EDU-Portニッポンベトナム分科会に海外部古川が登壇しました
2019年11月8日(金)聖心女子大学グローバルプラザにおいて、文部科学省 日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)ベトナム分科会に教育と探求社 海外部シニアマネジャー 古川が登壇しました。
教育と探求社では2015年よりベトナムにおいてベトナム人大学生を対象とするキャリア教育プログラム「Quest Career in HaNoi」を毎年11月に実施しております。この活動を含むベトナムでの取り組みが2017年より文部科学省「日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)」応援プロジェクトに採択され、活動を続けてまいりました。
EDU-Portニッポンは、アジアだけでなくアフリカや中東や南米など世界中の国々に対して日本型教育の海外展開を推進することで、①日本の教育の国際化、②将来の親日層の拡大、③日本の経済成長への還元を目指すものです。
この中でベトナムで教育事業を実施している参加団体が一堂に会し、現地での事例や教訓を得ることを目的として「ベトナム分科会」が初めて行われました。
第一部では、外務省アジア大洋州局南部アジア部南東アジア第一課 古舘誠幾氏から、ベトナムの現地情勢について解説があり、第二部では、ベトナムでプロジェクトを行う以下の7団体がプレゼンテーションを行いました。
・大阪教育大学
・小学館集英社プロダクション
・Z会グループ
・千葉工業大学
・ミズノ株式会社
・ヤマハ株式会社
・教育と探求社
教育と探求社 海外部シニアマネージャー古川からは、ベトナムで行ってきた活動をご紹介させていただきました。
どの事業も対象年齢は小学生から大学生まで様々でしたが、日本の教材や参加型の授業にベトナムの生徒や教員から高い評価が得られているようでした。
さらに第三部のパネルディスカッションでは、先ほど登壇された7名が下記の2つのテーマについてお話されました。
テーマ1「海外における事業実施の苦労話と教訓」
テーマ2「ベトナムの人の心を掴んだ活動展開」
古川からは、特にアジアでの仕事は人とのつながり(信頼関係)が大事であり、相手を信じて任せることができるかどうかを大切にしているということ、またQuest Career in HaNoiの取り組みがベトナムで受け入れられているのは、日本の企業人講師の皆様がまっさらな心で取り組んでくださるのが大きいと感謝の気持ちをこめてお伝えさせていただきました。
教育と探求社は今後とも、海外においても人の可能性を開く教育を届けて参ります。
貴重な機会をいただいた、EDU-Port関係者の皆様、登壇者のみなさま、そしてご来場者のみなさま、誠にありがとうございました。
<関連記事>
・EDU-Portの開催報告ページ
https://www.eduport.mext.go.jp/summary/subcommittee.html
・Quest Career in HaNoiのHP
https://questcareer.net/
・【開催報告】「第5回Quest Career in HaNoi 2019」開催結果速報!(2019年11月3日開催 於:ベトナムハノイ貿易大学)
https://eduq.jp/questcareerinhanoi2019/