2017年09月06日

8月19日「探求フェスタ」を初開催!

2020年度の大学入試改革を目前に、アクティブ・ラーニングへの注目が集まる中、教育と探求社では、今だからこそ学びの本質を全国の先生方と一緒に考える機会として「探求フェスタ」を大阪大和大学にて初開催いたしました。

チクセントミハイという心理学者が「フロー」という概念を提唱しています。「フロー」とは、人が何かに没入し、時に対する感覚も、自己に対する感覚もなくし、創造の源に立脚する状態です。「探求」という学び方を通して、たくさんの子どもたち、大人の意識と可能性をひらくことに、これまで13年間関わった私たち教育と探求社が今年度行き着いたテーマは、「よくあそべ」でした。これは、まさにチクセントミハイの「フロー」と繋がるものでした。「もっと自由に、柔らかに、野蛮に、楽しく、ワクワクとした教室、そして学校の雰囲気を先生方と一緒に創り、個々の自分らしさを育み未来を創造したい。」そんな想いを詰め込んだ、私たちの新たなチャレンジが「探求フェスタ」でした。

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そこで、「プレイフル・ラーニング」を提唱している同志社女子大学の上田信行先生、元大空小学校校長の木村泰子先生、映画監督でもあり全国の学校で「シネマ・アクティブラーニング」を推進している古新舜監督を特別ゲストにお迎えしました。

第一部のパネルディスカッションでは、「遊びと学び」をテーマにゲスト3名のみなさまに登壇していただき、いきなり上田先生と上田ゼミgirls bandから「みなさん立ってください!」と声がかかり会場にいた全員でダンスをするというサプライズがありました。

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冒頭からいきなりの「プレイフル」な体験、その後のパネルディスカッションでは、なぜかゲスト全員話をするときには立ち歩き話すという、なんともアクティブかつパッション溢れるパネルディスカッションとなりました。

午前の部第二部では、西大和学園中学高等学校の宮北純宏先生、近畿大学附属中学高等学校の増田憲昭先生、百合学院高等学校の吉川晶子先生にゲストにお越しいただき、自身が授業で実践しているプレイフルな取組みについてお話ししていただきました。

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午後からは、午前のトークを受けて、実際に五感を使って体験・体感する場です。

①上田信行先生のワークショップ「プレイフル・ラーニング 学びをROCKしよう!」

②古新舜監督の「「教育×映画プレイフル」から、クリエイティブな学びを深めるワークショップ~シネマ・アクティブ・ラーニング」番外編~」

③クエストエデュケーション「企業探究コース」コーポレートアクセス体験会 with木村泰子先生

④クエストエデュケーション「社会課題探究コース」ソーシャルチェンジ体験会

以上の4部屋に分かれました。それぞれの部屋では体験する時間をメインにその裏付けなども盛り込まれ、参加者全員が手の届くチャレンジを実際に体験した時間となりました。

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最後は4つの会場に分かれていた参加者のみなさんが最後にもう1度、同じ会場で最後の振り返りを行いました。それぞれが体験したことを互いに共有し合い、学校に戻ったときのことをイメージし、何ができるのか、何を変えていくのかについて考えました。

参加者のみなさんからは、

「先生自身が間違えたっていいんだという在り方で生徒と接することで、生徒も安心してチャレンジできる場づくりができると思いました。」

「先生自身が楽しむことが大切。」

「クレイジーな人の存在が大事でそういう人が増えることで生徒学校にとってもカンフル剤になる。」

「実際の授業はやり直しがきかないものになっているので、そこから見直したい。」

といった気づきがありました。

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最後に、ゲストの3名からのメッセージは、

(古新)可能性のない人なんで誰一人としていない。常に出会いに感謝して人間力を磨いていけば日本全体が変わるはず。

(木村)人に求めず、まずは自分がクレイジーになることが大事。大きな流れに乗るのは楽で、逆らうのは困難だけど、自分の信じた道を選択できるような勇気を持ってほしい。

(上田)プレイフルには二つの方法がある気がした。一つは自分自身がプレイフルになること。 2つ目は誰かをもっと喜ばせたいと思うこと。ぜひそういう環境を作り続けてほしい。

 

「プレイフル」、そして「よくあそべ」とは、手の届かないチャレンジではなく、手の届く少し先のチャレンジをしてみること。そこからきっと流れは変わるということを信じて、子どもたちと一緒に未来を創る一人になろうと、この場で強く感じる1日となりました。



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