【プレスリリース】クエストカップ2022 起業家部門「スモールスタート」に3大学が協賛。各校教員が審査「ブラックスワン賞」のご紹介

全国の中高生4098チームが参加する日本最大級の探究学習の祭典「クエストカップ2022全国大会」の起業家部門「スモールスタート」。前大会に引き続き、デジタルハリウッド大学 、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 、 桃山学院大学の3大学にご協賛いただくことになりました。各校教員が独自の視点で審査する「ブラックスワン賞」が、3チームに授与されます。

2月20日開催の起業家部門「スモールスタート」には、厳正な審査を経て選ばれた15チーム(優秀賞受賞チーム)が出場します。協賛校の教員3名が独自の視点で審査し、各校で1チームずつ「ブラックスワン賞」を決定いたします。

「ブラックスワン賞」の趣旨は、かつて「存在しない」と思われていた「黒い白鳥」が発見されて以来、経済領域で「想定外の事態が起こり得る」という意味で使われる「ブラックスワン」にちなみ、新たな「常識」を生みだす商品やサービスを探求するチームの挑戦をたたえるものです。

3大学には前大会から引き続きご協賛をいただきました。新しい商品を生むことは想像もつかない未来を自ら作り出すことであり、生徒の挑戦は今の「非常識」でも未来の「常識」になりえるという、ブラックスワン賞に込められた願いにご賛同いただきましたこと、あらためて感謝を申し上げます。

「スモールスタート」について

教育と探求社が提供する探究学習プログラム「クエストエデュケーション」のコースの一つ。日常生活から「新商品」の種を発見し、新商品開発に取り組むアントレプレナーシップ型のプログラムが特徴です。「リーンスタートアップ」などの起業メソッドを盛り込み、インタビューや競合調査、試作品づくりなどを通じて、生徒が主体性を発揮し、協働しながら価値を創造する力を育みます。

【クエストカップ2022 全国大会について】

https://questcup.jp

全国の中高生4098チームが参加する探究学習の祭典です。審査を経て全国大会には261チームが出場、この1年で取り組んできた探求の成果を思う存分発表します。世の中の「当たり前」を揺るがすような独創的な視点、身の回りで見つけた、本質に突き刺さる「問い」、探求の中で育んできた仲間への信頼や学びへの冒険心。生徒たち一人ひとりの学びや成長が感じられるだけでなく、見る方々のなにかが震え、変わる大会です。

出場チームの一覧はこちら 

【スモールスタート開催情報】

2022年2月20日(日)10:00~14:45 YouTube Liveで配信。

タイムテーブルと視聴リンク:https://questcup.jp/time-table/ss

スモールスタートの概要:https://questcup.jp/course/small-start

出場チームと作品名:https://questcup.jp/nominations_list#small-start

【ブラックスワン賞審査員のご紹介とメッセージ】(50音順)

伊藤 羊一

武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 学部長 /Zホールディングス株式会社 Zアカデミア学長

クエストカップは「自らの探求の成果を社会に向けて発信する場」です。私たちはみなさんの成果を「審査」しますが、そこにあまり意味はありません。この場で「勝つか負けるか」など、どうでもいいのです。自分たちが突っ込んだこと、気づいたことに対して、これはすごい!と自分たちが思うのであれば、その想いを自信をもって発信してください。みなさんの「想い」に触れられることを、心から楽しみにしています。

日本興業銀行、プラスを経て2015年よりヤフー。現在Zアカデミア学長としてZホールディングス全体の次世代リーダー開発を行う。またウェイウェイ代表、グロービス経営大学院客員教授としてもリーダー開発に注力する。2021年4月に武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)の学部長に就任。代表作に52万部超ベストセラー「1分で話せ」。ほか、「1行書くだけ日記」「FREE, FLAT, FUN」など。

稲田 優子

桃山学院大学ビジネスデザイン学部講師

可能性に満ち溢れている皆さんへ
不確実で複雑な社会において、自ら課題を見つけて、考え、知識や経験を活用しながら、仲間とともに課題解決のために取り組まれているその姿はとても素晴らしいです。想いを伝える1つ1つの行動が、皆さんの未知なる可能性をさらに引き出し、より良い社会へのワンステップにつながります。ワクワク&ドキドキしながら、人々に笑顔を届けるためにベストを尽くされている皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

国際的なアントレプレナーシップ教育を推進するスペインのIE Business Schoolを卒業後、「アントレプレナーシップを身近なものに」をモットーに、異文化理解、協働学習、新規事業の理論と実践を通して人材育成に取り組む。日系・外資系企業のものづくりや新規事業の実務経験、高等教育の経験を活用し、アントレプレナーシップ教育の国際比較、授業・プログラムの効果測定、学生のキャリア形成に関する研究を行う。2021年より現職。博士(先端マネジメント)。

福岡 俊弘

編集者 / デジタルハリウッド大学教授 /合同会社スノウクラッシュ代表社員

ビジュアルプログラミング言語「Scratch」を考案したMIT メディアラボの教授、ミッチェル・レズニック氏は、人類のもっとも偉大な発明は「幼稚園」であると語っています。この話は、創造性の原点が何であるか、どこにあるかを教えてくれます。「幼稚」なひらめきの中にこそ、真にクリエイティブな未来が含まれている、そんなプレゼンテーションを見たいと思います。

パソコン雑誌『EYE・COM』『週刊アスキー』の編集長を歴任。2013 年に初音ミクのコンサート『夏祭初音鑑』をプロデュース。2020 年は世界遺産、富岡製糸場において、文楽と初音ミクの世界を融合した舞台『BUNRAKU -beyond 恋娘紬迷宮』を企画演出を行なった。現在、デジタルハリウッド大学教授/一般財団法人LINE みらい財団所属/Editors’ Lounge 主宰

【協賛校のご紹介】(50音順)

デジタルハリウッド大学

2005年4月に開学した文部科学省認可の株式会社立の大学。デジタルコミュニケーション学部ではデジタルコンテンツと企画・コミュニケーションを産業界の第一線で活躍する教員から幅広く学ぶ一学部一学科制を採用。不確実で予測不能な未来を、自分らしく生き抜く力を身につける。さらにグローバル人材の育成の観点から外国語の重点的な学習プログラムを備え、留学を推進している。42か国・地域出身の学生が在籍、東京・ 御茶ノ水駅前で多様性に富むキャンパスを運営している。

 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部

2021年4月「アントレプレナーシップ」と冠した日本初の学部を開設。学部長にはベストセラー『1分で話せ』の著者であり、Zアカデミア学長を務める伊藤羊一氏が就任。実践中心でマインドとスキルを鍛えるカリキュラム、社会の最前線で活躍する起業家やNPO代表、ベンチャーキャピタリストなど現役実務家を中心とした教員、1年次の全員入寮など他大学にない特徴を持ち、「自分の思考と行動で、世界をより良い場所にできると本気で信じる人を増やす」ことを目指している。

桃山学院大学ビジネスデザイン学部

VUCAの時代において「チームで新しいビジネスを創造する力」を有し、社会の課題を解決していく人の養成を目指し、2019年にビジネスデザイン学科を設置。2021年には定員を200人に拡大、学部として始動した。70を超す企業や団体、自治体などと連携した実践型授業を通し、社会や企業の課題に1年次から取り組む。大阪市阿倍野区に新設されたキャンパス「あべのBDL(ビジネスデザイン・ラボ)」は、交流と共創を促す最新の設計でビジネスを生み出す空間にもなっている。

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