が20人程度いると望ましいです。 しかしながら、それより少ない人数で実施されている学校もございます。 選ぶプログラムや学校の状況によって、ご提案できることもあるかと思いますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
Q.授業ではなく、部活動として取り組むことはできますか?
A.はい、部活動で取り組んでいただくことも可能です。実際、部活動や有志での活動として、取り組んでいただいた学校もございますし、選択授業や夏休みなどの補習の時間、有志による取り組みの事例もございます。その場合もカリキュラムの作成や研修など、学校コーディネーターのサポートを受けることが可能です。
Q.小学生、大学生を対象とした授業でも、実施することはできますか?
A.はい、小学生や大学生を対象とした授業でも、実施することが可能です。主に中学1年生~高校3年生を対象としてプログラムが作られていますが、対象にあわせてアレンジしてご利用いただけます。 内容についてはご相談のうえ、適宜ご提案させていただきます。
Q.ネット環境がないのですが、導入は可能ですか?
A.はい、問題ありません。特に社会課題探究コース「ソーシャルチェンジ」はオフラインで探究型の学びが実現できることを大切にしています。 社会課題探究コース「ソーシャルチェンジ・イングリッシュ」、体験版プログラム「ソーシャルチェンジ・ファースト!」、「ソーシャルチェンジ・イングリッシュ1st」以外のプログラムは動画教材が用意されていますので、該当STEPには、動画を流せる環境のご用意をお願いします。詳しくは担当者までお問い合わせください。
Q.クエストカップ全国大会以外にも、生徒たちが学びを発表する機会はありますか?
A.はい、ございます。学校を越えて生徒同士が交流し合い、企画を生み出すワークショップや、互いにプレゼンテーションを行い磨き合う場を設けています。詳細はお問い合わせください。
Q.個人的に関心があり、授業で実施したいと考えていますが、学校として許可がおりるかわかりません。
A.そのような場合も、遠慮なさらずご相談ください。 状況など教えていただければ、どのようにしたら実施できるか、一緒に考えさせていただきます。 これまでもいろいろな学校の状況がありましたが、担当の先生と二人三脚で乗り越えてきたノウハウがありますので、お力になれると思います。ぜひ一緒に乗り越えていきましょう。
Q.授業は誰が行うのですか?
A.普段の授業は先生にファシリテーターとなって、進行いただきます。
Q.「クエストカップ全国大会」には、どのようにすれば参加できるのでしょうか?
A.クエストカップ全国大会は、クエストエデュケーションを導入している学校がエントリーの対象になります。対象のプログラムに取り組んだ生徒たちは誰でも、大会にエントリーすることが可能です。追加の費用はかかりません。エントリーの締め切りはプログラムによって異なり、例年12月末~1月末を予定しておりますので、その時期までに授業を実施していれば翌年2月のクエストカップにエントリーすることが可能です。詳しくは担当者までお問い合わせください。
Q.教材だけを購入して、授業を実施することはできますか?
A.はい、教材だけを購入して、授業を実施することも可能です。教材のみで実施できるプログラムとそうでないプログラムがありますので、一度お問い合わせいただけますと幸いです。導入の目的、時間数、予算にあわせて、最適なプログラムをご提案します。
Q.地方でも、実施することはできますか?
A.はい、地方で実施することは可能です。九州・沖縄・北海道でも導入の実績があります。メール、電話、オンライン電話会議でのご相談も可能です。

イベント情報

ソーシャルチェンジのお役立ち資料

ソーシャルチェンジ詳細資料

プログラム概要からサポート内容まですべてを網羅した資料をご用意しています。

総合パンフレット

クエストエデュケーションの全体像まとめたパンフレットをご用意しています。

他のクエストエデュケーションプログラム