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	<title>事例 | 教育と探求社 EDUCA&amp;QUEST</title>
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	<description>私たちが、20余年にわたり開発・提供してきた先進的で効果の高いプログラムは、いま世界的にも注目が高まる「21世紀型スキル」を育む教育プログラムとして、学校や様々な教育関係者から高い評価をいただいています。ひとりひとりが自分らしく、たくましく生きる、そんな世界を教育の力でつくり、支えていきます。</description>
	<lastBuildDate>Tue, 17 Feb 2026 03:04:11 +0000</lastBuildDate>
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		<title>【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.4】 「場の空気を整える人」クラーク記念国際高等学校・熊本キャンパス卒業生／専修大学3年 坂口 太一さんの軌跡</title>
		<link>https://eduq.jp/news/tuusinseries-clarkkumamoto/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[推進部]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 06 Feb 2026 00:51:23 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p>2025年2月、探究学習の祭典「クエストカップ全国大会」の会場。発表を前にした中高生たちの緊張や期待が入り混じる雰囲気の中で、ひときわ落ち着いた声で場を整えている大学生がいます。 クエストカップ11年連続出場を誇る強豪校 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://eduq.jp/news/tuusinseries-clarkkumamoto/">【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.4】 「場の空気を整える人」クラーク記念国際高等学校・熊本キャンパス卒業生／専修大学3年 坂口 太一さんの軌跡</a> first appeared on <a href="https://eduq.jp">教育と探求社　EDUCA&QUEST</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>2025年2月、探究学習の祭典「クエストカップ全国大会」の会場。<br>発表を前にした中高生たちの緊張や期待が入り混じる雰囲気の中で、ひときわ落ち着いた声で場を整えている大学生がいます。</p>



<p>クエストカップ11年連続出場を誇る強豪校、「クラーク記念国際高等学校 熊本キャンパス」の卒業生、坂口 太一さん。現在は専修大学3年生でクエストカップの学生スタッフとしてファシリテーターを務めています。</p>



<p>1700名以上が参加したクエストカップ2025では、企業ごとに別れて発表する1stステージのファシリテーターに加えて、全出場者が集まりグランプリを選出する最終ステージのMCにも抜擢されました。</p>



<p>大学生スタッフとして3年目のクエストカップを目前に控えた坂口さんは、当時学校にいけなかった中高時代のご自身の経験や想いを振り返りながら、今あらためてクエストカップに対する思いや出場する中高生へのメッセージを語ってくれました。</p>



<p>　　　　</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p>クエストカップの会場に立つたびに、少し前の自分を思い出します。</p>



<p>あのステージに向かって緊張している中高生の姿を見ると、「大丈夫だよ」って、声に出さなくても伝えたい気持ちになります。</p>



<p>でもそれは、偉そうに励ましたいわけじゃなくて、ただ「不安だった自分」に向けて、少し遅れて言葉を返している感覚に近いんです。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img fetchpriority="high" decoding="async" width="1024" height="576" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/tuusinseries-clark-no1-1024x576.png" alt="【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.4】 「場の空気を整える人」クラーク記念国際高等学校・熊本キャンパス卒業生／専修大学3年 坂口 太一さんの軌跡" class="wp-image-8928" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/tuusinseries-clark-no1-1024x576.png 1024w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/tuusinseries-clark-no1-300x169.png 300w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/tuusinseries-clark-no1-768x432.png 768w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/tuusinseries-clark-no1.png 1366w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">本番直前、ていねいに台本を読み返す坂口さん</figcaption></figure>



<p>　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>■家族の“待つという選択”に救われた中学時代</strong></h3>



<p>中学1年の冬ごろから、僕は学校に行けなくなりました。</p>



<p>行かなくなった理由は、これといった大きな出来事があったわけではなくて、「周りと合わないな」という感覚がずっと続いて、だんだん行けなくなった感じです。</p>



<p>3つの小学校から生徒が集まる、人数の多い中学校で、僕は小6のときに転校したばかりで、もともとあまり周りと仲がいいわけではない状態で、大人数の中に入っていったんです。</p>



<p>性格的に人が多い場所は得意じゃなかったし、中学に上がってすぐ部活と塾の両方を始めて、キャパオーバーしていたのかなと思います。</p>



<p>自分の中に余裕がなくて、周りと仲良くなるとか、関係をつくるとかがうまくできなかった。</p>



<p>なんとなく「ここは自分のいる場所じゃないな」という感覚がずっと続いていました。</p>



<p>学校に行かなくなった最初のころは、部屋から出るのも怖かったんです。</p>



<p>「この年齢の子が、なんで平日のこの時間に外を歩いてるんだろうって思われるんじゃないか」とか、そういう目線が怖くて、誰にも見られたくなかった。</p>



<p>だから、あの時の僕は「何もしないことを選んでいた」というより、「動けるほどのエネルギーがなかった」という方が近いんだと思います。</p>



<p>それでも立ち直ることができたのは、家族が「無理に行かなくていい」と言ってくれたからでした。</p>



<p>背中を押してくれたのではなく、押さなかったこと。<br>あの“待つ選択”が、僕を守ってくれたと今でも思います。</p>



<p>　　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>■「クエスト」と出会ったクラーク高校時代</strong></h3>



<p>高校進学でクラーク記念国際高等学校を選んだきっかけは、通っていたフリースクールで知り合った少し上の先輩たちが、みんなクラークに行っていたことと、参加したオープンスクールの雰囲気がとても良かったことでした。</p>



<p>はじめから友達がいるという安心感は大きかったです。</p>



<p>そしてクラークで出会ったのが、探究学習プログラム「クエストエデュケーション（以下、クエスト）」でした。（クエストの中でも、坂口さんが取り組んだのは企業探究コース「コーポレートアクセス」）</p>



<p>最初は驚きました。「高校生が企業の課題に取り組むって何？」って。</p>



<p>クラーク熊本キャンパスのクエストは、学年を越えた縦割りでグループを組んで活動します。</p>



<p>別の学年の人たちとチームを組んで、企業の人の前で発表するなんて、普通の高校生活ではなかなか経験できないですよね。</p>



<p>自分が少し大人になったような気がして、「この学校に来た意味があったな」と思えた要素でもありました。</p>



<p>先生が「生徒を信じて任せる」というスタンスでいてくれたことも、責任感や主体性の醸成につながっていたと思います。</p>



<p>　　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>■探究の中で見つけた、自分の役割</strong></h3>



<p>そして活動を続けるうちに、僕は自分の“役割”のようなものに気づいていきました。</p>



<p>真剣に取り組めば取り組むほど、意見のぶつかり合いは避けられません。<br>「こっちの案の方がいい」「あの人が全然動いてくれない」といった不満や葛藤の声が出ることもあります。</p>



<p>そういった中で、みんなの意見を整理したり、資料にまとめたり、話し合いの場を和やかにしたり、意見を出しやすい空気をつくったり。そういう役割を自然と担うことが多く、自分には向いていると分かりました。</p>



<p>それはクエストに取り組んだからこそ見つけられた、自分の強みだと思います。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/tuusinseries-clark-no3-1024x576.png" alt="【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.4】 「場の空気を整える人」クラーク記念国際高等学校・熊本キャンパス卒業生／専修大学3年 坂口 太一さんの軌跡" class="wp-image-8926" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/tuusinseries-clark-no3-1024x576.png 1024w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/tuusinseries-clark-no3-300x169.png 300w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/tuusinseries-clark-no3-768x432.png 768w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/tuusinseries-clark-no3.png 1366w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">クエストカップ2023で受賞後、インターン企業の大和ハウス工業本社に招待されてプレゼンをする坂口さんとチームメンバー</figcaption></figure>



<p>　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>■今、学校生活に悩んでいる中高生へ</strong></h3>



