【開催報告】横須賀市の高校生と地元企業8社がコラボし、地域イノベーションプランを社会発信する「よこすかイノベーターズサミット」を初開催、グランプリ・準グランプリが決定
2025年1月25日(土)、関東学院大学金沢八景キャンパスにて、湘南学院高等学校・三浦学苑高等学校より選出された代表9チームが出場し、三浦学苑高等学校のキャリエ・レゾ(横須賀市米が浜通)を担当したチームがグランプリ、同じく三浦学苑高等学校でかながわ信用金庫(横須賀市大滝町)を担当したチームが準グランプリを獲得。
合同会社よこすかラボ(本社:神奈川県横須賀市、代表社員:三田 希美子、以下「よこすかラボ」)と株式会社教育と探求社(本社:東京都千代田区、代表取締役:宮地 勘司、以下「教育と探求社」)は、地域の可能性を発見しイノベーションを生み出す探求プロジェクト「よこすかengine」を運営しています。
【よこすかイノベーターズサミット2025について】
2024年度「よこすかengine」に取り組む湘南学院高等学校・三浦学苑高等学校約60チームより、8社の代表チーム9チームが選出され、2025年1月25日(土)、「よこすかイノベーターズサミット2025」(以下、本大会)にて、横須賀市をよりおもしろくするためのイノベーションプランを、社会に向けて発信しました。
<グランプリ受賞>
三浦学苑高等学校(キャリエ・レゾ)「CR」チーム
<準グランプリ受賞>
三浦学苑高等学校(かながわ信用金庫)「YOKOSIN」チーム
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当日は横須賀市教育委員会事務局学校教育部長の坂下 裕一氏や横須賀商工会議所理事事務局長兼総務渉外課長の工藤 幸久氏、関東学院大学 法学部教授の木村 乃氏らが審査委員を務めました。
また、衆議院議員で自民党神奈川県連盟会長の小泉進次郎氏にキーノートスピーチをしていただき、「横須賀に行かなければ出会えないことは何かを考え、横須賀をさらに盛り上げていけるように行動していきたい。それは、自分がもつ横須賀への愛が原点である」と語られていました。最後には「自分の力を発揮できる原点は何か、自分の中にある答えを見つけてほしい」と力強いメッセージをいただきました。
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その後、全9チームが堂々たる発表を行い、審査委員から講評をいただきました。
グランプリを獲得した「CR」チームは、キャリエ・レゾの自動運転に関するモビリティソリューションを活用し、最寄駅からグランピングなどの自然体験ができる場所までの新たな移動手段を提供することで、横須賀の魅力である自然に触れる機会を増やすことにつなげるという提案でした。
審査委員からは「横須賀の課題である交通便の悪さも含め、リソースの着眼点が素晴らしい。また、自分たちの経験から自然という横須賀の魅力に目をつけており、思いが伝わった」と評価されました。
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準グランプリの「YOKOSHIN」チームはかながわ信用金庫のフードドライブ活動を活用し、横須賀コミュニティセンターで、フードドライブでは回収できない食材を使った料理で交流の場を設けることで、地域のつながりの向上やフードロス削減につなげるという提案でした。
「金融機関のイメージに縛られずに多角的に調べていた。フードドライブについてもよく調べ、自分たちが当事者として関わりながら行う、地域貢献度が高い具体的な企画である」という点が評価されました。
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<参加した生徒の声>
「大きな会場で緊張したけれど、普段の授業では味わうことができない経験ができました」
「他のチームの発表を聞いて、自分たちにはない発想がたくさんあっておもしろかった」
「企画を考えることは難しいけれど、チームで最後まで話し合って発表をすることができてよかった」
<参画企業の声>
「一生懸命に準備をしてきたのがとても伝わった。それぞれの発表に、生徒の思いが込められていて感動した」
「想像以上のプレゼンだった。生徒の発想や組み合わせが柔軟で、私たちに足りないものを感じさせてもらえた。素晴らしいものを聴かせてもらえた」
「夏頃に出会った生徒が堂々と発表する姿を見ることができて嬉しかった。私たち自身も自社や横須賀のことについてとても考えさせられる非常に良い機会だった」
【よこすかengineとは】
横須賀市の持つ可能性を探求し、地域の未来を創造するプロジェクトとして2024年度にスタート。横須賀市の人口流出問題や地域経済の停滞などの課題に対し、地域の中高生と企業が連携し、会社という垣根を超えて同じ目的を持つ人々がつながる、横須賀市をよりおもしろくするためのプロジェクトです。
<2024年度参加校>
湘南学院高等学校/三浦学苑高等学校(五十音順)
<2024年度参加企業>
イオンリテール(イオンスタイル横須賀・イオン久里浜店)/いちご/かながわ信用金庫/キャリエ・レゾ/京急電鉄/建新/シテコベ/ステップ(敬称略・五十音順)
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社教育と探求社
寺崎(tel:070-1251-3914 mail:yo@eduq.jp)
【株式会社教育と探求社】
全国41都道府県 約490校 約104,000名の生徒に探究学習プログラム「クエストエデュケーション」を提供。探究的な学びのトップランナーとして多くの学校・企業から信頼を得ている。