2019年7月、成城大学にて、経済学部の大学生を対象に、金融リテラシーを育むアクティブ・ラーニングプログラム「株の力」が開催されました。
2019年7月2日、成城大学にて、経済学部の大学生を対象に、金融リテラシーを育むアクティブ・ラーニングプログラム「株の力」が開催されました。
「株の力」は、次世代を担う学生たちに株式の仕組みや面白さを伝えるために、三菱UFJモルガン・スタンレー証券と教育と探求社とが共同開発した金融経済教育プログラムです。将来、もっと多くの人が株や投資を通じて積極的に経済に参加できる社会を目指して、学生たちの興味関心を喚起する探究型の授業を行っています。
これまでは、中高生を対象に行われていた「株の力」。2019年度から、大学生を対象とするプログラムがスタートし、今回は3回目の実施です。
今回のメインファシリテーターは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社の山下氏。
資産の少ない小さな企業でも大きく成長できたのはなぜなのか、産地から遠い地域でもコーヒーが飲めるようになったのは何がきっかけだったのか。
大学生にとっても身近な事柄をきっかけに、「株の力」とは何なのかを考えていきます。
学生たちは3~5人のグループに分かれて、スマートフォンで調査を進めながらアイデアを出し合っていきました。
授業の前半では株がどのような役割を持っているのか、自分たちで考えた結論をいくつかのチームが発表し、後半は、チームで課題解決にとりくみます。
「株の力を使って、社会課題を解決するプランを提案せよ」
SDGsの17個のテーマからいずれか1つを選び、課題を考えるところからスタートです。
「食料廃棄問題を解決する」「医療の発達していない地域でも医療を使えるようにしたい」
チームで課題を掲げたあとは、どのように解決していけば良いのか、株の力を活かした企画を考えていきました。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社の社員の方々からのフィードバックを受けながら、数十分という短い時間の中で企画を練っていきます。
「自分が思っていたより株の力はとても身近でとても大きな役割があることが分かった。株についてもっと知りたいと思った。」
「株の力でどう世界を変えていけばいいのか考えることの大切さを学んだ。」
個人ではできないことも、株の力を活用すればできる可能性が広がること。何かを実現したいときや、社会を変えていくひとつの方法として、株を活用していくきっかけになれば幸いです。
<関連URL>
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・成城大学
<大学生向けアクティブラーニングプログラム「株の力」>
三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社の社員が大学を訪問し、メインファシリテーターとなって「株の力」をテーマとした授業を実施します。本プログラムは、講師による講義のパートを最小限とし、学生の主体的な取り組みの中で学びを深めていく探究型のプログラムです。「株」という学生にとって身近ではないテーマに対して、詳細な知識を提供するのではなく、短い時間の中で「株の力」を自分たちなりに考え、株と社会の関係を理解していくことを通して、社会の仕組みや経済の構造への興味関心を引き出すことを目的としています。
*大学生向けプログラム「株の力」の実施をご希望の場合は、こちらからお問い合わせください。
電話:03-6674-1234 MAIL:bi@eduq.jp
▼「株の力」(中学・高校向けプログラム)
https://eduq.jp/education/stockmarket/
▼昨年度キャリア教育アワードを受賞(中学・高校向けプログラム)
https://eduq.jp/kabucarrer/