【年始のご挨拶】

みなさん、あけましておめでとうございます。

教育と探求社 代表取締役社長 宮地勘司です。

昨年中も大変お世話になりました。

教育と探求社は、昨年11月に無事17周年を迎え、いま、18年目の年を生きています。

これまでに何度も大病や怪我を患いましたが、みなさんの大きな愛情に支えられてここまで歩いてくることができました。心より感謝しています。

昨年は、クエストに取り組む学校数が300校を超え、生徒数は6万人/年を超えました。生徒はクエストに取り組むのは週にたった1時間だったとしても、それでも「自ら学ぶ」ことを知った生徒たちの変容は彼ら自身の日常を変えていきます。このことはひとりの人間の人生においても、社会全体の進化においてもほんとうに大切なことだと思っています。また、授業だけでは飽き足らない生徒たちのために部活動のなかで探求や社会実装に取り組む事業のプロトタイピングを始めたり、学習指導要領の改訂を踏まえて、小学生が取り組む金融経済教育プログラム「お金の力」の開発など新しい領域にも挑戦することができました。

その結果、社業は大きく伸び、会社は倍増の勢いです。私たちがこれまで取り組んできたことがようやく理解いただけるようになったと思うと本当に嬉しい限りです。

今年は学校の教科に正式に「総合的な探究の時間」が盛り込まれます。ESG経営に立脚した企業の次世代育成も加熱しています。社業としてはまさに大きく伸びるチャンスです。膨らむ社会の期待に答えるためには、ただ闇雲に成長するのではなく、根の深い、幹の太い組織を今こそつくらなけらばなりません。

教育と探求社の人間くさい良さを決して失うことなく、もっと大きな仕事を担える構想力とレジリエンスがある組織となれるよう、今年は土台作りに力を注ぎたいと思っています。「教室に一番近い会社」として、私たちだからこそできる教育への貢献をしなければなりません。

本年も、何とぞ、教育と探求社をよろしくお願いいたします。

教育と探求社
代表取締役社長
宮地勘司