商品開発を通して高校生の起業家精神を育む!教育と探求社と豊田市が協働し「アントレプレナーシップ教育実証事業」を実施

“自分らしく、生きる。” 力を育む中高生向け探究学習プログラムや教員向け研修を開発・提供する、株式会社 教育と探求社(本社:東京都千代田区、代表取締役:宮地 勘司、以下「教育と探求社」)は、愛知県豊田市から委託を受け、市内の高校生を対象に「アントレプレナーシップ教育実証事業」を実施しました。

本事業は、体験型ワークショップや起業家との交流などを通じて地域にあるビジネスの種を発見し「心から欲しい」新商品を開発する取り組みで、高校生のアントレプレナーシップ(※1)の醸成を目指します。

※1 アントレプレナーシップとは、失敗を恐れずに試行錯誤を繰り返しながら新たな価値を創造する起業家精神のことで、発想力や創造力、失敗から学ぶ力やレジリエンスなどは起業する人だけではなく、VUCAの時代を生きる全ての人にとって重要なマインドであると近年注目を集めています。

前半は、学校への出張授業、後半は有志生徒による連続講座「SMALL START」の2部構成となっています。

■アントレプレナーシップ教育体験出前授業(出前授業タイプ)について

市内の高校2校にて、「学校を題材としたビジネスアイデアを考えるワークショップ」を計3回実施。3学年約950名の生徒が受講しました。

<愛知県立豊田南高等学校>(若林東町中外根1−1)
2024年11月11日(月)午後3時25分~4時15分(対象:2年生 約360名)
2024年11月18日(月)午後3時40分~4時30分(対象:1年生 約360名)

<愛知県立豊田工科高等学校>(竹元町南細畔3)
2024年11月14日(木)午後2時40分~3時30分(対象:1年生 239名)

商品開発を通して高校生の起業家精神を育む!教育と探求社と豊田市が協働し「アントレプレナーシップ教育実証事業」を実施
商品開発を通して高校生の起業家精神を育む!教育と探求社と豊田市が協働し「アントレプレナーシップ教育実証事業」を実施

11月11日に行われた豊田南高等学校での授業については、豊田市政番組「とよたNOW」で放映されました。

▶アントレプレナーシップ教育体験出前授業の紹介動画(とよたNOW):https://stream.himawari.co.jp/chroot/vod/toyotanow/news_241113_2.mp4

■アントレプレナーシップ教育プログラム講座「SMALL START」(公募タイプ)について

市内在住・在学の高校生を対象に募集を行い、8校から計25名の生徒が参加しました。探究学習プログラム「SMALL START(スモールスタート)」(※2)を活用し、低コストでユーザーの声を聞きながら短期間に商品開発するリーンスタートアップの考え方をベースに、商品開発に取り組みました。

※2  SMALL START(スモールスタート)は、教育と探求社が開発した探究学習プログラムの起業家コースで、生徒自らが日常生活の気づきの中からビジネスの種を発見し、最先端の起業メソッドを用いて、生徒同士で協力しながら起業につながる新商品開発に取り組むアントレプレナーシップ教育プログラムです。

▶アントレプレナーシップ教育プログラム「スモールスタート」紹介ページ(教育と探求社公式サイト):https://quest.eduq.jp/smallstart/

  

商品開発を通して高校生の起業家精神を育む!教育と探求社と豊田市が協働し「アントレプレナーシップ教育実証事業」を実施

  

商品開発を通して高校生の起業家精神を育む!教育と探求社と豊田市が協働し「アントレプレナーシップ教育実証事業」を実施

<プログラム内容>

商品開発を通して高校生の起業家精神を育む!教育と探求社と豊田市が協働し「アントレプレナーシップ教育実証事業」を実施

DAY4に行われた新商品の最終ピッチには、豊田市ゆかりの起業家、鬼木 利恵さんと坂田 聖一郎さんがサポーターとして参加され、生徒が考案した新商品のアイデアに温かいコメントや激励のエールを送っていただきました。

<起業家サポーター>

商品開発を通して高校生の起業家精神を育む!教育と探求社と豊田市が協働し「アントレプレナーシップ教育実証事業」を実施

  

鬼木 利恵(おにき りえ)
株式会社eight 代表取締役
株式会社リクルート(東京・名古屋)にて人材採用に関する営業、営業チーフ、人事採用を経験。2011年独立。娘3人を育てながら、夫の転勤や転職とともに働き方を変え、働くことが楽しみな社会をつくりたいと奔走中。

メッセージ:「愛と勇気を胸に、楽しんでください!」

  

商品開発を通して高校生の起業家精神を育む!教育と探求社と豊田市が協働し「アントレプレナーシップ教育実証事業」を実施

  

坂田 聖一郎(さかた せいいちろう)
株式会社 ドラゴン教育革命 代表取締役
愛知教育大学を卒業し、NSC吉本総合芸能学院にてお笑いコンビ活動に取り組むものの解散し、大学院にて勉学に励む。その後定時制高校の講師、豊田市の公立小中学校教諭として12年間勤務。現在は、2社の社長として教員向けコーチングや起業コンサルタントを行っている。

