企業人が共に学び合う探究型ワークショップ「第6回CAミーティング」を開催しました。
2019年12月6 日(金)、テレビ東京 本社にて、企業9社総勢37名が集まり「第6回コーポレートアクセスミーティング(CAミーティング)」を開催しました。
「コーポレートアクセス」は、探究学習プログラム「クエストエデュケーション」のプログラムのひとつで、中学高校の生徒たちが、実在する企業のインターンシップを学校の授業カリキュラムとして体験できるプログラムです。
CAミーティングでは、コーポレートアクセス参画企業の方々が集まり、生徒の学びについて本質的な議論をしています。年間を通して生徒たちとの関わり方を考えながら、大人たちも自らの学びを深めていきます。
・2019年度 第1回CAミーティング
・2019年度 第2回CAミーティング
・2019年度 第3回CAミーティング
・2019年度 第4回CAミーティング
・2019年度 第5回CAミーティング
本年度6回目の開催となる今回のCAミーティングは、今年度協賛企業であるテレビ東京の本社オフィスで開催。新番組発表時の記者会見などが行われるというプレゼンテーションルームに、2019年度参画企業9社総勢37名が集まり、2020年2月に行われるクエストカップ2020全国大会に向けて、提出作品の審査を行う際の意識合わせを行いました。
クエストカップ2020全国大会では、探究学習プログラム「クエストエデュケーション」で探求に取り組んできた生徒たちが、これまでの成果を思い思いの形で発表します。コーポレートアクセス部門で全国大会に出場できるチームは、多数の作品の中から各企業10チームずつ。
全国大会出場に向けたエントリーが12月25日に締め切られ、いよいよ審査が始まっていきます。
本当は、クエストを取り組んでいる全てのチームに出場して欲しいのですが、
どうしてもいくつかのチームを選出しなくてはいけません。
選出するときに、私たちはどんなメッセージを託して選ぶのか。
何に願いを込めて作品を見ていくのか。
より多くのみなさんにとって学びや成長の機会とするためにはどのようにしたらよいのか。
これらのことを、企業のみなさんと共に対話しながら、探求を進めていきました。
まずは、色々な企業の方が混ざってひとつのテーブルにつき、作品審査のデモンストレーションを行います。実際に行われた生徒たちの発表動画を見て、いいね!と思ったところを付箋でたくさんあげていきました。
一つの作品を見ても、どこをいいと感じるのかは人それぞれ。
「こんな見方もあるんだなぁ」
「自分が実はこんなところを魅力に感じていることに気がつきました」
といった声が聞こえてきました。
その後、各社ごとに集まり、その企業に提案する生徒の発表動画を見て審査のデモンストレーションを行いました。
それぞれの動画へ真剣な眼差しを送る企業人たちの姿がそこにはありました。
動画を見た上で、これから作品審査を進める上で大切にしたいことについての対話を行いました。
自分たちが大切にしたいこと、伝えたいことについて、それぞれの企業ごとに探求を進めます。
参加者からは、このプロセスを通して、
「ワクワクする未来を一緒につくりたい」
「無限の可能性、一人一人の可能性をもっと伸ばせれば」
といったメッセージを届けたいとの熱い想いが語られました。
生徒のみなさんが全力で取り組んできた作品に対して、審査をする大人たちも全力で受け止める思いは共通なのだということを、この場を通して改めて感じました。
未来を前にした時、誰しもがみな素人であり答えを知りません。
だからこそ、企業も先生も生徒も関係なく、それぞれが全力で探求を進めていくことに意味があり、価値があります。
そして、この探求には終わりがありません。
今年は、どのような作品と出会えるのか楽しみです。
2019年度クエストエデュケーションにご参加のみなさま、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!
・2019年度 第1回CAミーティング
・2019年度 第2回CAミーティング
・2019年度 第3回CAミーティング
・2019年度 第4回CAミーティング
・2019年度 第5回CAミーティング