「新しい生活様式」の中で探究学習をどのように進めるか。クエストエデュケーション導入校の先生が集まり共に考える「オンライン交流会」を開催しました。

5月28日(木)、これまでと生活様式が変わっていく中で、探究学習をどのように進めていけばよいか、探究学習プログラム「クエストエデュケーション」を導入している学校の先生が集まって意見や情報交換を行い、これからの学校現場を共に考える「オンライン交流会」を開催しました。

「新しい生活様式」の中で探究学習をどのように進めるか。クエストエデュケーション導入校の先生が集まり共に考える「オンライン交流会」を開催しました。

交流会が開催された5月末頃、新型コロナウィルス感染症流行による緊急事態宣言が解除され、学年やクラスを分割する方式や時間割を短縮した形で学校が再開しはじめました。一ヶ月経とうとしている現在でも授業のコマ数が減少したり、グループワークや課外活動が制限された状況で、どのように探究学習を進めていったらよいのか、多くの先生が試行錯誤していらっしゃいます。

今回の交流会では、学校を超えて情報を共有し、かつてないこの状況をどう乗り越えるか、そして今だからこそできるこれからの授業について考えるため、全国13都道府県から、32名の学校の先生がオンライン上に集まり、学校の状況共有、事例紹介、グループワークを行いました。

ゼロからのオンライン授業立ち上げの実践

まずはグループにわかれて各学校の状況や取り組みを伝え合い、その後、緊急事態宣言下においてゼロから学校全体でのオンライン授業をたちあげた大阪府常翔学園高等学校の倉田真先先生より、オンライン授業をどのように実現したのか、実際にどのように授業を行っているのか、取り組みをお話いただきました。

「新しい生活様式」の中で探究学習をどのように進めるか。クエストエデュケーション導入校の先生が集まり共に考える「オンライン交流会」を開催しました。

オンラインだからこそ、より意識すべきことや、実際の授業の様子を動画で見せていただくなど、学校の授業や生徒たちとの関わり方について、これまでの試行錯誤に加え、今のリアルな様子を共有していただきました。

探究学習の取り組み支援

また、教育と探求社の佐藤より、現在教育と探求社が提供している、新しい生活様式にも適した探究学習の取り組み支援に関してお話させていただきました。

具体的には探究学習プログラム「クエストエデュケーション」の導入校に対して導入プログラムのオンライン対応と、生徒が自宅でオンライン環境がなくても学べる「個人ワーク版」の無償提供を行っています。
また、「3密を避けるグループワークのアイディア」を広く学校向けに提供を行っています。

▼探究学習支援の取り組みについてはこちら
https://eduq.jp/tankyushien/

▼3密を避けるグループワークのアイディアはこちら
https://eduq.jp/gropworkidea/

ミッションに挑戦!今だからこそできる探究学習の取り組み方を考える

最後に、これからの探究学習をどのようにしていけばよいか、ミッションに挑戦するワークショップ形式で、参加者がチームを組んで考えました。

「新しい生活様式」の中で探究学習をどのように進めるか。クエストエデュケーション導入校の先生が集まり共に考える「オンライン交流会」を開催しました。

あやしげな指令室の仮想背景のバックに、弊社代表取締役 宮地より、いざグループワークのミッション発表!

「新しい生活様式」の中で探究学習をどのように進めるか。クエストエデュケーション導入校の先生が集まり共に考える「オンライン交流会」を開催しました。

オンライン上でブレインストーミングが実施できるJamboardというツールを使って、ブレインストーミングからアイデアをまとめるところまでオンライン上で実施しました。

「新しい生活様式」の中で探究学習をどのように進めるか。クエストエデュケーション導入校の先生が集まり共に考える「オンライン交流会」を開催しました。

最初は戸惑いながらも、オンライン上で付せんを共有する中で、アイディアの発散を行ったり、チームメンバー全員の意見を可視化しながら、意見を収束させていくなど、チームの個性を生かして、ワークに参加してくださいました。
参加いただいた先生のコメントを紹介いたします。
「今の状況で試行錯誤していたので、他校の先生方のお話しを聞くことができ大変参考になりました。
便利なツールも自分が思っている以上にあり、この状況を言い訳にしていてはいけないと痛感しました。新しい試みも受け入れていきたいと思います。」

「明日からの授業の見通しが少し立った気がします。ですが、これで満足せず教員も探究を続けたいです。」

これからも、様々な先進的な実践事例の共有、探究学習プログラムのワーク体験、全国の先生のネットワーク醸成など、それぞれの現場で実践を重ねる先生方のお力になれるような交流会を開催して参ります。今後の授業や探究学習、学校運営についてヒントを得られる場になれば幸いです。

次回開催は7月の予定です。

▼コロナ禍での探求支援の取り組み
※生徒が自宅でオフラインで出来る無料教材なども提供しています。
https://eduq.jp/tankyushien/

▼3密を避けるグループワークのアイディア
https://eduq.jp/gropworkidea/