【開催報告:第3回コーポレートアクセスミーティング】1年間の活動の中で、出会えた瞬間、感じたことを振り返り共有し合う

2023年度もクエストエデュケーションに関わる全ての中高生たち、学校、企業、そして伴走してきた弊社にとって探究の集大成となる「クエストカップ2024  全国大会」が、2月に3日間にわたり開催されました。
今大会は5部門8プログラムが設けられ、その中で取り組む生徒数が最も多い企業探究部門「コーポレートアクセス」では、2023年度は業界を牽引する13社に参画いただきました。今回、13社の皆さんが集い、1年間のコーポレートアクセスの活動を改めて振り返り、どんな瞬間に出会えたのか、その時にどんなことを感じたり考えたりしたのかを互いに共有することを目的に、第3回コーポレートアクセスミーティングを3月15日(金)に開催しました。

企業の垣根を超えたグループに分かれ、生徒に伴走してきた1年間の活動を振り返り、学校訪問の様子や出会ってきた生徒の表情などを思い出しながら、その瞬間瞬間で感じたことを言葉にしていきました。

・最初はそれほど興味がなさそうだった生徒たちが、先輩社員からの「いいね!」という承認や、「これいけるかも?」と自分たちで思ったりしたときからエンジンに火がついて、自走し始めて驚いた。

・クエストカップ全国大会で自分のチームが選ばれず悔しいはずのチームも、他のチームのいいところを讃えていたり、セカンドステージ出場を心から応援していたりしたことに感動した。

・キラキラしている生徒だけではなく、やる気をどう引き出すかなど、生徒への関わり方に悩んだ。

対話を通して深め合ったあとはグループごとに、オリジナルの表現で3分間の作品にして発表しました。

「教室には、多様な生徒が存在する。そのことを忘れずどんな生徒に対してもきっかけを与えていきたい」「企業の発言の生徒への影響力は大きいので、多様な受け取り方や声かけの仕方が大切だ」

などの感想があり、他グループの作品を受けて、驚きや共感の声があがっていました。

最後は、参加者全員で車座になってのチェックアウト。

この1年間の活動を通じて得た気づきや、純粋に今感じている思いなど、企業や自身の立場を超えてコーポレートアクセスに1年間関わった同じメンバーだからこそ、共感できる言葉がたくさんありました。

第3回コーポレートアクセスミーティングに集まった企業の担当者の方々をはじめ、多くの企業の皆さん、先生方、生徒たちと一緒に創り上げることができた2023年度のコーポレートアクセスであったことを実感しました。

【参加企業のコメント】

・最後に1年間探究に取り組んだ振り返りができ、他企業の方ともたくさんの対話を通じて気づきや学びがあり、とても有意義な時間を過ごすことができました!

・大人が持つ生徒への影響力について、新しい気づきを得られました。

・なんとなく心にあった気づきや学びを言語化し共有し、さらに新しい視点に出会うことができました。自分自身が探求の楽しさを感じることができました。

・生徒のみなさんがどれだけ練習したのか、どれだけ工夫したのか、と思いを馳せるきっかけになりました。また、チームって、仲間っていいなと思う時間でもありました。

・最後のチェックアウトの時間がとても心地よくて、みなさんそれぞれの熱い思いや、ここで得た刺激を社内で生かしていることとか、クエストを起点に熱い大人が生まれていくんだな、と感じました。