【開催報告】奈良県の中高生と地域の企業が協力して未来を描く「大和みらいエンジン」事前研修会を開催
2024年8月28日、奈良女子高等学校にて、奈良県の中高生と地域の企業が協力して未来を描く「大和みらいエンジン」の事前研修会を開催しました。
大和みらいエンジンとは?
「大和みらいエンジン」とは、奈良の中高生と企業が協力して、地域の未来を共に創るためのプログラムです。
本プログラムでは、中高生が地域に実在する企業とともに、地域をより良くするためのイノベーションプランを考えます。生徒たちは普段生活している「まち」と再び出会い、地域に潜んでいる可能性やリソースを発見します。さらに、地域の課題解決へのアプローチだけではなく、プログラムを通して視点や視座を変え、地域の持つ可能性の発見につなげていきます。
本プログラムは、教育と探求社が提供する地域探究コース「engine(エンジン)」を活用し、これまでに静岡県、鹿児島県、さいたま市、横須賀市で実施されており、今年度からは関西で初めて、奈良県において「大和みらいエンジン」として展開されます。
大和みらいエンジン事前研修会のようす
大和みらいエンジンの事前研修会では、高校の先生方、奈良県の企業の方々が集まり、さいたま市で行われている「さいたまエンジン」の例を共有しながら今後のプログラムの進め方について確認しました。
また、生徒たちが実際に行う予定のワークを体験。
奈良の情報を集めたり、奈良県の2つの企業、吉野本葛などを製造販売する「井上天極堂」、手延べそうめんなどを製造販売する「三輪山本」のリソースと、奈良のリソースとを組み合わせた企画作りを行いました。
大和みらいエンジンのスローガン
最後に、生徒たちに届けたいこと、大切にしていきたいことを参加者で考え、大和みらいエンジンのスローガンを作成しました。
「楽しむ!!」を大切にしながら、生徒と一緒に「わいわい」な奈良県を創るぞ!
「全員の声」を大切にしながら、生徒と一緒に「クセ強」な奈良県を創るぞ!
という2つのスローガンができあがり、生徒たちとともに奈良の未来を創っていく1つのチームとしてつながりを強くしました。これからのプログラム開始に向けて、とても有意義なキックオフになりました。
さいごに
大和みらいエンジンは、2024年9月から奈良女子高等学校で始まる予定です。
奈良県の中高生、先生方、企業のみなさまとともに、地域の持つ可能性を発見し、地域の未来をさらに豊かに描けていけたらと思います。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
授業の見学希望など、ご興味ある方はご連絡お待ちしております。
(問い合せ先:osaka@eduq.jp)
掲載情報
大和みらいエンジン参画企業「井上天極堂」様のサイトにも当日の内容を掲載いただきました。
「井上天極堂」様のレポートはこちら
「大和みらいエンジン」事前研修会のようすは、奈良テレビ放送の情報番組「ゆうドキッ!」にも取り上げられています。こちらもぜひご覧ください。