【プレスリリース】新型コロナウイルス感染症の拡大を受け中止となった「クエストカップ2020 全国大会」。同日、出場生徒がオンラインで学び合う「クエスト・オンライン」を開催しました!
新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、2020年2月23日(日)、24日(月・祝)に開催を予定していた「クエストカップ2020 全国大会」を中止し、同日程でオンラインイベント「いまをつなぐ学び合いークエスト・オンライン」を開催しました。
「クエスト・オンライン」では、クエストカップ出場を予定していた日本中の様々な地域の中高生と、企業人や社会起業家、有識者など500人以上が各地からオンラインでつながり、生徒たちによる探究学習の一年の成果の発表や、意見交換が行われました。企業人や社会起業家、有識者との対話、学校を超えた他校の生徒とのやりとりなど、いまをつなぐことでオンライン上での深い学び合いを実現しました。
当日は6部門にわかれ、企業と学校、本部の立教大学をつないで発表を行いました。チャットでのコメントや生徒同士でのやりとり、オンラインでの会社案内など、オンラインならではの学びの可能性を感じることができる場となりました。
また、「他校の発表を聞くことができたり、生徒の意見を共有する時間も多く有意義だった」「生徒のみなさんの距離を感じさせないような気迫が感じられた」「同じ場にはいなかったが本当に深くコミュニケーションがとれたと思います」といった声もありました。
直前でのオンライン開催の決定となりましたが、温かいお声やご協力をいただき、こうして開催できたことを感謝しております。素敵な発表をしてくださった生徒の皆様、対応いただいた学校の先生方、企業の方々、審査委員・コメンテーターの皆様、誠にありがとうございました。
クエストカップ 実行委員会 委員長/教育と探求社代表取締役社長 宮地からのメッセージ
「クエスト・オンライン―いまをつなぐ学び合い」二日間にわたるセッションを無事終えることが出来ました。ご協力いただいた皆様に心より御礼を申し上げます。「クエストカップ2020」をリアルな場でどうしても開催したいとの思いが強く、中止決定が目前となってしまい、各校にご負担をおかけしたこと、またそれによりオンラインセッションにも参加できないチームがあったこと、誠に申し訳ありませんでした。
オンラインセッションはとてもすばらしいものでした。生徒たちが自校の教室から繰り出す力強い発表、オンラインならではの距離を超えた生徒同士の交流、審査をやめたことによる大人たちとの柔らかく深いやりとり。これまでのクエストカップとはまた違う新たな価値を創出することが出来ました。モニターの画面上にいろいろな学校の生徒たちがずらりと並び発表しやり取りし合う場面は、未来の学校を想起させました。「クエストカップ」の中止という大きな危機を乗り越えて、このような形で実施できたことは私たちにとっても大きな自信になりました。未来へとつなぎたいと思います。
「クエスト・オンライン」開催概要
日程
Day1 2020年2月23日(日)10:00~15:30
Day2 2020年2月24日(月・祝)10:00~15:00
※本イベントは、通信環境の都合上、両日ともに関係者のみで実施。
内容
Day1
企業探究コース「コーポレートアクセス」部門
Day2
進路探究コース「ロールモデル」部門
進路探究コース「マイストーリー」部門
進路探究コース「ザ・ビジョン」部門
起業家コース「スモールスタート」部門
社会課題探究コース「ソーシャルチェンジ」部門
主催 クエストカップ実行委員会 / 教育と探求社
Web https://questcup.jp/2020/
クエストエデュケーションとは
2005年にスタートした、現実社会と連動しながら「生きる力」を育む教育プログラムです。生徒たちは、実在の企業からのミッションに取り組んだり、社会課題に向き合ったり、ゼロから商品開発に取り組んだり。教室の中にいながら、現実社会につながるテーマに取り組みます。2017年には中高向けの教育カリキュラムとして初めてのグッドデザイン賞を受賞。2019年度は全国31都道府県205校約35,000人(2020年2月現在)が取り組んでおり、これまで延べ18万人以上が学んできました。
詳細:https://eduq.jp/quest_education/
プレスリリース詳細はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000026081.html