【プレスリリース】宮崎のチェンジメーカーを知り、社会変革の第一歩を体感する サマースクール「ソーシャルチェンジ in MIYAZAKI」初開催報告

宮崎県児湯郡新富町で地域づくりを行なっている一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(代表理事:齋藤潤一/略称:こゆ財団)と、中学・高校・大学向けの教育プログラム開発・提供を行っている株式会社教育と探求社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:宮地勘司)は、2017年8月28日(月)・29日(火)に、宮崎市内で課題発見解決型教育プログラムを活用したサマースクール「ソーシャルチェンジ in MIYAZAKI」を初開催いたしました。

<本件の概要>

開催当日は、県内の高校生~社会人19名が参加し、「困っている人を笑顔にするにはどうしたらよいか」という課題に対し、ターゲット設定とその解決策を学生・大人混合でチームを組み、考えました。企画を考える上で、宮崎で活躍するチェンジメーカー3人をゲストスピーカーとして招き、生きた事例や事業に対する情熱に触れ、自らの企画の種を更にブラッシュアップするだけではなく、参加者それぞれのこれからのキャリアを考える機会にもなりました。

課題解決策のポスターセッションでは、自治体職員や教員、民間企業勤務など20名の社会人がオーディエンスとして参加し、4チームそれぞれのプレゼンを聞き、投票。

ナンバーワンに輝いたのは、「日向時計」チーム。(高校生2名、社会人2名)児童虐待を課題と設定し、性善説を元に虐待する親に対する公民館など地域と連動しながら、心のよりどころとなるアプリを提案しました。

参加者からは「自分に自信がついた」「新しい視点を学んだり、今までの自分の考え方が変わった」と、大変好評のうち終了しました。今後も、こゆ財団と教育と探求社は協力し、本プログラム以外にも宮崎県内にて「生きる力」を育む教育プログラムを展開していく予定です。

図1

<実施概要>

日時:2017年8月28日(月)9時~16時、29日(火)10時~18時

場所:インタークロス(28日)、若草hutte & co-ba Miyazaki(29日)

参加者:10代~40代 19名(属性:県内の高校生、大学生、教員、民間企業勤務など)

チェンジメーカー登壇者:廣澤直也氏(株式会社sunao natura 代表取締役)、富井真紀氏(一般社団法人日本プレミアム能力開発協会 理事)、岡本啓二(一般財団法人こゆ地域づくり推進機構 執行理事)

<「ソーシャルチェンジ」について>

「ソーシャルチェンジ」とは、参加者自らが社会課題を見つけて、その解決に取り組むプログラムです。困っている人の問題を自分事として捉え、チームで企画を考えて、プレゼンテーションをする。この一連の取り組みを通じていかに人の心を動かし、どう社会を変えるかを体験します。

今までの学びは、問いに対して解が一つ、というものでした。しかし、これからの時代は、解は一つではありません。10年以内には今ある職業が半分以上なくなると言われている中で、個人が主体性を持って己の解を持ち、他者と共創する「生きる力」が必要とされています。2020年の大学入試改革においても、「知識・技能」を詰め込み・暗記するのではなく、時代の流れに沿うように、「思考力・判断力・表現力」を中心に評価する方向へとシフトしています。 「ソーシャルチェンジ」は、そうした時代の要求に応えるプログラムです。子どもたちが社会の課題を見つけ、その解決に取り組むことによって、自らの手で学びを獲得していきます。

<本件に関するお問い合わせ先・取材申込先>

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(略称:こゆ財団)

宮崎県児湯郡新富町富田2-20 アグリテックラボ

TEL 0983-32-1082(担当:高橋)

株式会社 教育と探求社(渉外担当:古川)東京都千代田区四番町4-9 東越伯鷹ビル 6F

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