【授業レポート】プログラミング教育「トレンドハンター」実施いたしました!

サイボウズ株式会社と共同開発した、探究型プログラミング学習「トレンドハンター」を
神奈川県秦野市立渋沢小学校 6年4組で実施いただきました。

「トレンドハンター」では子どもたちがタブレットを使って、チームで身の回りのアイテムを収集・分析し、クラスのトレンドを見つけて発表します。

まずは担任の荒谷先生による「なぜプログラミングを学ぶのか」の導入でスタート。
サイボウズ 中村さんからは「トレンドハンター」を通してチームで協力することの大切さについてお話をいただき、グループワークが始まりました。

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秦野市は全小学校でICT教育を導入しています。
今回実施の渋沢小学校6年生も、普段の授業からタブレットに触れているだけあり、
「トレンドハンター」のベースとなるサイボウズのキントーンも初見ながらサクサクと操作していました。
一方で、クラス中を回ってのアイテム収集は大いに盛り上がりました。

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アイテムのデータが集まると、今度はクロス集計によるトレンド分析を行います。
身近な文房具の「色」「使用期間」「満足度」など
複数項目からのトレンド分析は、初めは難しさを感じる声も見られましたが、
キャラクターハンカチの人気背景に、ハンカチの手触りを見つけたり
ペンケースの使用期間から、男女での流行への感度の違いを見つけたり
アイテムユーザーならではの視点も交えながらクラスのトレンドを発見し、共有しました。

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最後には、こうしたデータ収集と分析は身の回りでも行われていることを
先生お二人からお話いただき、3コマの授業を終えました。

子どもたちからは、
「チームでどんなものがはやっているのかを調べたりまとめるのが楽しかった」
「人と人とのコミュニケーションや協力の大切さを改めてわかった」
「もっと他のものも調べてみたい」などの声が上がりました。

教育と探求社では、今後も探究学習のノウハウを活かした、
教育プログラムを開発・提供していきます。

企業カスタマイズの教育プログラムについて

trendhunter logo

「トレンドハンター」について
プログラミング教育の本来の目的は、コードの書き方を学ぶことではなく、
論理的思考力・問題解決能力・創造性を育むツールとしてITを活用することです。
トレンドハンターでは、子どもたちがチームに分かれて友達が持っているもの・
使っているものの情報をサイボウズのアプリ「キントーン」を使って収集しながら、
データがたまることのおもしろさ、共有することの楽しさを体験する探究型プログラムです。
本プログラムは、サイボウズのご協力により、無償で小学校に実施いただいております。

渋沢小学校での実施報告書ダウンロードはこちらから
トレンドハンター実施に関するお問い合わせ:教育と探求社(担当:原)