【プレスリリース】名古屋市教育委員会「ナゴヤ・スクール・イノベーション事業」に採択され、前津中学校にて「自分らしく生きる」学校づくりを3社共同で実践します。
中高生向け探究学習プログラムの開発および提供を行う株式会社 教育と探求社(代表取締役社長:宮地勘司 / 本社:東京都千代田区)は、 名古屋市教育委員会の「ナゴヤ・スクール・イノベーション事業 マッチングプロジェクト」に採択されました。 2021年3月より、名古屋市立前津中学校にて、NPO法人ICDSおよび株式会社オカムラと協働して、「生徒一人ひとりの自分らしさを重視した」学校づくりを実践していきます。
【「ナゴヤ・スクール・イノベーション事業 マッチングプロジェクト」とは】
「ナゴヤ・スクール・イノベーション事業」とは、名古屋市教育委員会による、新しい教育を推進するための取り組みです。
名古屋市教育委員会では、社会が劇的に変化する中で「自らの可能性を最大限に伸ばし、人生をたくましく生きていく」なごやっ子を育成するため、子ども一人ひとりの興味・関心や能力、進度に応じた「個別最適化された学び(個別化・協同化・プロジェクト型学習)」を推進しています。
今回、新たに立ち上げられた「マッチングプロジェクト」では、6つの実践研究プロジェクトがスタート。教育委員会内の公募により選定された幼稚園から高等学校までの学校園に対し、個別最適化された学びに向かうための各学校園の課題やニーズにあった民間事業者がマッチングされ、年間を通じて両者がコラボレーションしながら「個別最適化された学び」を提供する実践研究を行います。
教育と探求社は、NPO法人ICDSおよび株式会社オカムラと協働して実践内容を提案し、答えのない学びを中心に据えた、生徒の主体性を発露させるプログラムの実施や、創造的な学習空間の設計、教員と生徒に対する支援といった各社の実績が評価され、本プロジェクトに採択されました。名古屋市立前津中学校にて、「生徒一人ひとりの自分らしさを重視した」学校づくりを実践していきます。
▼「ナゴヤ・スクール・イノベーション事業 各プロジェクト詳細はこちら
名古屋市HP
【名古屋市立前津中学校 マッチングプロジェクトの概要】
すべての生徒が「自分らしさ」に気づき、将来を切り拓いていく体験と喜びを創出するために、ハード、ソフト、ICT、教育支援のすべての面を各領域のトップランナーが協働し、「新しい学校の在り方」を提案するスクールイノベーションモデル創出プロジェクトを実施します。
実践テーマ
生徒一人ひとりの自分らしさを重視した教育実践を重視する名古屋市立前津中学校にて、下記の実践テーマに取り組みます。
・わくわくする好奇心をベースに、生徒一人 ひとりが自分らしさを理解し、自分らしく 生きていくための未来につながる体験ができる学びづくり
・互いの存在や違いを認め合い、それぞれが 自分らしさを安心して表現できる居場所づくり
主な実践内容
上記実践テーマを実現するために、探究学習プログラムを提供する「株式会社教育と探求社」、キャリア形成支援を実施する「NPO法人ICDS」、学校環境の充実のために、教育施設向けの什器をこれまでに数多く開発・販売してきている「株式会社オカムラ」の共同事業体により、以下の3つを実践します。
▼実践内容の全体概要
1.探究学習プログラムの導入・実践
(1)社会課題探究コース「ソーシャルチェンジ」
困っている人を助け、笑顔にする企画を考える探究学習プログラム。
(2)地域探究コース「エンジン」
生徒が教室にいながら実在する企業にインターンし、自分たちが暮らす地域の新しい可能性を発見し、その地域をより良くするためにイノベーションを起こしていく探究学習プログラム。
※各プログラムの詳細についてはこちらをご覧ください。エンジンについてはこちら。
2.ライフキャリアコンサルタントによるワークショップや個別面談などの実施
3.活動室のアクティブラーニングルームへの改修など、生徒間交流と多様な学びを生み出す教室環境の整備 等
スケジュール概要
(※現時点での情報。変更の可能性あり。)
【現在の状況と今後の予定】
2021年3月より、教室環境の整備(活動室のアクティブラーニングルームへの改修など)が進んでおります。
また、2021年4月より探究学習プログラムの導入がスタート。まずは、困っている人を助け笑顔にする企画を考える、社会課題を探求する探究学習プログラム「ソーシャルチェンジ」を実施しています。
2021年秋からは、地域の企業と関わりながらイノベーションを起こすプログラム「エンジン」が始まり、生徒たちが名古屋市の企業と関わりながら企画を考えていく予定です。さらに2021年12月~2022年1月頃には、地域の方々に参画いただいて発表会を予定しています。
このほか、ライフキャリアコンサルタントが常駐し、生徒それぞれに適したキャリア支援のを実施するとともに、ICT支援員を派遣し、学校におけるICT活用や、端末使用方法のサポートを年間通じて実施していきます。
【取材について】
学校での授業や発表会の取材については、下記メールアドレスへご連絡ください。
ib@eduq.jp
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