【開催報告】さいたま市内の中学生と地元企業13社がコラボし、地域にイノベーションを起こすプランを社会発信する「さいたまカップ2023」にて、植竹中学校がグランプリ、準グランプリを獲得。

2023年12月27日(水)大宮国際中等教育学校にて、市内中学校7校より選出された代表34チームが出場し、植竹中学校のポーライト(さいたま市北区)を担当したチームがグランプリ、同じく植竹中学校で佐伯工務店(さいたま市北区)を担当したチームが準グランプリを獲得。

株式会社教育と探求社(本社:東京都千代田区、代表取締役:宮地 勘司、以下「教育と探求社」)は、地域の可能性を発見しイノベーションを生み出すプロジェクト「engine(エンジン)」を開発し、地域に根ざした取り組みを進めています。

【さいたまカップ2023について】

2023年度「さいたまエンジン」に取り組む市内7校約220チームより、13社の代表チーム34チームが選出され、2023年12月27日(水)大宮国際中等教育学校にて「さいたまカップ2023」にて、さいたま市をより良くするためのイノベーションプランを社会に向け、発信しました。

その中から、植竹中学校のポーライトを担当した「ちょびちょび」チームがグランプリを獲得。同じく植竹中学校から、佐伯工務店を担当した「この班のリソース理想っす!」チームが準グランプリを獲得しました。

当日の司会はアロハ太朗氏が、また、さいたま市教育長の竹居秀子氏や一橋大学名誉教授の米倉誠一郎氏、法政大学キャリアデザイン学部教授の児美川孝一郎氏らが審査委員を務めました。

グランプリを獲得した「ちょびちょび」チームは、ポーライトの粉末焼結技術を活用し、電気がなくても光る素材を金型で花の形にし、それを市内の各所に植えたり、水に刺したりすることで自殺防止や犯罪抑止につなげ、さいたま市を安全かつ華やかなまちにするという提案しました。

審査委員からは「データを用いて課題を訴えたうえで、花の形に金属加工することで人の心のやさしさを引き出し、さいたま市が温かく豊かなまちになるイメージができた。」と評価されました。

準グランプリの「この班のリソース理想っす!」チームは佐伯工務店の木造建築技術を活用し、サステナブルで温かみのあるアトラクションを「市民の森」に建設することで、もっと子どもやファミリー世帯にとって面白味があり、 魅力的な場をつくるという提案でした。

「「市民の森」を子育て世代をターゲットとしたことでさらに多くのファミリー層の流入を目的とした点、木造建築により様々な課題を解消しながら場創りができる。」という点が評価されました。

<参加した生徒の声>                                   「みんなさいたま市をより良くするためには?を考えていることがよく分かった。みんながさいたま市を大好きなんだと取り組みを通じて感じた」

「”つまらない働く”はさらに嫌いになり、”楽しい働く”はさらに好きになりました!」

「さいたま市について知り、何か新しいものをつくりたい、という気迫を感じた。それがあったからこそ、自分ももっと頑張りたいと思った。」

さいたまエンジンとは】                                 「さいたまエンジン」は、株式会社教育と探求社が開発した地域探究プログラム「engine」を活用し、さいたま市がウェルビーイング(Well-being)なまちづくりを目指すプロジェクトです。将来を担う中学生と今を生きるさいたま市の企業とが協働し、新たなビジネスモデルを生み出し提案していきます。

2022年度のプロジェクトモデル実施では、さいたま市内の公立中学校3校(浦和中学校、岸中学校、大宮国際中等教育学校)の生徒が、企業のリソース(事業の特色や強み)とさいたま市のリソース(魅力や可能性)を探究し、さいたま市をより良くするための「イノベーションプラン」を半年間考え、企業にプレゼンテーションを行いました。

2023年度は市内7校の中学生約1,100名と、さいたま市の企業13社とが協働し、さいたま市をWell-beingなまちにするための新たなイノベーションプランを創り上げてきました。

<2023年度参加校>                                      岩槻中学校/植竹中学校/大宮国際中等教育学校/片柳中学校/岸中学校/美園南中学校/与野南中学校(五十音順)

<2023年度参加企業>                                    AGS/サイサン/佐伯工務店/三幸製作所/ジアス/シンミドウ/デサン/東京電力パワーグリッド 埼玉総支社/日さく/ポーライト/毎日興業/マレリ/武蔵コーポレーション(敬称略・五十音順)

<審査委員>(五十音順)

<本件に関するお問い合わせ先>                                主催:株式会社教育と探求社 エリア企画部                          羽生(tel:070-5013-4184 mail:sai@eduq.jp)

<株式会社教育と探求社>                                  全国37都道府県 約420校 約83,000名の生徒に探究学習プログラム「クエストエデュケーション」を提供。探究的な学びのトップランナーとして多くの学校・企業から信頼を得ている。