横須賀市の新たな可能性を共に創出する「よこすかengine」

課題2013年転出超過数が全国1位となり、現在も人口流出が深刻です。それに伴い空き家問題や働く場所の減少なども問題となっています。
解決「よこすかengine」では、こうした横須賀市ならではの地域特性を踏まえた探究活動に、中高生と企業が取り組みます。生徒は「地域イノベーター」として、横須賀市をより良くする「イノベーションプラン」を考え、企業に提案します。この探究活動を通し、子どもも大人も、生まれ育った地域と主体的に出会い直し、横須賀ならではの歴史の継承と学び続ける人材の育成、そして世代を越えたコミュニティづくりを目指します。

企業と地域のリソースを再発見

参画企業と自分たちが住む地域と出会い、それぞれのリソース(ヒト・モノ・カネ・コト)を探します。
探究活動のプロセスの中で、見慣れた日常世界の見え方が変わり、地域にも、自分にも、可能性がたくさんあるということに気づきます。

イノベーションプランを考える

目の前の課題を解決するという視点ではなく、日常から発見したリソースを使って新たな可能性と、価値創造するという視点に立ちます。
未来を生きる中学生と、今を生きる企業が、地域の未来を共につくります。

プレゼンテーション

生徒たちは、ここまで「地域イノベーター」として、地域をより良くするイノベーションを起こすために、様々な活動に取り組んできました。最後は、探究の成果として、チームで取り組んできたイノベーションプランを企業人の前で発表します。

プログラム概要

地域探究プログラム「エンジン」とは地域に根差す中高生と企業が協力して、地域の未来を築く探求活動です。地域に実在する企業を題材にし、毎週の授業で地域をより良くするためのイノベーションプランを考えます。
プログラム実施校および参画企業横須賀市の中学校・高等学校 (累計約1校・274名)/5社
実施コマ数全15回(各50分)
授業構成STEP1-3 学校を使ってビジネスを考える
STEP4-6 地元企業のリソースを探す
STEP7-10 地域のリソースを探す
STEP11-13 地域をより良くする企画を立案
STEP14-15 企画をプレゼン

事業者インタビュー

【よこすかラボ】取り組んできた地域活動と「engine」を組み合わせて巻き起こせたこと

一般社団法人NELD 代表 三田希美子氏

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