日本政策投資銀行にて、新卒入行者向けにオンラインで体験型研修「VISION QUEST~自己探求の旅」を実施しました。
2020年4月6日、株式会社日本政策投資銀行の新卒入行者を対象として、チームビルディングを目的とした体験型研修「VISION QUEST~自己探求の旅」を、オンラインにて実施いたしました。
日本政策投資銀行は9年前より、管理職を対象として「VISION QUEST~自己探求の旅」を実施しています。今年度から新たな試みとして、新卒入行者を対象とし、チームビルディングを目的として当該研修を実施しました。
当該研修は、参加者同士が対話を行う体験型研修であり、通常は会場にて実施するものですが、昨今の新型コロナウイルス感染拡大を鑑み、初のオンライン開催を実施いたしました。
一人ひとりの個性が活きた次世代の組織をつくるには、一人ひとりの自己認識を広げ、仲間を信頼し
それを開示していくことが必要です。
教育と探求社が提供する「VISION QUEST~自己探求の旅」は、自らの過去を振り返り、それを共有することで、新たな自分を認識する、真に自分と向き合うプログラムです。
深い自己内省と仲間との対話を重ねることで、組織内での「自己開示」と「他者理解」を促進し、ひとりひとりの自己基盤に根ざしたチームビルディングを可能にします。
午前は小さなグループに分かれ、プログラムの質問に答えながら、徐々に自らの人生、過去の体験を振り返り、対話を深めていきました。
午後は「私の原点」をテーマに自分史を執筆。
日本経済新聞の連載コラム「私の履歴書」の実際のフォーマットを用いて、自らの半生を振り返りました。
完成後は書き上げた履歴書を仲間と共有し、これまでどのような人生を歩んできたのか、どんな人間なのか、お互いの理解を深めました。
グループでの対話や、書き上げた自分史の共有を通じて、一人ひとりの人生を仲間と振り返るため、
終了時には、まるでそれぞれが半生を共にしてきたような感覚に包まれました。
研修終了後の振り返りでは、
「ずっと思ってきたが、誰かに話す機会がなかったことを初めて口にすることができた」
「その人の価値観を聞け、外見だけでなく内面も深く理解することができた」
「同じような人間が集まっているのかなと思っていたが、それぞれの違いに気が付けた」
「強い組織を作っていくために重要だと思った」「同期と会える日が本当に楽しみになった」
など、日常会話からは生まれにくい、人の「コア」の部分に触れた発言が多く聞かれました。
体験型の研修は、直接、深く話すためにオンライン化が難しいと考えられることもありますが、
安心安全の場をつくるファシリテーションや、情動に即したプログラム設計があれば
人のコアに触れた体験型研修を実現することも可能です。
内発的動機付けをテーマに、プログラム開発を15年手掛けてきた、教育と探求社の社会人向け研修。
ご関心のある方はぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
▼研修お問い合わせ:
bi@eduq.jp(教育と探求社 研修担当)
▼教育と探求社 過去研修提供実績(一部・敬称略・順不同)
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社会人研修の実証を行っています。
https://eduq.jp/mirainokyoshitsu2019/