<p>もし今、不登校で悩んでいる人や、学校生活の中でしんどさを感じている人がいたら、「道はひとつじゃない」と伝えたいです。</p>



<p>普通の学校に戻ることだけが正解ではありません。通信制の高校もあるし、フリースクールもあるし、オンラインで学べる場もある。自分に合う場所を探していいし、選んでいいと思います。</p>



<p>僕自身、不登校の期間があって、部屋から出ることすら怖いと感じていた時期もありました。</p>



<p>でも、クラークに進んで、クエストに出会って、仲間といろんな経験をして、少しだけ自分を誇らしく思えるようになりました。</p>



<p>自分に合う場所や、自分が落ち着いていられる環境に、きっと出会えます。</p>



<p>　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>■クエストカップへの想い</strong></h3>



<p>大学生になった今、僕はクエストカップの学生スタッフとして、中高生のみんなの挑戦を近くで見ています。</p>



<p>参加しているチームの発表を見ると、「あの時、自分もこんなことを考えていたな」とか、「ここまで来るのに、きっといろいろなことがあったんだろうな」とか、自然と気持ちが戻ってきて、ぐっとくるものがあります。</p>



<p>だから、ファシリテーターとして進行を担うけれど、それ以上に“伴走する人”でありたいです。</p>



<p>クエストカップに参加するたびに、「ちゃんと向き合った時間は、本当に力になるんだ」と感じています。</p>



<p>今年も、たくさんの想いを抱えてくる中高生と、彼らを温かく、熱く見守る社会の先輩たち、そして一緒に場をつくる仲間に出会えることを楽しみにしています。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="576" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/tuusinseries-clark-no4-1024x576.png" alt="【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.4】 「場の空気を整える人」クラーク記念国際高等学校・熊本キャンパス卒業生／専修大学3年 坂口 太一さんの軌跡" class="wp-image-8927" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/tuusinseries-clark-no4-1024x576.png 1024w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/tuusinseries-clark-no4-300x169.png 300w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/tuusinseries-clark-no4-768x432.png 768w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/tuusinseries-clark-no4.png 1366w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">最前列左・坂口さん</figcaption></figure>



<p>　　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>■クラーク記念国際高等学校　熊本キャンパス</strong></h3>



<p>クラーク記念国際高等学校は、全国にキャンパスを持つ広域通信制高校です。通学型・オンライン型・全日型など、多様なスタイルから自分に合った学び方を選べるのが特徴です。</p>



<p>単に単位を取るだけでなく、探究学習や企業連携プログラム、部活動や学校生活の充実にも力を入れており、「通信制でありながら“学校に通う楽しさ”や“仲間との学び”も大切にできる」という点が大きな魅力です。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="576" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/tuusinseries-clark-no2-1024x576.png" alt="【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.4】 「場の空気を整える人」クラーク記念国際高等学校・熊本キャンパス卒業生／専修大学3年 坂口 太一さんの軌跡" class="wp-image-8929" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/tuusinseries-clark-no2-1024x576.png 1024w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/tuusinseries-clark-no2-300x169.png 300w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/tuusinseries-clark-no2-768x432.png 768w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/tuusinseries-clark-no2.png 1366w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">12年間にわたり熊本キャンパスのクエストを支えてきた深川先生と歴代の賞状<br></figcaption></figure>



<p>▼　学校公式サイト：<a href="https://www.clark.ed.jp/campus/kumamoto-kumamoto/">https://www.clark.ed.jp/campus/kumamoto-kumamoto/</a></p>



<p>　　　</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p><strong>【すべての学校に、探究のとびらを届ける】シリーズ第1弾、第2弾、第3弾も公開中です。</strong><br><strong>ぜひご覧ください。</strong></p>



<p>第1弾　ワオ高等学校のインタビュー記事はこちら：<a href="https://eduq.jp/news/tuusinseries-wao/" target="_blank" rel="noopener" title="">https://eduq.jp/news/tuusinseries-wao/</a></p>



<p>第2弾　明蓬館SNECのインタビュー記事はこちら：<a href="https://eduq.jp/news/tuusinseries-meihokan/" target="_blank" rel="noopener" title="">https://eduq.jp/news/tuusinseries-meihokan/</a></p>



<p>第3弾　熊本県立菊池支援学校のインタビュー記事はこちら：<a href="https://eduq.jp/news/tuusinseries-kikuchisien/" target="_blank" rel="noopener" title="">https://eduq.jp/news/tuusinseries-kikuchisien/</a></p>



<p></p><p>The post <a href="https://eduq.jp/news/tuusinseries-clarkkumamoto/">【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.4】 「場の空気を整える人」クラーク記念国際高等学校・熊本キャンパス卒業生／専修大学3年 坂口 太一さんの軌跡</a> first appeared on <a href="https://eduq.jp">教育と探求社　EDUCA&QUEST</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.3】生徒一人一人の価値観に出会い、仕事観を紡ぐ金融経済教育プログラム「お金の力-VALUE-」の実践例：熊本県立菊池支援学校</title>
		<link>https://eduq.jp/news/tuusinseries-kikuchisien/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[推進部]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 06 Feb 2026 00:43:06 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://eduq.jp/?post_type=news&#038;p=8924</guid>

					<description><![CDATA[<p>通信制高校や多様な学びの場での実践を紹介してきた本シリーズ。 第3弾では、「特別支援学校」という教育現場に焦点を当て、探究学習プログラムがどのように生徒の学びを支えているのかをお伝えします。 みなさんは、「特別支援学校」 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://eduq.jp/news/tuusinseries-kikuchisien/">【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.3】生徒一人一人の価値観に出会い、仕事観を紡ぐ金融経済教育プログラム「お金の力-VALUE-」の実践例：熊本県立菊池支援学校</a> first appeared on <a href="https://eduq.jp">教育と探求社　EDUCA&QUEST</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>通信制高校や多様な学びの場での実践を紹介してきた本シリーズ。</p>



<p>第3弾では、「特別支援学校」という教育現場に焦点を当て、探究学習プログラムがどのように生徒の学びを支えているのかをお伝えします。</p>



<p>みなさんは、「特別支援学校」についてご存知ですか？</p>



<p>「特別支援学校」とは、障がいのある幼児・児童・生徒に対して、幼稚園、小学校、中学校、または高等学校に準じた教育を行うとともに、障がいによる学習上または生活上の困難を克服し、自立を図るために必要な知識技能を授けることを目的とする学校を指します。</p>



<p>今回、取材にご協力いただいたのは、熊本県合志市にある「熊本県立菊池支援学校」です。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="800" height="500" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/tuusinseries-kikuchisien-no1.jpg" alt="【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.3】生徒一人一人の価値観に出会い、仕事観を紡ぐ金融経済教育プログラム「お金の力-VALUE-」の実践例：熊本県立菊池支援学校" class="wp-image-9019" style="width:840px;height:auto" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/tuusinseries-kikuchisien-no1.jpg 800w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/tuusinseries-kikuchisien-no1-300x188.jpg 300w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/tuusinseries-kikuchisien-no1-768x480.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 800px) 100vw, 800px" /></figure>



<p>　　　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>一人一人の特性に寄り添い、「社会につながる力」を育む学校</strong><br></h3>



<p>熊本県立菊池支援学校では、「一人一人が輝く確かな教育をめざして」という教育理念のもと、障がいの状態や特性に応じた個別の教育プランを実践し、自立と社会参加に必要な力を育むことを大切にしています。</p>



<p>高等部1年生は全部で3クラス（1クラス定員8名）あり、発達段階としては小学1年生から4年生程度の生徒が多いそうです。自閉症やADHDを抱えている生徒も多く、ちょっとしたことで怒り出したり、じっとしていられなかったりと、感情のコントロールや集団での活動に難しさを感じる場面もあり、日々の授業では一人一人の状態に応じた丁寧な関わりが求められています。</p>



