【開催報告】学校と企業でさいたま市のより良い未来を考える!「2024年度さいたまエンジン第2回企業越境研修」
教育と探求社は8月22日(木)、大宮ソニックシティにて「2024年度さいたまエンジン第2回企業越境研修」を開催しました。当日は、学校関係者と参画企業あわせて約60名が参加し、生徒との関わり方に対する共通認識を育み、相互理解を深めました。
「さいたまエンジン」とは
「さいたまエンジン」は、株式会社教育と探求社が開発した地域探究プログラム「engine」を活用し、さいたま市がウェルビーイング(Well-being)なまちづくりを目指すプロジェクトです。将来を担う中学生と今を生きるさいたま市の企業とが協働し、新たなビジネスモデルを生み出し提案していきます。さいたま市教育委員会(さいたま市浦和区)と協力し運営をしています。
学校と企業、お互いを知ろう!
さいたまエンジン第2回企業越境研修では、学校と企業がチームになることを大切にしました。
最初は、学校と担当企業がお互いに自己紹介を行いました。企業側は企業理念や事業内容を紹介し、学校側は生徒の様子を共有、そしてお互いにさいたまエンジンへの期待を伝え合いました。こうして、これから生徒と関わる大人同士が互いの理解を深めていきました。
普段関わることがないメンバーだからこそ、お互いに新たな発見が多くありました。企業の事業や技術に関する質問や、最近の学校の環境や生徒たちの過ごし方に関する質問などが飛び交い、活発な交流が行われました。
チームスローガンをつくる!
個人として、「さいたまエンジンに期待すること」や「生徒たちに関わるときに大切にしたいこと」を出し合い、チームで共有します。
「地元企業のことをしり、地域社会とのつながりを感じてほしい」「新しい視点を互いに得たい」「自分たちもできるという可能性を大切にしたい」など、多様な想いが湧き上がっていました。
個人で出した想いをもとに、「どんなことを大切にして、生徒と一緒に、どんなさいたま市を創りたいのか」を考えスローガンにしました。
「笑顔とコミュニケーション」を大切にしながら、生徒と一緒に「生徒・大人・地域が成長できるクリエイティブ」なさいたま市を創るぞ!
「可能性の芽」を大切にしながら、生徒と一緒に「あったかい」さいたま市を創るぞ!
などのスローガンができました。これから生徒とともにより良いさいたま市を創るチームとしての一体感が生まれました。
まとめ
今回の研修を通して、参加者からは、「本格的にこのメンバーでエンジンが始まっていくんだなという実感が湧いた」「1人では思いつかない意見や考え方を共有することができた」「学校訪問のビジョンが見えとても楽しみになりました」「現在の学校の様子をふまえて、今後のエンジンをどのように活性化させていくかを相談できた」などの感想が寄せられました。
9月以降順次授業が始まり、企業が学校に訪問します。2024年12月には、生徒たちの代表チームが集まってプレゼンテーションを行い、さいたま市の可能性を考える「さいたまカップ2024」を行う予定です。
イベントに関する詳細のお問い合わせは、教育と探求社(sai@eduq.jp)までお願いいたします。