第2回 CAミーティングを開催しました!
7月8日(金)富士通株式会社の汐留本社(東京都)にて、
今年度のクエストエデュケーション「企業探究コース(略称 CA)」、
第2回目となるCAミーティングを開催いたしました。
今回は企業だけではなく、全国各地の先生方にもお集まりいただいて、
プログラムの体験を行いました。
学校と企業が垣根を越えて、共に未来について考える、
まさにクエストの理念となる“本気の場“がそこにありました。
冒頭に、会場である富士通株式会社の総務・リスクマネジメント本部
シニアエキスパート、濱田真輔さんから、
クエストエデュケーションにかける想いをお話しいただきました。
濱田さんは昨年度、全国30校以上の学校に訪問し、生徒の学びに伴走され、
多くの学校での事例を胸に、魂を込めたご挨拶を頂戴しました。
今年のクエストエデュケーションのテーマは
「人間の本気を見せようじゃないか!」です。
このテーマにそって、2つの事例紹介を行いました。
1つ目は、2013年に法政大学高等学校で
本プログラムを経験したクエストOBである河野利元さんに
クエストに取り組む中で“本気”になった経験から、
自分の人生が変わったという話をしていただきました。
2つ目は、本プログラムを導入して4年目になる、
エスコラピオス学園 海星中学校・高等学校の瀬川智紀先生より先生が本気にならなければ、生徒は本気を見せてくれない、
大人の本気は生徒に伝わるのだと、熱いメッセージをいただきました。
後半はこの日のメインでもある、
本年度のクエストのミッションに取り組むプログラムの体験を、
ファシリテーターに育英西中学校・高等学校の堀川浩二先生をお迎えして行いました。
育英西中学校・高等学校は、クエスト導入6年目で、
堀川先生は、ユニークな手法を独自に展開されています。
各社のミッションに、企業人と学校の先生方の混成チームで挑み、
「生徒たちはこんなに大変なことをやっているのか!」と悲鳴をあげつつも、
どんどんと熱気を増していき、活発な企画会議を経て、
それぞれの力を集結させ、力強いプレゼンテーションが行われました。
参加者からは「現場の先生の取り組む姿勢を肌で感じられて、クエストに参加する意識が高揚しました」
「(実際に自分がやってみると)ミッションが難しかった!これを生徒がどのように取り組むのか非常に楽しみ」
「生徒の立場を実感したことで、クエストの良さを改めて実感しました」
という感想をいただきました。
次回のCAミーティングは10月7日(金)に
大和ハウス工業株式会社の東京本社にて開催予定です。
学校の授業でも多くの学校でミッションを受け取り、
生徒たちが苦戦し始める時期です。
どのように企業が関われば、生徒の学びが深まるのか?
生徒の可能性の引き出し方について、体験を通じて学びを深めていく予定です。