<p>　　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>「仕事とお金」を体感的に学べる時間として</strong></h3>



<p>そんな1年の総合的な探究学習の時間で導入されたのが、金融経済教育プログラム「お金の力-VALUE-」（※）です。</p>



<p>担当の原口先生によると、1年生ではちょうど「仕事とお金」をテーマに取り組む予定だったとのことで、カードゲームを使いながら「お金の価値」を体感できる点が導入の決め手となったそうです。</p>



<p>授業を始める前、先生方が気にかけていたのは、生徒たちの金銭感覚でした。定期的にお小遣いをもらって自分で管理している生徒はほとんどおらず、欲しいものがある時に保護者に買ってもらうというスタイルのご家庭が多いため、「モノ」や「コト」に対する金銭感覚は未知数だったと言います。</p>



<p>ところが、実際にカードゲームをやってみると、先生方の想像を超える反応が見られました。</p>



<p>好きなものに対しては「プライスレスでもいいからやりたい」とか、手間の掛かることに対しては「高額な報酬をもらえたとしてもやりたくない」と答える生徒がいるなど、発達段階が小学生相当の子でも、「モノ」や「コト」の値段を自分なりに値づけしたり、その値段に設定した理由をグループの中で共有したりする姿が見られたそうです。グループの中で考えを伝え合いながら楽しそうにゲームに取り組んでいたことがとても印象的だったと、原口先生は振り返ります。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="800" height="500" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/tuusinseries-kikuchisien-no2.jpg" alt="【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.3】生徒一人一人の価値観に出会い、仕事観を紡ぐ金融経済教育プログラム「お金の力-VALUE-」の実践例：熊本県立菊池支援学校" class="wp-image-9018" style="width:840px;height:auto" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/tuusinseries-kikuchisien-no2.jpg 800w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/tuusinseries-kikuchisien-no2-300x188.jpg 300w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/tuusinseries-kikuchisien-no2-768x480.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 800px) 100vw, 800px" /></figure>



<p>　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>情報としての「お金」から、自分ごととしての「お金」へ</strong></h3>



<p>これまでも社会科や家庭科で「お金」を扱う機会はありましたが、どちらかというと「クレジットカード取り扱い時の注意」や「お金の管理の仕方」といった知識やノウハウの伝達が中心で、なかなか生徒の実感が伴っていないと感じることが多かったそうです。</p>



<p>今回「お金の力-VALUE-」を実践したことで、「お金を大切に使うとはどういうことか？」という問いに対し、生徒一人一人が自分なりの考えを持ち、言語化することができました。その変化を他の先生方も非常に喜んでくださったとのことです。</p>



<p>　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>学校独自の工夫が、学びをさらに深める</strong></h3>



<p>取材を通してとても印象的だったのは、プログラム内で使う正規のACTカード（プログラム内のアクションを指すカード）の他に、オリジナルのACTカードを付け加えていたことです。</p>



<p>菊池支援学校では、職業の授業の中で「作業的な学習」に取り組んでいることを踏まえ、実際に自分たちが卒業後に就くかもしれない仕事のカードを付け足しました。「働くとお金がもらえる」という当たり前のことを十分理解できていない生徒もいる中、仕事（作業内容）とお金（支払賃金）がより身近に感じられ、「もし自分がその作業をするならいくらで請け負うか？」という結びつきをよりイメージしやすかったのではないか、と先生方は話します。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="390" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/tuusinseries-kikuchisien-no3-e1770337695795-1024x390.png" alt="【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.3】生徒一人一人の価値観に出会い、仕事観を紡ぐ金融経済教育プログラム「お金の力-VALUE-」の実践例：熊本県立菊池支援学校" class="wp-image-9017" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/tuusinseries-kikuchisien-no3-e1770337695795-1024x390.png 1024w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/tuusinseries-kikuchisien-no3-e1770337695795-300x114.png 300w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/tuusinseries-kikuchisien-no3-e1770337695795-768x292.png 768w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/tuusinseries-kikuchisien-no3-e1770337695795.png 1366w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">正規のACTカード（左4枚）と菊池支援学校オリジナルのACTカード（右4枚）</figcaption></figure>



<p>　　　　　</p>



<p>仕事をするにあたって、何が自分の中で大事なポイントなのかを知る機会はとても大切です。例えば、勤務時間の長さや職場の人間関係、自宅でもできる仕事かどうかといった、どんな条件なら働きたいかという仕事観は人によって異なります。</p>



<p>今回、「お金」というテーマを入り口に、「自分にとってのお金の価値」や「仕事選びをする上で大事にしたいポイント」などを考えるきっかけとして非常に有効だったと原口先生に評価していただけました。また、情報を整理し、自分で「選ぶ」という経験ができたことで「働くこと」に対するモチベーションを上げるきっかけにもなったとお話しいただけました。</p>



<p>　　　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>特別支援学校でも、探究は確かに根づく</strong></h3>



<p>カードを前にして、自分の気持ちを言葉にしようとする姿。友だちの意見に耳を傾け、「そういう考えもある」と受け止める瞬間。</p>



<p>今回の実践を通して、探究は特別な能力を前提とするものではなく、一人一人の感じ方や言葉に丁寧に向き合う時間の積み重ねなのだと感じられました。</p>



<p>発達段階や特性に違いがあっても、「自分はどう考えるか」「何を大切にしたいか」を問い続けることはできます。菊池支援学校の教室には、その芽が確かに育ちつつある様子が見て取れました。</p>



<p>なお、今年度は特別支援学校のほかにも、さまざまな学校で「お金の力-VALUE-」が導入されています。ろう学校では、授業は手話を使って進行されていますが、カードゲームの図や文を見ながら生徒たちは主体的に取り組めているそうです。</p>



<p>通信制高校、特別支援学校。学びの形や生徒の特性が違っても、探究のとびらは、どの学校にも確かに開かれています。教育と探求社はこれからも、多様な学びの現場に寄り添いながら、一人一人が社会とつながるための探究の機会を届けてまいります。</p>



<p>　　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>※金融経済教育プログラム「お金の力 -VALUE-」とは</strong></h3>



<p>お金の価値が、状況や視点によってどのように変化するのかを、身近な仕事や買い物を題材としたカードゲームを通じて体感的に学ぶ学習プログラムです。多様な価値観に触れながら、新たな発想や自分とお金との関係性を見つめ直すきっかけとなります。<br></p>



<p>知識を教え込むのではなく、「お金を大切に使うとは？」を、主体的・対話的に考えられるよう、カードを使った対話やグループワークを活用しているため、通信制高校や特別支援学校など、多様な学びの現場でも導入が続いています。</p>



<p>本プログラムは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が社会貢献の一環として教育と探求社と開発し提供しているため、無償で導入できます。</p>



<p>プログラムの詳細については、以下のリンクをご覧ください。</p>



<p>▼　お金の力-VALUE &#8211; MUFG マネび屋：<a href="https://manebiya.mufg.jp/programs/p08" target="_blank" rel="noopener" title="">https://manebiya.mufg.jp/programs/p08</a><br><br></p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p><strong>【すべての学校に、探究のとびらを届ける】シリーズ第1弾、第2弾、第4弾も公開中です。<br>ぜひご覧ください。</strong></p>



<p>第1弾　ワオ高等学校のインタビュー記事はこちら：<a href="https://eduq.jp/news/tuusinseries-wao/" target="_blank" rel="noopener" title="">https://eduq.jp/news/tuusinseries-wao/</a></p>



