【プレスリリース】「クエストエデュケーション」全国118校15,000人に提供開始。
中学・高校・大学向けの教育カリキュラムの開発・提供を行う株式会社教育と探求社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:宮地 勘司)は、アクティブ・ラーニング(以下、AL)型の教育カリキュラム「クエストエデュケーション」の本年度版の提供を、4月7日より開始いたしました。
本件の背景
成長社会から成熟社会への移行やテクノロジーの加速度的な進化を背景に、ここ数年、従来の知識注入型の教育から、こどもたち自身が主体的に考え、行動し、課題や答えを見つけていくというAL型の学習が注目を集めています。2017年に発表になった新学習指導要領でも、高校で「総合探究」、「理数探究」などの科目が新設されることが決定するなど「主体的な学び」が重視されていきます。
そんな中、当社は2004年から13年の間、生徒・学生の自主性を育むことを目的にしたAL型教育カリキュラムである「クエストエデュケーション」の開発・提供を行って参りました。2016年度は95校12,610名、2017年度は118校約15,000名と、AL型教育が注目を集め出した2012年以降、毎年前年比約120%の勢いで参加校・人数ともに継続的な拡大を続けています。
現在の教育界の変化を背景に、より多くの中学生・高校生・大学生に当カリキュラムを提供することを通じて、「自分らしく、生きる。」ことを実現する人を増やしていきたいと考えています。
「クエストエデュケーション」とは
当社が中学・高校・大学向けに開発したAL型の教育カリキュラムで、現実社会を題材に「生きる力」を育むことを目的としています。
<カリキュラムの特徴>
・生徒、学生の「感情」や「情動」に訴求し、やらされ感でなくやりたくて仕方ない授業を提供
・教員がファシリテーションを実施。生徒、学生だけでなく、教員、学校全体が変わる
・学校現場のニーズに合わせて、3種類のコースをラインナップ
実在する企業へのインターンシップを教室内で行い職業観を養う「企業探究」
実在の先人たちの「私の履歴書」を題材に自身の生き方を考える「進路探究」
社会課題に自ら気付き、当事者意識を持って解決策を考える「ソーシャルチェンジ」
<今年度実施スケジュール(企業探究)>
<今年度「企業探究」参画企業>
今年度の「クエストエデュケーション」のテーマ
時のたつのも忘れ、夢中になって追いもとめ。
ワクワクの声を聞き、矢も盾もたまらず身体がうごき出す。
生きてるって、実感するんだ。もっと濃く、深く。
―よく遊べ。
「クエストエデュケーション」に期待すること
文部科学大臣補佐官
東京大学・慶應義塾大学教授
鈴木 寛
AL型教育は近年教育界でだいぶ馴染んできた概念だと思います。私も文部科学副大臣を務めていた時代に積極的に推進しましたが、きっかけは2011年のクエストカップ全国大会に参加したことです。
その後も毎年、クエストエデュケーションを拝見していますが、ますます盛り上がっているし生徒が着実に力をつけていて成果が出てきていることを感じます。
仲間と一生懸命作り上げた提案をプレゼンする姿はとても輝いている。
クエストエデュケーションはまさにAL型教育の先駆けだと思います。
特に、どのように取り組んだら良いか困っている学校関係者は、
一度クエストエデュケーションを見たほうが良いと思っています。
素晴らしい実践ですので、これからも21世紀型の学びのフロントランナーとして
頑張っていただきたいと思っています。
株式会社教育と探求社 代表取締役社長 宮地 勘司より
㈱教育と探求社
代表取締役社長
宮地 勘司
躍動する現実社会を教室に届けることで、生徒たちは生き生きと学びはじめます。
不透明な時代に自らの使命を果たすべく、日々挑戦を続ける企業の姿。
そのダイナミズムに触れることで、世の中には正解なんてどこにもない、
未来は自分たちの手で創るしかないんだということを、生徒たちは体験的に学びます。
「クエストエデュケーション」は、今ある社会に生徒を順応させるのではなく、
社会の中にいる大人たちとこどもたちが協力して、共に未来を創る取り組みです。
だからこそ、こどもたちは自分ごととなり、やる気に火がつき多くのことを学びます。
「仲間を信じて、未だ見ぬ未来を自分たちの手で掘り出す」
そんな学び方をした生徒がすでに10万人を越えています。
今年13年目となる取り組みがはじまりました。
是非、「学びが起こる」現場を観に来てください。