働き方を選択できる社会へ。「第5回at Will Work パートナー会」にて、教育と探求社 代表取締役社長・ 宮地勘司が登壇いたしました。
2019年10月16日(水)、働き方を選択できる社会へをテーマにする「第5回 at Will Work パートナー会」にて、教育と探求社 代表取締役社長・ 宮地勘司が登壇いたしました。
at Will Workとは、働きやすい組織づくりを社会に提言する一般社団法人です。働き方改革に関心を持つ経営者やパラレルワーカーが集まり、これからの新しい働き方の事例共有や、組織づくりについて学べる場を提供しています。
第5回at Will Workパートナー会では、昨年のWork Story Award受賞企業2社より、組織開発・運営の事例や取り組みが共有されました。
Work Story Award受賞ストーリー
・教育と探求社
・アトラエ
教育と探求社 宮地からは、創業時から15年間のストーリーを通じて、組織運営についてお話させていただきました。
「(創業4年目の当時、)自分がなんとかしなきゃいけないと思っていたのですが、その部分が逆にいうと、社員を信じ切ったり任せきったりしていなかった、やっぱり自分がという意識があったと思います。みんなに助けられた状況に遭遇したなかで、自分は本当に無力なんだなと思ったときに、いろいろな人たちのすばらしさを知りました。それは能力もそうですけれどコミットメントやその人の人生そのもので、人生を共にするというのはこういうことなんだなと感じたのです。そのときに私はなにかをあけわたしました。」
「理念とはなにかということを探求するんじゃなくて、その理念をまさに生きるということを通じて、この会社を運営していこうと思いました。企業理念である「自分らしく、生きる」というのは、自分らしさを探求するだけではありません。同時に「生きる」が大事で、四次元的な自分らしさを「生きる」という三次元の世界に、どういうふうに機能させていくか。形而上的な意味と形而下的な意味を統合しながら進んでいく。それを教育でやっていくというのが私たちの進み方だなと思っています。」
また、執行役員の大野からは、理念実現と事業成長を両立をするための仕組みについてお話させていただきました。
「理念実現と事業成長を両立するためにたどり着いたのが、実は我々がずっと持っていた「対話する」という企業文化でした。」
対話型組織を実現するための設計として、例えば採用時の面接では、志望動機等に加えてエッセイを提出してもらいそれをベースに対話することや、入社後には自身の人生を振り返り「私の履歴書」として一遍を作成、全社で共有する研修をしていることを共有させていただきました。
「安心安全の場であるということや、組織の中で一人称でオープンに語れるかということも組織の在り方としてすごく重要にしています。」
ディスカッション後の交流会でも多くのご関心とご質問をいただき、ひとりひとりが自分らしく生きる働き方が実現されていく時代の流れを感じました。
ご参加いただいた方々、この場を設定してくださったat Will Workのみなさま、誠にありがとうございました。
参考
教育と探求社 Work Story Award受賞ストーリー
【プレスリリース】Work Story Award 2018審査員特別賞「ナラティヴ・オーガニゼーション賞」を受賞しました