<p>第2弾　明蓬館SNECのインタビュー記事はこちら：<a href="https://eduq.jp/news/tuusinseries-meihokan/" target="_blank" rel="noopener" title="">https://eduq.jp/news/tuusinseries-meihokan/</a></p>



<p>第4弾　クラーク記念国際高等学校・熊本キャンパス卒業生のインタビュー記事はこちら：<a href="https://eduq.jp/news/tuusinseries-clarkkumamoto/" target="_blank" rel="noopener" title="">https://eduq.jp/news/tuusinseries-clarkkumamoto/</a></p>



<p></p><p>The post <a href="https://eduq.jp/news/tuusinseries-kikuchisien/">【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.3】生徒一人一人の価値観に出会い、仕事観を紡ぐ金融経済教育プログラム「お金の力-VALUE-」の実践例：熊本県立菊池支援学校</a> first appeared on <a href="https://eduq.jp">教育と探求社　EDUCA&QUEST</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>「私の選択」が社会を変える体験を。金融経済教育プログラム「お金の力-CHOICE-Digital」導入事例：ドルトン東京学園中等部・高等部</title>
		<link>https://eduq.jp/news/valuecase-dalton/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[推進部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 05 Feb 2026 07:34:02 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://eduq.jp/?post_type=news&#038;p=9011</guid>

					<description><![CDATA[<p>教科書で学ぶ「経済」と、日々の「買い物」。このマクロとミクロの距離を、どのように埋めていけばいいのでしょうか。&#160; ドルトン東京学園中等部・高等部では、中学3年生の公民（経済分野）の導入として、金融経済教育プログ [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://eduq.jp/news/valuecase-dalton/">「私の選択」が社会を変える体験を。金融経済教育プログラム「お金の力-CHOICE-Digital」導入事例：ドルトン東京学園中等部・高等部</a> first appeared on <a href="https://eduq.jp">教育と探求社　EDUCA&QUEST</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>教科書で学ぶ「経済」と、日々の「買い物」。<br>このマクロとミクロの距離を、どのように埋めていけばいいのでしょうか。&nbsp;</p>



<p>ドルトン東京学園中等部・高等部では、中学3年生の公民（経済分野）の導入として、金融経済教育プログラム「お金の力-CHOICE-Digital」を活用いただきました。<br>今回は、実践を担当された木之下先生に、導入の背景や授業での工夫、生徒たちの変化についてお話を伺いました。デジタルならではの強みを活かしたゲーム体験は、生徒たちの社会へのまなざしをどのように広げていったのかを探ります。</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-background has-fixed-layout" style="background-color:#efefeff0"><tbody><tr><td><strong>金融経済教育プログラム「お金の力-CHOICE-Digital」とは？</strong><br><br>お金の使い方が社会や環境へどのような影響を与えるのかを、「お金の人生ゲーム」を通して体験的に学ぶことができるプログラムです。<br>消費や投資の選択がもたらす社会的インパクトを意識し、グループで意見交換することで、より有意義な選択を行うための判断力や責任感を育みます。本プログラムは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が社会貢献の一環として教育と探求社と開発し提供しているため、無償で導入できます。</td></tr></tbody></table></figure>



<p>　　　　　　　　</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="938" height="586" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/httpseduq.jpnewsvaluecase-dalton2.jpg" alt="「私の選択」が社会を変える体験を。金融経済教育プログラム「お金の力-CHOICE-Digital」導入事例：ドルトン東京学園中等部・高等部" class="wp-image-9073" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/httpseduq.jpnewsvaluecase-dalton2.jpg 938w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/httpseduq.jpnewsvaluecase-dalton2-300x187.jpg 300w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/httpseduq.jpnewsvaluecase-dalton2-768x480.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 938px) 100vw, 938px" /></figure>



<p>　　　　　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>導入の背景：経済活動の「実感」を伴う学びを求めて</strong></h3>



<p><strong>――まずは、「お金の力-CHOICE-Digital」を導入されたきっかけを教えてください。</strong></p>



<p><strong>木之下先生：</strong> もともと高校の「公共」の授業でこのプログラムを活用しました。その時に中学の公民の「経済分野」でも活用できそうだという感触があり、今回中学3年生でも導入してみました。</p>



<p>公民、特に経済の単元は扱う範囲が広く、どうしても制度や仕組みといったマクロな視点での解説に終始しがちです。一方で、生徒たち自身には、まだ「働く」や「稼ぐ」といった実体験がほとんどありません。そのため、「コンビニでジュースを買う」という個人の消費行動が、どう企業の利益になり、ひいては社会や環境にどう影響するのか、「つながり」を実感として捉えにくいという課題がありました。</p>



<p>そこで、自分自身の選択が社会とリンクしていることを、ゲームを通して疑似体験できる「お金の力-CHOICE-Digital」が適しているのではないかと考え、導入を決めました。</p>



<p>　　　　　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>授業の様子：デジタルならではのワクワク感と没入感</strong></h3>



<p><strong>――実際の授業はどのように進められたのでしょうか。</strong></p>



<p><strong>木之下先生：</strong> 通常は5コマ程度のプログラムですが、今回は経済分野の導入としてじっくり取り組めるように授業構成をアレンジしました。</p>



<p>生徒たちの反応は、やはりデジタル教材ならではの「ワクワク感」が強かったですね。紙の教材よりもビジュアル的に訴えるものがありますし、操作も直感的なので、自然に入り込めていました。ゲームとしての楽しさが入り口になることで、学習へのモチベーションも高く取り組んでいました。      　　　　</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="576" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/httpseduq.jpnewsvaluecase-dalton3-1024x576.jpg" alt="「私の選択」が社会を変える体験を。金融経済教育プログラム「お金の力-CHOICE-Digital」導入事例：ドルトン東京学園中等部・高等部" class="wp-image-9074" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/httpseduq.jpnewsvaluecase-dalton3-1024x576.jpg 1024w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/httpseduq.jpnewsvaluecase-dalton3-300x169.jpg 300w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/httpseduq.jpnewsvaluecase-dalton3-768x432.jpg 768w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/httpseduq.jpnewsvaluecase-dalton3.jpg 1366w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>      　　　　</p>



<p><strong>――授業を進める中で、先生が意識されたことはありますか？</strong></p>



<p><strong>木之下先生：</strong> 単にゲームを「クリアする」ことが目的にならないよう、私はファシリテーターとして、生徒たちにあえて問いを投げかけ、意図的な「揺さぶり」をかけることを意識しました。</p>



<p>例えば、ゲーム中に自分たちの選択によって環境が悪化したり、自分たちの資産が減ったりしたときに、「それは本当に君たちが選んだ結果なのか？」「それとも、社会の状況によって『選ばされた』のか？」と問いかけます。<br><br>自分たちの意志で行動しているつもりでも、実は社会情勢や環境の変化に流されているかもしれない。そういった視点を持たせることで、ゲーム上の出来事をただのイベントとして流さず、自分の行動の意味を深く考えられるようにしました。</p>



<p>     　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>生徒の変化：「個人の利益」から「社会との共存」へ</strong></h3>



<p><strong>――プログラムを通じて、生徒たちにどのような変化が見られましたか？</strong></p>



<p><strong>木之下先生：</strong> 最初はどのチームも「自分たちの資産（スコア）を上げること」に必死です。しかし、全員が自分の利益だけを追求して経済活動を行うと、ゲーム内の「環境」や「社会」が急激に悪化し、結果として自分たちの首を絞めることになります。</p>



<p>そこに気づいた瞬間、クラスの雰囲気がガラッと変わりました。<br>「自分たちのチームだけが勝てばいいわけじゃない」「環境を守らないと、経済も回らない」─そうした気づきから、チームの垣根を越えて協力し始めたんです。「このターンはみんなで環境回復に投資しよう！」と声を掛け合う姿も見られました。</p>



