創立15周年、お世話になった方々にインタビューをさせていただきました(後編)
2019年11月26日(火)、株式会社 教育と探求社は創立15周年を迎えました。これを記念して、当日は創立15周年パーティーを開催し。学校の先生や企業の方々、学生時代にクエストエデュケーションを受講したOBOG方々など、総勢134名の方々にお集まりいただきました。
当日は、これまで教育と探求社と関わってくださった方々に、教育と探求社との出逢いのきっかけや、思い出に残るエピソードなどについてお話をうかがいました。
今回はインタビューをさせていただいた一部を、抜粋してご紹介します。
→15周年記念インタビュー(前編)はこちら。
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5.「卒業した生徒らが社会に出て活躍していると聞かせてもらって、非常によかったなあと感じています」常翔学園中学校・高等学校 校長 北尾元一先生
6.「教育と探求社が本当に僕が今あるきっかけだったので、なんと感謝したらいいかわからないです」e-Education 税所 篤快さん
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5.「卒業した生徒らが社会に出て活躍していると聞かせてもらって、非常によかったなあと感じています」
ー教育と探求社との出逢いを教えてください。
私どもの学校の学校名が変わるときに、昔からある教育理念を構築しようという話になりました。教育理念の中には「職業観」というものがあったんですけれども、それをどういうふうに具現化して学校で職業観を育成するか、授業の中でどう組むのかといったことを考えていました。昔はインターンシップに行って何か体験させるとか、そんなものしかなかったのです。
そんなとき宮地さんがこられてクエストエデュケーションのプログラムを紹介いただきました。これはうちの理念に合致するものだし、高校1年生全員にやらせなきゃいかんということで、そのとき総合的な学習の時間の取り組みとして始めたというのがきっかけでした。2005年あたり、クエストエデュケーションも2年目のころです。
今日もクエストエデュケーションを受けて卒業した生徒らが来ていて、社会に出て活躍していると聞かせてもらいました。非常によかったなあと感じています。ずっと長いお付き合いで、教育と探求社とともに、我々も一緒に成長させてもらっています。
最近では学校のカリキュラムを総合的な学習の時間ではなく、「総合的な探究の時間」とすることが文科省から言われるようになりました。常翔学園が探究学習をずっとやってきている、そして大学の進学状況も良くなったことから、探究というのはどういうことをやっていくのか、結構皆さん見に来られています。他のこともありますが一番のメインはクエストエデュケーションで、一学年600人全員が実施しています。
ー教育と探求社と関わってきて印象的だったエピソードを教えてください。
もともと大阪でやっていた学校は少なかったんです。けれども、是非とにかく企業の人にも学校へも来てもらってということで、学校に来ていただいたりしました。
また「なぜこんなことをしなあかんのか」という声があったときには、教員研修でなぜクエストをするのか、どういうことをやっているのかというのを宮地さんが熱く語ってくれました。意義がわかったという教員がいてとても良かったと思いました。
毎年校内発表会をしたら宮地さんや社員の方々、他の学校の関係者や企業の方々にいつも見に来ていただいて、本当にお世話になっています。うちの学校としても一番メインの活動です。
ー15周年を迎えた教育と探求社に一言お願いします!
15周年本当におめでとうございます。益々これから発展されると思っております。我々も共に若い子たちを育てていきたいと思いますので、一緒に頑張っていきたいと思います。
6.「教育と探求社が本当に僕が今あるきっかけだったので、なんと感謝したらいいかわからないです」
ー教育と探求社との出逢いを教えてください。
僕が高校2年生のときに日経エデュケーションチャレンジに参加して、それで宮地さんと米倉先生に会って、一緒に中国に行ったのがきっかけでした。2005年、2006年あたりのことです。
ー教育と探求社と関わってきて印象的だったエピソードを教えてください。
僕は当時高校生だったんですけれど、今やもう10年以上経って結婚して息子もいます。いよいよちゃんと教育を考えないといけないなと思っていて、その中でこの教育と探求社がやってきたことってすごいど真ん中だったんだなぁと思うと・・・というか、教育と探求社が本当に僕が今あるきっかけだったので、なんと感謝したらいいかわからないです。
宮地さんには人生の要所要所で困った時とかずっと相談に乗ってもらっています。彼に会うと常に、整理整頓されたり、勇気が出てくる。一回バングラディッシュで起業した時がありましたが、なかなか上手くいかなくてしんどかった時、宮地さんにすごいいい言葉をかけてもらいました。なんてことない、「じっくりあせるな」的な言葉だったんですけれど、僕にとってすごい大きな励みになりました。
ー15周年を迎えた教育と探求社に一言お願いします!
これからも一緒に成長していきたいと思います!
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インタビューに答えていただいた皆様、いつも教育と探求社とともに歩んでくださる皆様、誠にありがとうございます。
これからも教育と探求社は、日本に、世界に、すべての人が自分らしく生きるための学びを届けてまいります。