【学生インターン第一期生:藤井秀弥さん 〜インターンで学んだのは”共感”の重要性、”視野を広げる”こと。そして、”主体性が加速”しました。(後編)~】

就職活動を終え、入社前に就職先の掲げる”人間力”についての理解を深めるために、教育と探求社の門をたたいた藤井さん。
そんな
彼の積極的な行動力が、開設されたばかりの大阪営業所での学生インターン第一期生受け入れの実現につながりました(前編はこちら)。

Q.教育と探求社でのインターンを通して、どのような学びや変化がありましたか?

「今回、大阪営業所でのインターンを経験してみて、学んだことは”共感”の重要性です。私は、自身の考えを強固に持つあまり、周りの意見を受け止められない部分がありました。インターンを経験することで、自身の考えを強く伝えるだけではなく、チームメイトなど他者の意見を受け止める大事さや、それが周りとプロジェクトに影響を与えることを学びました。

世界はとても広いのに、自分で世界を狭めていたなという気づきもありました探求社では、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーと交わり、その中で自分の視野の狭さを実感しました。例えば、”学び”にしても、考え方が一人ひとりちがう”人間力”について聞いてみても、”自分はどう考えるの?”と逆に問われたり、”生きているだけで人間力”など、答えは人それぞれ持っていて、それぞれ異なっても良いんだと。

それから、中学時代にクエストで身につけた”主体性”が加速しました。インターン中は、学ばなければ意味がないと、とにかくアクティブに動き、積極的に人と関わるように意識をしていました。その結果、頭の中でで完結せずに、実際に現場に行ってみる、直に会ってみることで分かることがある、ということを身をもって知ることができました。

また私の中学時代には、学校の先生として自分の前に立っていた”宮北先生”が、今は探求社でともにはたらく”宮北さん”として、手探りしながら仕事に取り組んだり、課題を一つずつ地道に解決していく姿にも大きな影響を受けました。そんな姿が、私自身をさらに引き出してくれたと思っています。

探求社は、本当に探究そのものをしている会社です。インターンを通じて、日常の仕事自体が探究であり、メンバーそれぞれが常に探究しているそんな魅力的なメンバーの姿に自分自身も触発され、行動につながり、見えてくることがたくさんありました。」

<元生徒の藤井さんからの思いもよらぬ連絡。そこから、教育と探求社でともにはたらく仲間として過ごすことになった大阪営業所の宮北所長からのコメント>


「教諭時代の生徒が成長した姿で、まさか再び目の前に現れてくれたことは、正直、すごく嬉しかったですね。今回、インターンとして取り組む彼の傍で感じたのは、”分からないことや疑問に思ったことを積極的に質問をして、貪欲に学ぼうとする姿勢、”に私自身が刺激を受けました。

私は、教諭時代に、生徒たちには、”他人任せにするのでなく、自分たちで主体的に学ぶようになって欲しい”という想いがありました。そんな時に、出会ったのが教育と探求社の探究学習プログラム”クエスト”でした。当時は、”探究と”いう言葉がまだ一般的ではなかった時代です。

クエストを学校のカリキュラムに導入したことで、学校が明らかに変わりました。中でも、とても印象的だったのは、クエストプログラム内の探究時間だけではなく、学校生活全般において、先生たちが生徒たちに任せる流れが起き、それによって生徒たちが主体的に取り組む様子が加速していったことです。

藤井くんのように学生時代にクエストを経験し、成長し続けている人たちの姿を想像すると、私も背筋がさらに伸びてもっと成長しないといけないという気持ちになります。春から新社会人生活をスタートさせた藤井くんの今後が楽しみです。」

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