<p>これはまさに、日本の戦後復興から高度経済成長期、そして環境問題に直面している現代社会までの流れを追体験しているようでした。「個人の豊かさと社会の持続可能性はトレードオフではないか？」という葛藤を、理屈ではなく体験として学べたのは大きな成果だったと思います。</p>



<p>　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>今後の展開：「プログラム体験」から「リアルな生活」へ</strong>      　　　</h3>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="576" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/image-1-1024x576.png" alt="「私の選択」が社会を変える体験を。金融経済教育プログラム「お金の力-CHOICE-Digital」導入事例：ドルトン東京学園中等部・高等部" class="wp-image-9013" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/image-1-1024x576.png 1024w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/image-1-300x169.png 300w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/image-1-768x432.png 768w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/image-1.png 1366w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>     　　　</p>



<p><strong>――今回の「お金の力-CHOICE-Digital」での体験を、今後どのようにつなげていく予定ですか？</strong></p>



<p><strong>木之下先生：</strong> 実はこのプログラムの後、「一人暮らしプロジェクト」という授業を行う予定です。 手取り約19〜20万円の給与設定で、実際に住む家を探し、家賃を払い、食費や税金、保険料を計算して生活設計を考える、非常にリアルなシミュレーションです。</p>



<p>「お金の力-CHOICE-Digital」で、経済活動が社会に与える影響や、投資・保険といった「概念」をマクロな視点で理解した上で、次は自分事としてミクロな生活設計の実践に入っていく。この接続によって、単なる節約術ではない、社会との関わりの中での「お金の使い方」をより深く理解できると考えています。</p>



<p><strong>――最後に、導入を検討されている先生方に向けて、今回の実践を通して感じたことをお聞かせください。</strong></p>



<p><strong>木之下先生：</strong> 「経済」と聞くと難しく感じられるかもしれませんが、このプログラムでは、生徒たちが楽しみながら、自然と社会の仕組みに気づいていく様子が見られました。個人や社会の変化がスコアとして可視化され、選択の結果が即座にフィードバックされる点は、 デジタルならでは良さであり、学びへの没入感や手応えにつながっていたと感じます。</p>



<p><br>また、「自分の選択が世界を変える」という実感を持って考える姿勢が、生徒たちに芽生え始めています。そして教師自身も、生徒たちの予想外の行動や、そこから生まれる対話を楽しむことが大事だと思います。</p>



<p>　　　　</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p>     　　　　</p>



<p><strong>ドルトン東京学園中等部・高等部</strong> <br><br>東京都調布市にある2019年に開校した開校7年目の新しい中高一貫校。「自由」と「協働」を原理とする「ドルトン・プラン」を日本で実践し、生徒一人ひとりの主体性と興味を尊重し、自律的な学びを育てる新しい学校づくりを行っています。<br><br>生徒が自ら学びを設計する「アサインメント」、学年を越えた生徒同士のコミュニティである「ハウス」、自らの興味・関心を追求することのできる時間・仕組みである「ラボ」など独自の教育システムを展開し、多様な才能と主体性を引き出す教育を目指しています。<br><br>学校公式ウェブサイト：<a href="https://www.daltontokyo.ed.jp/" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.daltontokyo.ed.jp/</a></p>



<p>　　</p>



<p><strong>木之下 瞬（きのした しゅん）先生</strong></p>



<div class="wp-block-columns is-layout-flex wp-container-core-columns-is-layout-9d6595d7 wp-block-columns-is-layout-flex">
<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow" style="flex-basis:33.33%">
<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="823" height="924" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/httpseduq.jpnewsvaluecase-dalton.jpg" alt="" class="wp-image-9048" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/httpseduq.jpnewsvaluecase-dalton.jpg 823w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/httpseduq.jpnewsvaluecase-dalton-267x300.jpg 267w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/httpseduq.jpnewsvaluecase-dalton-768x862.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 823px) 100vw, 823px" /></figure>
</div>



<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow" style="flex-basis:66.66%">
<p>2019年に開校メンバーとしてドルトン東京学園中等部・高等部に入職。社会科教育を土台に、生徒一人ひとりの思考や問いを起点とした学びのデザインに取り組んでいる。</p>



<p>学びが社会と接続するプロセスを重視し、探究学習やアントレプレナーシップ教育の企画・実践、企業や外部団体との連携によるプロジェクト型学習を推進。生徒が社会課題を自分ごととして捉え、試行錯誤を通して価値を生み出す学びの設計に注力してきた。</p>



<p>次世代が不確実な時代を主体的に考え、選び、行動する力を育む教育のあり方を、教育現場から摸索し続けている。</p>
</div>
</div>



<p></p><p>The post <a href="https://eduq.jp/news/valuecase-dalton/">「私の選択」が社会を変える体験を。金融経済教育プログラム「お金の力-CHOICE-Digital」導入事例：ドルトン東京学園中等部・高等部</a> first appeared on <a href="https://eduq.jp">教育と探求社　EDUCA&QUEST</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>熱意が未来を拓く：「自分、意外と喋れる」〜若手社員が中高生と出会って気づいた、仕事の真価〜【ガチワン物語】</title>
		<link>https://eduq.jp/news/saitamaengine2025-interview-mainichikogyo/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[推進部]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 03 Feb 2026 04:14:06 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://eduq.jp/?post_type=news&#038;p=8984</guid>

					<description><![CDATA[<p>探究プロジェクト「さいたまエンジン」は、中高生の成長を支えるだけでなく、伴走する企業の社員にとっても大きな学びと気づきをもたらす取り組みです。 今回は、参画3年目となる毎日興業において今年プロジェクトに関わっている若手社 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>探究プロジェクト「さいたまエンジン」は、中高生の成長を支えるだけでなく、伴走する企業の社員にとっても大きな学びと気づきをもたらす取り組みです。</p>



<p>今回は、参画3年目となる毎日興業において今年プロジェクトに関わっている若手社員の皆さんとの座談会を実施。生徒との対話を通じて、自身の潜在能力や仕事の価値を再認識し、企業理解や成長意欲が高まっていくプロセスが見えてきました。越境学習が、地域の未来と企業の未来を同時に育む——その実例をご紹介します。</p>



<p></p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>序章：プロジェクト参加前の「不安」が「確信」へ変わる瞬間</strong><strong></strong></h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045560-1024x683.jpg" alt="熱意が未来を拓く：「自分、意外と喋れる」〜若手社員が中高生と出会って気づいた、仕事の真価〜【ガチワン物語】" class="wp-image-8998" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045560-1024x683.jpg 1024w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045560-300x200.jpg 300w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045560-768x512.jpg 768w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045560-1536x1024.jpg 1536w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045560-2048x1365.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>　　</p>



<p>まずはプロジェクトへの参加が決まった時のお気持ちを皆さんに伺ったところ、「業務と並行しての活動なので、両立できるか正直不安でした」との声が聞かれました。新卒2年目の方からは、「まだ社会人になり切ったという自信がない状態で、中高生に向き合えるかな」という迷いがあったことを率直に明かしてくれました。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045590-1024x683.jpg" alt="熱意が未来を拓く：「自分、意外と喋れる」〜若手社員が中高生と出会って気づいた、仕事の真価〜【ガチワン物語】" class="wp-image-8997" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045590-1024x683.jpg 1024w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045590-300x200.jpg 300w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045590-768x512.jpg 768w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045590-1536x1024.jpg 1536w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045590-2048x1365.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>　　　</p>



<p>しかし、回数を重ねるごとにその不安は解消され、仕事に対する「揺るぎない誇り」が高まり、自身の成長も強く感じるようになっていったことが座談会を通じて見えてきました。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>第一章：越境学習が引き出した「潜在能力」</strong></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>人前で話すことへの苦手意識を克服</strong></h3>



