インターン

インターンとは

全10コマを通じて、企業が社会に生み出す価値を体験的、主体的に探求することを通して「働くということ」について考えるキャリア教育プログラムです。
プログラムの前半では教室にいながら実在する企業にインターンし、アンケート調査やフィールドワークを通して、企業の商品やサービス、顧客の声に触れ、その企業が社会にどのように役に立っているのかを探求します。後半では、その企業が生み出している価値をSDGsの枠組みを元に考えるとともに、様々な企業で働く企業人の「仕事に対する想い」や「働くことの現実」についての話しを聞く中で、「自分にとって働くとは何か?」という問いに向き合います。

導入のねらい

生徒

  • 従来の職場体験では生徒の活動が体験先の補助的な業務に限られてしまうことも少なくありません。しかし、このプログラムでは、アンケート調査やプレゼンテーションなど実際の働く活動を通して、キャリアについて考えます。

教職員・学校

  • 生徒は教室にいながら、働く体験を通してキャリアについて考えます。事業所の開拓や調整などの負荷をなくすことができます。
  • 先生向けには指導ガイドと授業用スライドを提供しています。どの先生も簡単に授業を始めることができ、準備時間が省けます。

特徴

教室にいながら「働くこと」について学ぶ

働くことをただ知識として学ぶのではなく、「自分と社会との関係をデザインできるようになること」をキャリア教育において大切と考え、そのきっかけをつかんでいくように設計されています。

教室を飛び出す学びの機会

生徒自らがアンケート、フィールドワークなどを行うことで、机上の学習にとらわれず、現実社会と向き合う機会を得ます。

企業活動とSDGsとの関係性を探る

自分がインターンとなった企業の活動をSDGsの枠組みをもとに考えていきます。身近な課題解決や価値の創造とSDGsがつながっていることをリアルに発見することで、単にSDGsを知識として習得する以上の学びが起こります。

インターン先企業

プログラムの概要

基本となるのは、全10コマ(50分/コマ×10回)です。これをもとに、学校ごとにアレンジした授業を提供します。
フィールドワーク、PCを使ったスライド作成、動画教材の視聴などが授業に組み込まれています。

教材

インターンの教材は、インターン先の社員が出演する動画教材や授業進行用スライドを中心にして、初めてのクラスでもスムーズに導入できるものを揃えています。

教材動画

インターン先の社員が登場し、企業の紹介を行います。動画を見ることで、いつもと違う教室の雰囲気が生まれ、生徒のモチベーションを高めます。

ワークシート

インターン生として活動するためのアンケートや企業資料をご用意しています。また、SDGsの概要を把握できるワークシートもご用意しています。

ワークブック

探究を深めていくための台本の役割を担うテキストです。

授業進行用スライド

ワークブックに準拠したスライドを使用して授業を進行いただけます。

先生用指導ガイド

ワークブックに準拠したスライドを使用して授業を進行いただけます。

サポート

インターンは、オプションで「サポートつき」を選択することができます。「サポートつき」を申し込んだ場合のみ、学校コーディネーターのサポートおよび導入研修があります。

学びに伴走する学校コーディネーター

各校には担当コーディネーターが1名付き、学校や先生の状況に合わせて、カリキュラムのアレンジやプログラムの提案を行います。何か不安なことがあれば、いつでも相談できる体制を整えています。

  • プログラムの導入
  • カリキュラムのカスタマイズ
  • 先生と同じ目線に立つ授業支援

※サポートありの場合

初めてでも安心 導入研修

授業開始前に、具体的な段取りや進め方の説明と実際に生徒たちが行うワークを体験する時間を設けます。先生たちが「これなら出来る」と思えるように不安や疑問を解消します。

※サポートありの場合

企業人を交えたオンライン発表会

まとめ上げたプレゼンテーションをサポーター(企業人や学生など)に対して発表し、講評をもらう機会です。同じプログラムに取り組んだ生徒同士、サポーターとの間で「働くこと」に関する対話の時間も設けます。

