2005年からこれまでに30社以上の企業が参画、22万人の中高生が体験した、
現実社会を題材に”生きる力”を育む教育プログラム「クエストエデュケーション」。
学校教育に関わり次世代育成に貢献したい、対話により学び合う組織をつくりたい、
本質を探求することで企業理念を磨いたり、事業の可能性を広げたい。
そんな企業のための教育CSRプログラムです。
全国規模の教育貢献
年間約4万5000人の生徒たちが取り組む、全国規模のプログラム。教育を通じ持続可能な社会づくりに貢献します。
効果的な次世代ブランディング
自社の理念や事業が学びのテーマ。年間を通じた活動により、次世代との深いエンゲージメントを醸成します。
社員エンゲージメントの向上
テーマ企業となることで、社員の自社理解が深まります。また企業同士の交流による、業種間対話も進みます。
クエストエデュケーションとは、全国37都道府県320校約6万2,000人(2023年3月31日時点)が学校の授業内で取り組む、全国最大規模の探究学習プログラムです。
企業探究コース「コーポレートアクセス」では、生徒たちは教室にいながら企業のインターンシップを体験します。企業理念をもとにした課題(ミッション)に取り組み、チームで企画を提案します。
毎年2月に行われる最終発表の場「クエストカップ全国大会」では、事前審査を通過したチームが全国から集まり、企業人や有識者の前で、これまでの探求の成果を発表します。
企業の関わり方
理念と事業を伝える (3月~4月)
生徒たちの探求テーマとなる、企業のミッションを作成します。
企業は自社理念や事業内容などのリソースを提供。
次世代にも伝わりやすい形に「教材」化します。
次世代と対話する (4月~12月)
全国の学校で授業が始まります。
企業はリアル・オンラインで生徒の探究を支援します。
生徒や企業間の交流会も定期的に行います。
企画を受け止める (1月~2月)
企業探究の成果を、生徒が各校で発表します。
全国大会やポスターセッションも実施。
企業は企画承認と講評を通じて、生徒との交流を深めます。
※順不同。肩書はインタビュー当時のものです。
大和ハウス工業株式会社
サステナビリティ企画部長
近久 啓太氏
大和ハウスは「事業を通じて人を育てること」を、企業理念のひとつにおいています。
クエストでは生徒が自ら動機を持ち、それぞれの個性とチーム力を発揮しながら企画立案を進めますが、これは組織経営においても大切な要素。ここに企業が協力できることは素晴らしいですね。
社員も自社のことを深く理解するきっかけとなり、学び合いの効果が出ています。
複雑な社会課題に向き合い、コミュニティを活性化していける人財を育て、社会を創っていく、その循環を考えていきたい。クエストはそのひとつの役割を担っていると思います。
パナソニック株式会社
コーポレート戦略本部
経営企画部
藤巻 淳氏
パナソニックは本社の経営企画部を中心にクエストに参画しています。
社会や自分に起きていることをインプットしながら、中長期的な視野を持ってアウトプットを出していく。クエストの手法は経営企画のそれに近いと思います。
また人材育成の視点でも、社員が生徒から新たな気付きや刺激を受ける等、良い効果が出ていると感じています。
論理的な手法だけではVUCAの時代は乗り切れません。短期的な成果・右肩上がりの成長にはいつか限界が来る。
直感や感情をこれからの成長に繋げていく、そんな可能性をクエストに関わることで見出していきたいですね。
協賛企業のホームページでクエストエデュケーションの取り組みをご紹介いただいております。
(2022年7月時点)
大和ハウス・富士通・パナソニック・大正製薬・吉野家・アデコグループ・朝日新聞社・メニコン・三菱地所・オムロン・スカパーJSAT・テーブルマーク・森永製菓・日本コカコーラ・カルビー・ドコモ・コナミ・ソフトバンク・TOKYOFM・日本経済新聞社・テレビ東京・野村證券・クレディセゾン・良品計画・全日空・積水化学・H.I.S・日立製作所・日産自動車・博報堂・フォレストアドベンチャー・イオンリテール・オカムラ・パナソニック エナジー・ヤフー(順不同・会社名は協賛当時)
採択歴
経済産業省「起業家教育促進事業」採択(2005)
経済産業省「キャリア教育アワード」優秀賞 受賞(2012)
グッドデザイン賞受賞(2017)
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