<p>「人前で喋るのが本当に苦手だった」という社員は、生徒たちの前に立つという経験が大きな転機となったと語ります。生徒からの質問に答える時、そして会社を代表して話す時、「もう質問されたら答えなきゃいけないし、社会人として胸を張って言わなきゃいけない」と腹をくくります。</p>



<p>その結果、「あ、意外と自分、大勢の前でも喋れるんだな」という新たな自信を発見しました。</p>



<p>また、考えてから話すタイプだった社員も、生徒を前にしたことで「意外とすぐにコメントできた」と、自身の瞬発的な対応力に気づいています。生徒との共創の場は、社員自身の潜在能力を引き出す最高の越境学習の場となったのです。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>自社への理解と愛着を深めたプロセス</strong></h3>



<p>また、生徒に伝える立場になったことで、自社の業務を深く調べ直す必要に迫られました。事務職の社員は、「私は事務方なので、普段あまり知らない他部署の仕事も、会社を代表して伝えるために深く調べました。その知識は、今の自分の業務にも生かせています」と、自社の仕事への理解と愛着や一体感が深まったといいます。</p>



<p></p>



<div class="wp-block-columns is-layout-flex wp-container-core-columns-is-layout-9d6595d7 wp-block-columns-is-layout-flex">
<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow" style="flex-basis:33.33%">
<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="683" height="1024" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045593-683x1024.jpg" alt="" class="wp-image-8996" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045593-683x1024.jpg 683w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045593-200x300.jpg 200w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045593-768x1152.jpg 768w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045593-1024x1536.jpg 1024w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045593-1365x2048.jpg 1365w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045593-scaled.jpg 1707w" sizes="auto, (max-width: 683px) 100vw, 683px" /></figure>
</div>



<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow" style="flex-basis:66.66%">
<p>さらに、生徒向けの教材となる「潜入動画」や発表資料の作成プロセスでは、メンバー同士が何度も集まり、意見を出し合う集中的な作業が行われました。</p>



<p>「一番最初のその資料作りが一番大変だったかな」<br>「自主的にプロジェクトメンバーで集まれる日を作った」<br><br>これらの協働作業を通じて、若手社員たちはチームビルディングの重要性と、自社の事業をいかに分かりやすく伝えるかというマーケティング的な視点も養うことになりました。</p>
</div>
</div>



<p></p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>第二章：生徒の「感謝」が教えてくれた仕事の真価</strong></h2>



<p>生徒たちとの出会いは、清掃業務・設備点検・不動産管理・警備業務など建物の安心・安全を守り、建物を総合的・統括的に管理する毎日興業が社会で担っている役割の本質的な価値を再確認させてくれたといいます。</p>



<p>ある社員は、中学生の発表で、生徒から感動的なフィードバックがあったことを共有しました。</p>



<p>「清掃員の人を見かけたら、感謝の気持ちを持って挨拶しようと思った」という生徒の言葉を聞いた瞬間、社員の皆さんは、普段の「当たり前の業務」が、人々に快適な暮らしを提供する社会の土台であり、感謝される仕事であるという本質的な価値を再確認したのです。これは、コストをかけた広告以上の、企業ブランディングとなります。</p>



<p>また、生徒たちの発想力や、PowerPointを使いこなす高いスキルにも驚きの声が上がりました。</p>



<p>「中学生でしっかり発表できるっていうのは本当にすごい。将来有望だなと思って」</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045599-1024x683.jpg" alt="熱意が未来を拓く：「自分、意外と喋れる」〜若手社員が中高生と出会って気づいた、仕事の真価〜【ガチワン物語】" class="wp-image-8995" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045599-1024x683.jpg 1024w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045599-300x200.jpg 300w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045599-768x512.jpg 768w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045599-1536x1024.jpg 1536w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045599-2048x1365.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>　　　</p>



<p>社員は、生徒たちとの対話を通じて、固定概念に縛られない自由な発想の重要性や、若手世代の思考力や行動力から新たな刺激を受けています。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>第三章：未来への種まきは、すでに実を結び始めている</strong></h2>



<p>座談会の最後には、さいたまエンジンが単なる社会貢献活動（CSR）に留まらず、「未来の人材育成」という経営課題の解決に直結している場であることが改めて共有されました。</p>



<p>プロジェクトに参加する社員の選定に携わる向井氏は、次のように語りました。</p>



<p>「さいたまエンジンは、どの年代、どのポジションの社員にとっても、新たな学びや気づきを得られる機会だと感じています。だからこそ、人材育成の観点から戦略的に人材選定に関わっていきたいと考えています」</p>



<p>中高生に自社の仕事や価値を伝える経験は、社員にとって「教える側」に立つ学びであり、自社理解を深める機会です。同時に、生徒の柔軟な発想や成長スピードに触れることで、自身の仕事観や視野も大きく広がります。</p>



<p>こうした双方向の学びが、多様な立場の社員一人ひとりの成長を引き出し、その総和が企業全体の力となっていきます。</p>



<p>さらに、この取り組みは結果として企業の魅力を自然に伝える機会にもなっており、実際に、「プロジェクトを通じて地域企業に興味を持った」「エンジン経験者が参画企業に内定をもらった」といった事例も生まれ始めています。</p>



<p>中高生にとって、さいたまエンジンで出会った企業は「将来の選択肢」として心に残る存在になるのです。</p>



<p>社員の成長、企業理解の深化、そして未来の仲間との出会い——。</p>



<p>さいたまエンジンは、8年後、10年後の企業の姿を見据えた“未来への種まき”として、着実にその価値を発揮し始めています。</p>



<p>最後に、社員の皆さんはこう語って座談会を締めくくりました。</p>



<p>「生徒がどんどん成長していくからこそ、私たち自身も、そして会社も、選ばれる存在であり続けなければいけませんね」</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045607-1024x683.jpg" alt="熱意が未来を拓く：「自分、意外と喋れる」〜若手社員が中高生と出会って気づいた、仕事の真価〜【ガチワン物語】" class="wp-image-8999" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045607-1024x683.jpg 1024w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045607-300x200.jpg 300w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045607-768x512.jpg 768w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045607-1536x1024.jpg 1536w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/02/20251121-P1045607-2048x1365.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>　　　</p>



<p>「さいたまエンジン」の活動は、参画企業の社員の成長を促し、地域の未来の可能性を発見し続けていきます。</p>



<h2 class="wp-block-heading">【本件に関するお問い合わせ先】</h2>



<p>株式会社教育と探求社　<br>担当：北見&nbsp;<br>TEL：03-6674-1234<br>Email：sai@eduq.jp&nbsp;URL： <a href="https://eduq.jp/" target="_blank" rel="noopener" title="">https://eduq.jp/</a></p><p>The post <a href="https://eduq.jp/news/saitamaengine2025-interview-mainichikogyo/">熱意が未来を拓く：「自分、意外と喋れる」〜若手社員が中高生と出会って気づいた、仕事の真価〜【ガチワン物語】</a> first appeared on <a href="https://eduq.jp">教育と探求社　EDUCA&QUEST</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>「分からないことが当たり前」。問いを立てる楽しさが、子どもたちの日常を、学びを、変えていく——岩手県金ケ崎町立永岡小学校の挑戦</title>
		<link>https://eduq.jp/news/mqcase-nagaokashogakkou/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[推進部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 29 Jan 2026 06:13:26 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://eduq.jp/?post_type=news&#038;p=8970</guid>

