教育と探求社とテクマトリックス、教育機関向けEdTech分野で資本・業務提携

　株式会社教育と探求社（本社：東京都千代田区、代表取締役：宮地 勘司）は、テクマトリックス株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：由利 孝）と、教育機関向けEdTech分野のビジネス強化に向けて、資本・業務提携を行うことといたしましたので、お知らせいたします。

　今回の提携において、教育と探求社はテクマトリックスに対して第三者割当増資を行い、同社は教育と探求社の発行済株式総数の11.76%を保有（約2億円の出資）することとなります。

　教育と探求社は、日本経済新聞社で教育事業を手がけた代表の宮地が2004年に創業いたしました。2005年より、社会と教育現場をつなぐ探究型の学習プログラム「クエストエデュケーション」を全国の中学・高校に提供し、これまでにのべ約35万人の生徒が取り組んできました。

　「クエストエデュケーション」では、実在する企業や社会課題、夢を成し遂げた先人、地方創生などを題材に、生徒たちは答えのない問いに向き合い、仲間とともに学んでいきます。2022年度は全国300超の公・私立の中学・高校に導入され、計約5万9千人が取り組んでいます。

　テクマトリックスは、2021年4月より、これからの学びとコミュニケーションを創る、新しい形のスクール・コミュニケーション・プラットフォーム＋校務支援システム「ツムギノ」をクラウドサービスとして提供し始めました。こどもを中心に考えた「ツムギノ」独自の設計で、校内外にわたる充実したコミュニケーション機能に加え、学びの蓄積、教職員の校務支援機能までを一元化しています。こどもの探求の学び（アクティブ・ラーニング）をサポートする機能も提供しており、こどもの日々の活動記録（ポートフォリオ）に対して、教職員、保護者、まわりのこどもたちやサポーターからのフィードバックを一緒に記録・蓄積でき、学びの履歴として管理することができます。

　学習指導要領の改訂で「探究」という教科が広く導入されました。またGIGAスクール構想の推進によりこども一人に一台ずつデジタルデバイスが導入され、日本の教室は大きな変革期にあります。そのようななかで、本当に未来を生き抜くこどもたちを育てるためには、こどもの資質・能力を本質的に育成するカリキュラムの構築、教育環境の整備や学校運営の改革を実現していく事が欠かせません。

　教育と探求社とテクマトリックスは、本提携を梃子に、両者の強みを融合することで教育DX（デジタルトランスフォーメーション）の推進を図り、教育機関向けに探求の学びをサポートする学習コンテンツやクラウドサービスの提供をより一層推進してまいります。

• ＜株式会社教育と探求社について＞
  所在地：東京都千代田区四番町4-9 東越伯鷹ビル 6F
  代表取締役：宮地 勘司
  URL：https://eduq.jp/

　教育と探求社は、学校向け探究型キャリア教育プログラム「クエストエデュケーション」を始め、金融経済、エネルギー、働き方や生き方まで、様々なテーマの探究学習・研修プログラムを開発し、幅広い年代層に提供しています。混迷を深める社会で、探求的な学び、生成的な学びをつくる場とコンテンツを開発し、21世紀型教育へのシフト、成熟した市民社会の実現に向けた支援を行っています。

• ＜テクマトリックス株式会社について＞
  所在地：　 東京都港区港南1丁目2番70号 品川シーズンテラス24階
  代表取締役： 由利 孝
  URL： https://www.techmatrix.co.jp

　テクマトリックス（東証プライム：3762）は、最先端の情報基盤技術のインテグレーションを提供する「情報基盤事業」、患者と医師、家族と地域社会を結ぶ医療環境づくりを目指す「医療システム事業」、蓄積されたノウハウを実装したアプリケーションの提供により顧客の課題解決を実現する「アプリケーション・サービス事業」の3事業を展開し、顧客企業のビジネスモデル変革と競争力の強化をサポートしています。

＜本件に関するお問い合わせ＞
教育と探求社広報室

press@eduq.jp