2018年05月25日
5月23日(水)、千代田区立麹町中学校にて、
今年度のクエストエデュケーション「企業探究コース」の参画企業8社20名が集まり、
コーポレートアクセスミーティング(CAミーティング)を開催いたしました。
教育界では学習指導要領の改訂が2020年に迫り、
経済界では学びと社会との連携促進の動きが急速に進む中、
クエストエデュケーションは社会で生きる力を育む探求型キャリア教育のパイオニアとして、
全国133校での導入、8社の協賛と、学校・企業共に過去最多規模でスタートしました。
拡大成長のフェーズにありつつも、クエストにかかわるひとりひとりの学びの最大化を図るため、
参画企業と共にCAミーティングを通年で行っています。
冒頭では、千代田区立麹町中学校の工藤勇一校長先生に、
社会に通じる本質的な学びの理念と、企業が学校に関わることの意義や
「企業探究コース」がとても有効であるということを、
生徒のエピソードを交えてお話いただきました。
企業人の間からは、今の学校にはこんな進んだ取り組みがあるのかと、感嘆の声も聞かれました。
その後、クエストエデュケーションの趣旨と一年の流れについてのガイダンスを行いました。
AIの台頭、技術革新など社会経済の大きな変化の中で、企業と学校が協働する意義について
改めて参加者全員で認識しました。
後半は、企業の枠を超えて、参加者全員で
今年度の「企業探究コース」のスローガンをつくるワークを行いました。
最初の自己紹介では、中高時代に熱中したことをそれぞれが語り、
かつて生徒であった自分を思い出しながらワークをスタートしました。
話し合いを進めながら、生徒と関わるときのあり方について、
「自分ごと」としての意識がどんどん深まっていきました。
最後は、たくさんのキーワードを全員で持ち寄り、1つのスローガンにまとめていきます。
この時には、参加者みなさんが、企業の一員としてではなく、
1人の人間としての顔つきに変化し、まさに企業や学校、大人や子どもの枠を越え、
みんなで学び合うというモードに変化していました。
そして、全員の思いがダイナミックに凝縮されたスローガンができました。
「大人だってわからない!
みんなの可能性を信じて何のため?誰のため?を問いながら
一緒に本気でチャレンジしていこう♡」
最後の♡にも、「子どもたちに寄り添い、同じ目線で一緒に未来にチャレンジしたい」という思いが込められています。
今年1年間、この言葉を携えて、全国の学校に行き1人でも多くの生徒たちに会いにいきます!