					<description><![CDATA[<p>岩手県の金ケ崎町立永岡小学校。ここでは今、5年生と6年生の子どもたちが、正解のない「問い」の世界に没頭しています。 「太陽って、夕日と朝日でなぜ印象が違うんだろう？」 「炎を進化させたらどうなる？」 大人でも答えに窮する [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://eduq.jp/news/mqcase-nagaokashogakkou/">「分からないことが当たり前」。問いを立てる楽しさが、子どもたちの日常を、学びを、変えていく——岩手県金ケ崎町立永岡小学校の挑戦</a> first appeared on <a href="https://eduq.jp">教育と探求社　EDUCA&QUEST</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>岩手県の金ケ崎町立永岡小学校。ここでは今、5年生と6年生の子どもたちが、正解のない「問い」の世界に没頭しています。</p>



<p>「太陽って、夕日と朝日でなぜ印象が違うんだろう？」</p>



<p>「炎を進化させたらどうなる？」</p>



<p>大人でも答えに窮するような、瑞々しく鋭い問いの数々。最初は「難しい」「よく分からない」と戸惑っていた子どもたちが、いつしか「問いを持つことは楽しい」と目を輝かせるようになりました。</p>



<p>校内でどのように探究の火を灯し、子どもたちの学びの姿勢はどう変わっていったのか。その変容のプロセスと先生方の実感を紐解きます。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="1000" height="625" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/mq-kanagasaki-no5-1.jpg" alt="「分からないことが当たり前」。問いを立てる楽しさが、子どもたちの日常を、学びを、変えていく——岩手県金ケ崎町立永岡小学校の挑戦" class="wp-image-8971" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/mq-kanagasaki-no5-1.jpg 1000w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/mq-kanagasaki-no5-1-300x188.jpg 300w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/mq-kanagasaki-no5-1-768x480.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></figure>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="1000" height="625" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/mq-kanagasaki-no2.jpg" alt="" class="wp-image-8967" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/mq-kanagasaki-no2.jpg 1000w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/mq-kanagasaki-no2-300x188.jpg 300w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/mq-kanagasaki-no2-768x480.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></figure>



<p>  </p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>「まずは楽しむ」から。カードゲームが拓いた探求の扉</strong></h3>



<p>「探究学習をどう始めたらいいか分からない」。そんな悩みを抱える先生は少なくありません。<br><br>永岡小学校で導入されたのは、自分だけの問いを見つけ、深めていく探究学習プログラム「マイクエスチョン（MQ）」。5年生のクラスでは、指導ガイドに沿ってカードゲームからスタートしました。</p>



<p>「最初はとにかく楽しむことを大切にしました」と振り返る先生方。ゲームを通じて、「相手の言葉を待つ」姿勢や「問いを面白がる」空気が自然と醸成されていきました。</p>



<p>やがて子どもたちは、日常の中にある小さな違和感に目を向け始めます。</p>



<p>「夕日がない世界って？」</p>



<p>「静かな空間って何だろう？」一人ひとりの中から自分なりの問いが生まれていったのです。</p>



<p>    　　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>「ネットに載っていないなら、自分で考える」</strong></h3>



<p>特に印象的だったのが、5年生のSKくんの探求です。彼は自らの探求を”「夕日学」”と名付けました。</p>



<p>「夕日のいいところは？」という素朴な疑問から始まった彼の思考は、探求を進める中で「夕日は朝日とどう違うのか？」という、より具体的な問いへと発展していきます。タブレットで調べても、納得のいく答えは見つかりません。そこでSKくんが選んだのは、「自分で考えて書く」という道でした。</p>



<p>「まぶしさは似ているけれど、夕日は赤・オレンジ、朝日は黄・赤オレンジで、色が少し違う」。自分なりの観察と考察を、ワークシートにびっしりと書き込んでいったSKくん。</p>



<p>最終的に彼の問いは「夕日と朝日のいいところは？」へとさらに広がり、一つの答えに満足することなく、次なる「なぜ？」を見つけ出していました。</p>



<p>    　　　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>思考の壁を乗り越えて。自由研究も「スラスラ書ける」ように</strong></h3>



<p>もちろん、最初から全員の探求がスムーズに進んだわけではありません。抽象的な思考に苦戦し、手が止まってしまう子もいました。</p>



<p>「当初の予定よりもコマ数を増やし、一人ひとりのペースに合わせることにしました」と、先生もクラスの進捗に応じて柔軟に対応したことを明かしてくれました。また、子どもたちが「早く答えに行き着きたい」と焦る場面では、「その問いをさらに深めるとどうなるかな？」と声をかけるなど、丁寧に伴走することを心がけたそうです。</p>



<p>その積み重ねの結果は、夏休みの自由研究という学習場面にも確かな形で表れます。例年なら、「何を書けばいいか分からない」と悩んでいた子どもたちが、「今年はスラスラ書けた！」と自信を持って提出してきたのです。MQを通じて培われた「問いを立て、考えを組み立てる力」が、確実に子どもたちの身についていました。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="1000" height="625" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/mq-kanagasaki-no4.jpg" alt="" class="wp-image-8968" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/mq-kanagasaki-no4.jpg 1000w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/mq-kanagasaki-no4-300x188.jpg 300w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2026/01/mq-kanagasaki-no4-768x480.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></figure>



<p>   </p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>算数も、歴史も。学校生活全体に広がる「問い」の素地</strong></h3>



<p>この変化は、探究学習の授業だけに留まりません。6年生のクラスでは、かつては否定的な意見が飛び交うこともありましたが、今では「分からないのが当たり前」という安心感が教室に流れています。</p>



<p>「人の意見をまずは認める。形からでもそうすることで、対話が深まるようになりました」と、先生方も子どもたちの姿勢の変化を感じています。</p>



<p>歴史の授業では「なぜこの人はこんな行動をしたのか？」と自発的に問いを立てたり、算数では友だちに積極的に質問したりする姿が増えました。教科を越えて、学びの姿勢そのものが主体的なものへと変わっています。</p>



<p>   　　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>参加した子どもたちの声</strong></h3>



<p>探究学習の授業を終えた子どもたちの最終レポートには、成長の跡が刻まれていました。</p>



<p class="has-background" style="background-color:#efefeff0"><strong>「問いを深めてたくさんの問いを出し、出す力がついた。描いている世界が広がって楽しかった」</strong>（5年生）</p>



<p class="has-background" style="background-color:#efefeff0"><strong>「最初は問いを作るのが難しかったけれど、慣れると『なぜ？』と考えることが楽しくなった。他教科でも自分から進んで問いを見つけることができ、自分の考えを広げられたのが嬉しい」</strong>（6年生）</p>



<p class="has-background" style="background-color:#efefeff0"><strong>「友達と問いを出し合うことで、自分にはなかった新しい考え方に気づけた。日常の小さなことにも『なぜ？』と疑問を持つようになり、世界が少し違って見えるようになった」</strong>（6年生）</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>結び：小学校という「素地」を育む場所で</strong></h3>



<p>「間違えてもいい。問いを考える活動が、これほど子どもたちの思考を広げるとは思いませんでした」。先生方の言葉には、確かな実感がこもっています。</p>



<p>小学校という学びの土台を作る時期に、一人ひとりの内側から湧き出る「問い」を大切にすること。それは、自分自身の足で未来を歩き出すための、かけがえのない力になるはずです。</p>



<p>永岡小学校の挑戦は、これからの「探求学習」のあり方に、一つの明るい光を投げかけています。</p>



<p class="has-background" style="background-color:#efefeff0"><strong>マイクエスチョンとは</strong><br>一人ひとりの「なぜ？」を起点に、考えることそのものを楽しむ学びを育てる探究学習プログラム「マイクエスチョン（MQ）」。その具体的な内容や活用のポイントは、以下のページでご紹介しています。<br><br>▼マイクエスチョン紹介ページ：<a href="https://eduq.jp/for-school/quest/myquestion/">https://eduq.jp/for-school/quest/myquestion/</a></p>



