三菱みらい育成財団の「みらい育成アワード2023」で、クエストエデュケーション「クエスチョン・エックス」がグランプリを受賞しました。

一般財団法人三菱みらい育成財団が主催する「みらい育成アワード2023」で、当社の探究学習プログラム「クエストエデュケーション」の一つである、生徒が自ら問いをつくり、問いを持って生きる面白さを体感するプログラム「クエスチョン・エックス」が、カテゴリー2(教育事業者等が行うより先進的、特徴的、効果的な「心のエンジンを駆動させるプログラム」)においてグランプリを受賞いたしました。

三菱みらい育成財団は、三菱グループ創業150周年の記念事業として2019年10月に設立。「未来を切り拓く次世代人材の育成」を目的に、15歳から20歳の世代に対し、自ら考え、行動する主体的な若者を育てる教育を支援するため、5つのカテゴリーの教育プログラムで助成を行っています。(三菱みらい育成財団HP:  https://www.mmfe.or.jp/)

「クエスチョン・エックス」は、NPO・株式会社他、教育事業者、大学等が対象となるカテゴリー2において、2022年度の助成事業に採択。「教育事業者等が行う、より先進的、特徴的、効果的な、心のエンジンを駆動させるプログラムであるか」が評価され、一年間の活動の結果、この度グランプリを受賞いたしました。

授賞式では、「クエスチョン・エックス」に対する選考委員の総評が下記のとおり紹介されました。

「カードゲーム形式を採用することで導入のハードルを下げつつ、自ら『問い』を立てる、という本質的な気づきを得られるような仕組みを開発したこと。更には実際に全国10校、約1,400名の生徒が参加。教員向け研修では68校の教員が参加。多くの教員から前向きな反応を得るといった、普及への取り組みも着実に進めていることを評価します。今年度の教材のデジタル化により、更に汎用性が担保され普及していくことを期待しています。」

授賞式の様子

9月24日(日)にJPタワーホール&カンファレンス(東京都千代田区丸の内)にて、2022年度に助成事業に採択された学校や団体が参加して授賞式が行われました。カテゴリー1ー5においてグランプリを受賞した5団体からそれぞれ5分のプレゼンテーションがあり、当社も「クエスチョン・エックス」担当の開発部 平岡和樹のプレゼンテーションの後、参加者との質疑応答を行いました。

当社開発部 平岡和樹

クエスチョン・エックスの今後の展望や想い

「クエスチョン・エックス」は、2023年度まで累計約14,600名の生徒の皆さんにご参加いただきました。次年度に向けてさらに多くの学校・生徒にこの学びを届けていきます。また実践された先生方同士の交流・対話を促進することで、「問いの可能性」を起点とした学びのアップデートに取り組んでいきます。さらに「クエスチョン・エックス」は、現在アプリ版の制作を進行中です。デジタルの力を借りることで、より深く、楽しく、本質的な学びが幅広い生徒に届くよう、更なる進化を遂げる予定です。

「クエスチョン・エックス」とは

「クエスチョン・エックス」は生徒が自ら問いをつくり、問いを持って生きる面白さを体感する全6回で構成されたプログラムです。好奇心を刺激する様々な問いと出会い、夢中で考える歓びを体感することで、生徒にとっての毎日の授業やいつもの日常は新たな問いに出会える、刺激的な場へと変わっていきます。問いの面白さに気づき、世界が問いにあふれて見える。そんな状態に生徒を誘い、すべての授業・日常から探究的に学び続ける姿をつくり出します。(https://quest.eduq.jp/questionx/

クエスチョン・エックスに関する問い合わせ先:クエスト担当 qge@eduq.jp