株の力

開発パートナー「三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社」

課題早期の段階から株式の仕組みと機能・役割について、正しい理解を持ってもらいたい。
解決中高生が、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のインターンとなり、株式が持つ本質的な力について理解し、それを新聞広告で表現するオリジナルの学習プログラムを開発しました。
同社社員の学校への派遣授業のコーディネートに加えて、5つのステップで構成されたワークブック、生徒が新聞広告を制作するための広告素材キットの開発を行いました。
また、各学校の優秀チームを三菱UFJモルガン・スタンレー証券本社に招き、役員の方々に対してプレゼンテーションを行う発表会を実施します。

「株」の仕組みを体験的に学ぶことで、経済や社会についての理解を深めます。

中高生にはあまりなじみのない株式について、教室にいながら体験的に学ぶプログラムです。生徒は三菱UFJモルガン・スタンレー証券のインターンとして、先輩に当たる同社社員から株式の仕組みや機能についてアクティビティに取り組みながら学んでいきます。

新聞広告という形でアウトプット。

「株」と「新聞」を教材とし、世の中を大きく動かす「株の力」とはどのようなものなのか、チームでコンセプトをまとめ、新聞広告というスタイルでアウトプットします。また、各学校の優秀チームを三菱UFJモルガン・スタンレー証券本社に招き、役員の方々に対してプレゼンテーションを行う発表会を実施します。

自分らしく生きる力を養います。

「株」の最前線で働く”先輩”社員と関わり合いながら生徒は株式について体験的、主体的に学び、証券市場・証券会社の機能・役割について理解を深めると同時に、不確実な時代に必要とされる課題発見・解決能力、コミュニケーション能力を養います。2014年度から提供開始し、学校には無償にて提供しています。

受賞歴等

文部科学省主催「青少年の体験活動推進企業表彰」「審査委員会奨励賞」受賞(2016)
経済産業省「キャリア教育アワード」大企業の部 奨励賞 受賞(2018)

プログラム概要

株の力とは 「株」の仕組みを体験的に学ぶことで、経済や社会についての理解を深めるプログラムです。 

プログラム対象校関東・関西圏の中学校・高等学校 (累計約44校・6,500名)
実施コマ数全5回(各50分)+ 本社プレゼンテーション
授業構成STEP1 プログラムの目的とミッションを知る
STEP2 株の基礎を学ぶ
STEP3 広告の基礎を学び、コンセプトをつくる
STEP4 新聞広告を制作する
STEP5 制作した広告について発表する

三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 
広報部 主任 倉持 晴苗さん

「プログラムは、弊社広報部を中心に社員の意見も取り入れ、教育プログラムの開発をする株式会社教育と探求社と共同で開発。実証授業では先生の意見も仰ぎました。5〜6回と少し長めの時間ではありますが、一方的な講義ではなく、すべてアクティブ・ラーニング形式となっています。 小学生向けのプログラムでは、オリジナルカードを使った対話やグループディスカッションなどによって体験的に学びます。中高生向けのプログラム『株の力』では、簡単な起業体験や、チップを用いての投資体験ができ、株式の仕組みや機能について学んだことを新聞広告の形で表現するなど、児童・生徒たちが実際に手を動かしながら考えること、発言することを促す工夫がされています。」

先生の声

インターンシップという形で実体験することで、これまで自分たちの生活とはあまりなじみのないもにかんじていたであろう株に対する認識が、身近なものとして変化したのではないかと思う。

先生の声

「株の力」を学びながら、経済や社会についての興味関心を深めており、社会人として働くことについても思いを巡らしている生徒もいたことが良かった。

生徒の声

今までは、株はただ単に価格が上がりそうな企業の株を買い、高くなったら売るためのお金を得る道具でしかないと思っていた。しかしこのプログラムに参加して、起業家の熱意を想像したり、株は「起業家を支援するためにある」と見方を変えることで、株の新たな利点や存在意義を発見できた。

生徒の声

事業を始めるときに必要なお金は企業がすべてまかなっているものだと思っていたが、株によってもまかなっていることがわかった。身近な会社にも株があって驚いた。

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