メッセージ:「起業は最高に楽しくって、最高に厳しい世界。だからこそ仲間が本当に大切!」

  

商品開発を通して高校生の起業家精神を育む!教育と探求社と豊田市が協働し「アントレプレナーシップ教育実証事業」を実施

  

商品開発を通して高校生の起業家精神を育む!教育と探求社と豊田市が協働し「アントレプレナーシップ教育実証事業」を実施

  

商品開発を通して高校生の起業家精神を育む!教育と探求社と豊田市が協働し「アントレプレナーシップ教育実証事業」を実施

  

<受講生徒に行ったアンケートの結果(有効回答数20名)>

①考え方や行動の変容

本講座を受ける前と受けた後で、自分の考え方や行動に変化(成長)があったと思いますか?

商品開発を通して高校生の起業家精神を育む!教育と探求社と豊田市が協働し「アントレプレナーシップ教育実証事業」を実施

活動を始める前後に受講者それぞれが今の気持ちを話すことや、活動後に今日の振り返りをジャーナリング的に書き留めるワークを取り入れ、内省を促す仕掛けを講座に取り入れたことが、受講生徒が自身の変容に気づく一助になったと考えられます。

②アントレプレナーシップの醸成

本講座を受けて、難しいことでも、失敗を恐れずに挑戦してみたいと思いましたか?

商品開発を通して高校生の起業家精神を育む!教育と探求社と豊田市が協働し「アントレプレナーシップ教育実証事業」を実施

「スモールステップ」を取り入れた講座のプログラム内容により、小さな成功体験を持ち続けるとともに達成に近づくプロセスを楽しむ講座の雰囲気が醸成されたことが、本結果の一助になったと考えています。

③講座の満足度

本講座で学んだ「起業家精神(アントレプレナーシップ)」を、友人や同級生に勧めたいと思いますか?

商品開発を通して高校生の起業家精神を育む!教育と探求社と豊田市が協働し「アントレプレナーシップ教育実証事業」を実施

満足度が高かった生徒からは、本講座が起業への知見を深めるだけでなく、自分のキャリア(職業選択)を考えるきっかけとなったという声が多く聞かれました。受講者の参加理由としても、「自分自身のキャリアの可能性を広げたいから」という声が多く、講座を通しキャリア観が醸成されたことが伺えます。

<参加者の声>

※実施後に行ったアンケート調査より抜粋

▼コミュニケーションについて

・普段の学校生活の中ではグループ活動がメインではなく個人での調べ物が多く仲間と意見を言い合うことが多くはありません。仲間と意見を出し合って、時にぶつかってという経験ができてすごくよかったです!ぶつかることでより良い意見が生まれたり新たな問題点などが見つけられるなど発見があっておもしろかったと感じました。

▼ゼロから1を生み出すことについて

・初対面の人と仲良くなった上でチームワークを駆使し、目標である「楽しむ場をつくる」を達成するための企画を思考して完成そしてプレゼンできてよかった、そして楽しかった。

▼起業について

・すごくためになったし、将来、起業家になるのもいいなと思った。
・起業家についての知識を学べたし、何より楽しく出来て良かったです。

12月26日に行われた第1回の講座も「とよたNOW」にて放送され、講座での生徒の様子や生徒の感想インタビューが収められています。

▶ アントレプレナーシップ教育プログラムの紹介動画(とよたNOW):https://stream.himawari.co.jp/chroot/vod/toyotanow/news_241227_2.mp4

■探究学習プログラム 「クエストエデュケーション」概要

2005年から教育と探求社が開発・提供している本プログラムは、6コース15プログラム(副教材2プログラムを含む)で構成され、実在する企業からのミッションや社会の課題、ゼロからの商品開発など、学校の教室にいながら社会とつながるテーマを探求します。

好奇心を刺激する様々な問いと出会い、夢中で考える歓びを体感することで、毎日の授業やいつもの日常を新たな問いに出会える刺激的な場へと変化させます。

▶クエストエデュケーションとは(教育と探求社公式ホームページ):https://eduq.jp/for-school/quest/

【株式会社 教育と探求社】 

所在地 : 〒102-0081 東京都千代田区四番町4-9 東越伯鷹ビル 6F
設立  : 平成16年11月26日
資本金 : 1億6,338万円
事業内容: 「クエストエデュケーション」など探究学習プログラムの企画開発・制作販売、教育支援業
役員  : 代表取締役社長:宮地 勘司
取締役 : 米倉 誠一郎(一橋大学名誉教授)
取締役 : 杉浦 治
取締役 : 土屋 恵子
URL   : https://eduq.jp/

■本件に関するお問い合わせ

株式会社教育と探求社 中部エリア自治体案件担当 内田
Email:chubu_sc@eduq.jp
Tel : 03-6674-1234