「願い」に立ち返ることで学びと実践が動き出す―パーパス・ラボ vol.1 開催レポート

「願い」に立ち返ることで学びと実践が動き出す―パーパス・ラボ vol.1 開催レポート

2026年1月29日(木)、埼玉県のイノベーション拠点・渋沢MIX にて、「パーパス・ラボ 〜願いが人を変え、地域が動き出す3つのワークショップ〜」の第1回を開催しました。

本企画は、学校と企業という異なるセクターが垣根を越えて交わり、 「自分はなぜ、今この仕事をしているのか」 「自分は本当は何を願っているのか」 という”原点”に立ち返る、全3回のワークショップです。

忙しい日常の中で、立ち止まる時間を

日々の業務や授業、プロジェクトに追われる中で、私たちはつい「どう進めるか」「どう成果を出すか」といった手段や社会的な正解に意識が向きがちです。

一方で、自分自身の判断や行動の“軸”を見つめ直す時間は、意外なほど取れていません。

パーパス・ラボは、日常から一歩離れ、自分の内面と向き合うための実践の場として設計しました。

概念のレンズで、「当たり前」を揺らす

第1回のテーマは、「概念のレンズ(カードゲーム)」で自分なりの見方をとらえ、「願い」を動かす。

同じ出来事やリソースでも、どのレンズで見るかによって価値や意味が大きく変わります。

学校の先生と企業の方が同じテーブルにつき、写真やカードを手がかりに対話を重ねながら、それぞれの気づきを言葉にしていきました。

「願い」に立ち返ることで学びと実践が動き出す―パーパス・ラボ vol.1 開催レポート

「同じ写真を見ているのに、 ここまで捉え方が違うことに驚いた」

「自分は無意識に“変化が起きたかどうか”で物事を判断していると気づいた」

「正解を出そうとしていた自分に、はっとした」

立場や専門の異なる他者のまなざしに触れることで、自分にとっての「当たり前」が少しずつ揺さぶられ、自分ひとりでは気づけなかった自分のレンズについての気づきが参加者一人ひとりの中に生まれていきました。

パーパスは、すべての出発点

パーパス(願い)は、 ビジネスにおいてはパーパス経営やイノベーションの源泉であり、 教育においては探究の出発点です。

今回の第1回では、答えを出すことよりも、「自分はどんな見方で世界を見ているのか」 に気づくことを大切にしました。

「企業の方の課題意識をうかがって、 教育でも同じ構造があると感じた」

「先生方の話を聞いて、 自分が成果ばかりを追っていたことに気づいた」

「“その視点はなかった”という瞬間が何度もあった」

「まだ言葉にはなっていないが、 自分が大切にしているものの輪郭が少し見えた気がする」

私たちは、パーパスは一度定めて終わるものではなく、何度も立ち返り、問い直されていくものだととらえています。そして、この場で生まれた問いを大切にしたまま現場に戻ることで、次の実践を動かす力へとつながっていくことを願っています。

次回に向けて

「願い」に立ち返ることで学びと実践が動き出す―パーパス・ラボ vol.1 開催レポート

パーパス・ラボは、全3回を通して、
自分なりの見方を知る → 願いを深掘りする → 未来へのアクションにつなげる
というプロセスで探究を深めていきます。

次回の第2回では、「価値観」を切り口に、自分を突き動かす「願い」の正体を探ります。

第2回からの参加も可能です。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。


<今後のパーパス・ラボ開催概要>

日時:

【第2回:2026年3月5日(木) 17:30〜20:30】

内容:「価値観(カードゲーム)」を通じ、自分を突き動かす「願い」の正体を深掘りします。個人の願いと企業のパーパスを重ねるプロセスや、生徒の興味関心を起点とする学びの核心に触れます。   

【第3回:2026年3月26日(木) 17:30〜20:30】 

内容:ジャーナリングで思考を整理し、発掘した「願い」をコラージュ製作で表現します。目指したい未来を視覚化することで、これからのアクションへとつなげます。

場所:渋沢MIX(https://shibusawa-mix.pref.saitama.lg.jp/
   埼玉県さいたま市大宮区吉敷町4丁目262番18ekismさいたま新都心 5階

対象:
・企業のパーパス浸透やイノベーションに関心のある方
・探究学習を深めたい学校の先生、教育関係者の方々

参加費:無料

申し込みフォーム:https://info.eduq.jp/form/saitama

■お問い合わせ先 

株式会社教育と探求社 
担当:北見 洋平
Email:sai@eduq.jp
TEL:03-6674-1234