【プレスリリース】新プログラム「ソーシャルチェンジ・イングリッシュ」提供開始いたしました!
教育と探求社では、アクティブ・ラーニング(以下、AL)型の教育カリキュラム「クエストエデュケーション」(https://eduq.jp/quest_education/)内で、英語で考え、議論し、プレゼンする全編英語の新プログラム「ソーシャルチェンジ・イングリッシュ」(全12コマ)を新たに提供開始いたしました。
▼ソーシャルチェンジ・イングリッシュの表紙
Yoko Ono, “Add Color Painting (Refugee Boat)” Ⓒ2016 Yoko Ono
Photo courtesy of Macedonian Museum of Contemporary Art, Thessaloniki, Greece
本件の背景
2020年の大学入試改革の中で英語について民間試験の活用などが検討されています。その中では、如何に効率的に英語の知識を蓄えるかという観点から、如何にコミュニケーションの中で自ら英語を使いたいと感じ、実際に使う中で学んでいくかという観点にシフトしています。
当社は14年間に渡り、学び手の主体性が発露する探究型教育カリキュラム「クエストエデュケーション」を開発、展開してきました。今回「クエストエデュケーション」の新プログラムとして、「ソーシャルチェンジ」を全編英訳し、英語で考え、英語で伝える「ソーシャルチェンジ・イングリッシュ」の提供を開始いたしました。 本プログラムの提供により、これまで以上に多くの中学・高校生に「アイデアを英語で伝えたい」と感じる機会や、率先して自ら学ぶきっかけを創出してまいります。
「ソーシャルチェンジ・イングリッシュ」とは?
本プログラムは、クエストエデュケーション「ソーシャルチェンジ」のワークブックと、社会起業家へのインタビュー集「チェンジメイカーズブック」を全編英語化し、「身近にいる困っている人を見つけ、その人を笑顔にするための企画」を英語でブレスト、英語で議論、英語でプレゼンまでを実施するプログラムです。
「企画を作る」過程の議論や、「自分たちの伝えたい思いを伝える」プレゼンの実践をすべて英語で行うことで、英語四技能に対応するだけでなく、社会に対し興味関心を持ち探求していく経験と、知識としてだけ英語を捉えるのではなく、「伝えたい気持ち」からコミュニケーションで使える生きた英語を身に着けていきます。
今回はこのプログラムの趣旨に賛同いただいたオノ・ヨーコ氏から作品の提供を受け、オノ・ヨーコ氏の作品(Add Color Painting (Refugee Boat))をワークブックの表紙に掲載しています。
また、ワークブックの巻末にはオノ・ヨーコ氏からの特別メッセージを収録しています。
「ソーシャルチェンジ・イングリッシュ」プログラムの概要
実施コマ数 全12コマ (50分×12回) ※カスタマイズ可能
対 象 中学校・高等学校・大学
使用教材 ワークブック、ワークシート、動画教材(日本語のみ)
環 境 普通教室 ※随時、動画上映設備が必要
▼シラバス
表紙の作品「Add Color Painting (Refugee Boat)」について
今回オノ・ヨーコ氏からご提供いただいた「Add Color Painting (Refugee Boat)」という作品は、観覧者が自由に床や壁にメッセージを書く参加型インスタレーションの作品です。2019年1月20日まで六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展「カタストロフと美術のちから展」にて展示中です。
六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展 カタストロフと美術のちから展
会期:~2019年1月20日 会場:森美術館東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ 森タワー53階
開館時間:10:00~22:00(火〜17:00) ※入館は閉館の30分前まで ※休館日:会期中無休
URL: https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/catastrophe/02/index.html
「クエストエデュケーション」とは?
当社が学校向けに開発した現実社会を題材に「生きる力」を育むことを目的としたAL型の教育カリキュラムです。 多様化する学校現場のニーズに合わせ、様々なテーマを探求するコースを提供しています。プログラム単体でなく、学校全体の教育目標を見据えカスタマイズしながら展開することが可能です。2017年度には中学高校向けの教育カリキュラムとしての初めてのグッドデザイン賞を受賞いたしました。
今年度は全国27都道府県140校25,000人以上(2018年12月現在)が取り組んでおり、これまで延べ12万人以上が学んできました。
▼「クエストエデュケーション」ラインナップ