導入までの流れ

料金

生徒人数やサポート方法によって変動するため、学校ごとに個別にお見積りいたします。

事例

よくある質問

Q.少ない授業回数でも、授業を行うことはできますか?プログラムに記載の回数を確保することが難しそうです。
A.はい、少ない回数でも授業を行うことが可能です。授業で目指したいことや学校の状況をうかがいながら、取り扱う内容ややり方を考えて実施できるようにカリキュラムをカスタマイズし、ご提案させていただきます。
Q.生徒が何名いれば、授業を行うことができるでしょうか?
A.プログラムにもよりますが、グループワークがあるため生徒が20人程度いると望ましいです。 しかしながら、それより少ない人数で実施されている学校もございます。 選ぶプログラムや学校の状況によって、ご提案できることもあるかと思いますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
Q.授業ではなく、部活動として取り組むことはできますか?
A.はい、部活動で取り組んでいただくことも可能です。実際、部活動や有志での活動として、取り組んでいただいた学校もございますし、選択授業や夏休みなどの補習の時間、有志による取り組みの事例もございます。その場合もカリキュラムの作成や研修など、学校コーディネーターのサポートを受けることが可能です。
Q.小学生、大学生を対象とした授業でも、実施することはできますか?
A.はい、小学生や大学生を対象とした授業でも、実施することが可能です。主に中学1年生~高校3年生を対象としてプログラムが作られていますが、対象にあわせてアレンジしてご利用いただけます。 内容についてはご相談のうえ、適宜ご提案させていただきます。
Q.ネット環境がないのですが、導入は可能ですか?
A.はい、問題ありません。特に社会課題探究コース「ソーシャルチェンジ」はオフラインで探究型の学びが実現できることを大切にしています。 社会課題探究コース「ソーシャルチェンジ・イングリッシュ」、体験版プログラム「ソーシャルチェンジ・ファースト!」、「ソーシャルチェンジ・イングリッシュ1st」以外のプログラムは動画教材が用意されていますので、該当STEPには、動画を流せる環境のご用意をお願いします。詳しくは担当者までお問い合わせください。
Q.クエストカップ全国大会以外にも、生徒たちが学びを発表する機会はありますか?
A.はい、ございます。学校を越えて生徒同士が交流し合い、企画を生み出すワークショップや、互いにプレゼンテーションを行い磨き合う場を設けています。詳細はお問い合わせください。
Q.個人的に関心があり、授業で実施したいと考えていますが、学校として許可がおりるかわかりません。
A.そのような場合も、遠慮なさらずご相談ください。 状況など教えていただければ、どのようにしたら実施できるか、一緒に考えさせていただきます。 これまでもいろいろな学校の状況がありましたが、担当の先生と二人三脚で乗り越えてきたノウハウがありますので、お力になれると思います。ぜひ一緒に乗り越えていきましょう。
Q.授業は誰が行うのですか?
A.普段の授業は先生にファシリテーターとなって、進行いただきます。
Q.企業との交流の機会はありますか?
A.オンラインでのインターン発表会を行っています。発表会では全国で「インターン」に取り組んだ生徒と企業人が集まり「働く」についてともに考えます。
Q.教材だけを購入して、授業を実施することはできますか?
A.はい、教材だけを購入して、授業を実施することも可能です。教材のみで実施できるプログラムとそうでないプログラムがありますので、一度お問い合わせいただけますと幸いです。導入の目的、時間数、予算にあわせて、最適なプログラムをご提案します。
Q.地方でも、実施することはできますか?
A.はい、地方で実施することは可能です。九州・沖縄・北海道でも導入の実績があります。メール、電話、オンライン電話会議でのご相談も可能です。

イベント情報

インターンのお役立ち資料

インターン詳細資料

プログラム概要からサポート内容まですべてを網羅した資料をご用意しています。

インターン説明動画

教育と探求社のメンバーが、プログラム解説と実践事例、生徒の声のご紹介します。

総合パンフレット

クエストエデュケーションの全体像まとめたパンフレットをご用意しています。

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