<p>　　　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>金ケ崎町立永岡小学校の紹介</strong></h3>



<p>▼金ケ崎町立永岡小学校（岩手県金ケ崎町公式サイト）：<a href="https://www.town.kanegasaki.iwate.jp/sc_nagaoka_sho/" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.town.kanegasaki.iwate.jp/sc_nagaoka_sho/</a></p>



<p>＜今回お話をうかがった先生方＞</p>



<p>6年生担任　山田 裕大先生<br>5年生担任　櫻井 みゆき先生<a href="https://x.com/eduqpress" target="_blank" rel="noreferrer noopener"></a></p>



<p></p><p>The post <a href="https://eduq.jp/news/mqcase-nagaokashogakkou/">「分からないことが当たり前」。問いを立てる楽しさが、子どもたちの日常を、学びを、変えていく——岩手県金ケ崎町立永岡小学校の挑戦</a> first appeared on <a href="https://eduq.jp">教育と探求社　EDUCA&QUEST</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.2】明蓬館SNECに息づく、「どの子も安心して学べる」場所の物語</title>
		<link>https://eduq.jp/news/tuusinseries-meihokan/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[推進部]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 19 Dec 2025 05:44:23 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://eduq.jp/?post_type=news&#038;p=8784</guid>

					<description><![CDATA[<p>　　　 2025年11月21日、通信制高校「明蓬館高等学校」のSpecial Needs Education Center（以下、明蓬館SNEC）を訪ね、センター長の岡本先生と、探究学習を担当されている副センター長の髙尾 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://eduq.jp/news/tuusinseries-meihokan/">【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.2】明蓬館SNECに息づく、「どの子も安心して学べる」場所の物語</a> first appeared on <a href="https://eduq.jp">教育と探求社　EDUCA&QUEST</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="543" height="407" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-meihokan-no1.jpg" alt="【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.2】明蓬館SNECに息づく、「どの子も安心して学べる」場所の物語" class="wp-image-8789" style="aspect-ratio:1.3341620053863683;width:840px;height:auto" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-meihokan-no1.jpg 543w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-meihokan-no1-300x225.jpg 300w" sizes="auto, (max-width: 543px) 100vw, 543px" /><figcaption class="wp-element-caption">探究学習担当：髙尾副センター長　</figcaption></figure>
</div>


<p>　　　</p>



<p>2025年11月21日、通信制高校「明蓬館高等学校」のSpecial Needs Education Center（以下、明蓬館SNEC）を訪ね、センター長の岡本先生と、探究学習を担当されている副センター長の髙尾先生にお話を伺いました。</p>



<p>明蓬館SNECは、不登校の経験を持つ生徒や、発達に個性がある生徒がたくさん通っている、とてもユニークな学校です。この学校の「学びの場」がどのようにして一人ひとりの生徒に寄り添い、提供されているのか、その実情と、教育と探求社のプログラム『クエストエデュケーション（以下、クエスト）』の活用事例についてご紹介します。</p>



<p>　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>「Special Needs Education Center」に込めた願い</strong></h3>



<p>明蓬館SNECでは、生徒の約半分が不登校を経験し、全体の8割以上が発達に特性があるという診断を受けているそうです。髙尾先生はSNECを直訳どおりの「特別な支援が必要な教育センター」ではなく、「どんな生徒でも、ここでなら安心して学ぶことができる学校」と解釈しているとお話しくださいました。</p>



<p>明蓬館SNEの教育の真ん中にあるのは、「カリキュラムを一方的に押し付けるのではなく、その子が『できること』や『夢中になれること』からスタートして、少しずつ自分の世界を広げていく」という考え方です。生徒一人ひとりの個性と歩むスピードを大切にし、誰もが無理なく、一歩ずつ成長できる環境を何よりも大切にしています。　　　</p>



<p>　　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>小さな一歩が「奇跡」を呼んだ、ある生徒の物語</strong></h3>



<p>岡本センター長が最も印象深く語ってくださったのが、一人の男子生徒の事例です。このお話は、明蓬館SNECの教育がもたらす「奇跡」を、まさに象徴しています。</p>



<p>彼は小学校5年生から学校に行けなくなり、中学では完全に引きこもりの状態になってしまいました。自分のスペースから出ることや人前で食事をすることに恐怖を感じ、家族とも会わないように昼夜逆転の生活をしていて、どうしても外出しなければならない時には頭から毛布を被ってできるだけ外を見ないようにして車に乗るという、とても苦しい状況の中にいました。</p>



<p>高校の入学式にも学校へ行くことができずリモートで参加して、その後も「今日はお休みします」と欠席連絡をし続ける日々。放課後にご両親と一緒に学校を訪れ、宿題を受け取るのが精一杯でした。しかし、先生方の粘り強いサポートと、「同じように心に痛みを抱える仲間が多く、お互いに干渉しすぎない」という安心できる環境が良い方向に作用し始めます。週に一度、わずか5分だけ授業に来るという、本当に小さな一歩からスタートしたのです。</p>



<p>大きな転機となったのは、大学進学を目指すコースで必須とされている「探究学習」への参加でした。明蓬館SNECでは当時、『クエスト』の中の社会課題探究プログラム『ソーシャルチェンジ』を導入していました。このプログラムは「身近にいる困っている人を笑顔にする」というコンセプトで、先生は、家族以外の人との会話に慣れていない彼に、「話さなくても、付箋に書いてくれていいよ。何を書いても間違いじゃないからね」と提案しました。さらに、「自分の意見を否定しない、他人の意見を否定しない、何でも言ってみる（書いてみる）」という、プログラムの基本ルールを繰り返し伝えたそうです。</p>



<p>付箋に書かれた彼の意見に、チームの仲間からは「いいね」「おもしろいね」という、肯定的な反応が返ってきました。</p>



<p>この「小さな成功体験」を積み重ねていくうちに、彼は付箋を手放し、自分の言葉で話す勇気を持ち始めました。3回目の授業では、他のメンバーと一緒にクラスの前に立ち、小さな声ではありましたが、発表を行ったのです。</p>



<p>その姿を見たお母様は、「前に立っている。人前で話している。奇跡です」と目に涙を浮かべていました。後日、先生に「喉から手が出るほど欲しかった主体性が、うちの子に見えたことに、心から感謝しています」という、長文のメッセージを送ってくださったそうです。</p>



<p>彼は高校1年生で『ソーシャルチェンジ』を受講したのをきっかけに、学校に来られる回数が少しずつ増えていきました。そして今、高校3年生になった彼は、毎日登校し、志望する大学への推薦入学が決定。一人暮らしの練習も始めているとのことです。彼のポートフォリオには、「最初は探究が本当にイヤだった。必須じゃなかったら参加していなかった。でも今思うと、やってみて本当に良かった」と記されています。</p>



<p>　　　　</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="467" height="351" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-meihokan-no2.jpg" alt="【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.2】明蓬館SNECに息づく、「どの子も安心して学べる」場所の物語" class="wp-image-8788" style="width:831px;height:auto" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-meihokan-no2.jpg 467w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-meihokan-no2-300x225.jpg 300w" sizes="auto, (max-width: 467px) 100vw, 467px" /><figcaption class="wp-element-caption">明蓬館SNECのマザー、岡本センター長と</figcaption></figure>
</div>


<p>　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>『クエスト』が、多様な生徒の「主体性」を引き出す理由</strong></h3>



<p>髙尾先生は、『クエスト』が他の教材と違う点として、生徒が無理なく、自然な形で活動に入れる「仕組み」があったと述べています。</p>



<p>　　　　</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>引き込まれる導入：</strong>動画やカードゲームといった、生徒が「楽しそう」と興味を持てるコンテンツから自然に入っていけた。<br>　　　</li>



<li><strong>会話のきっかけ:：</strong>生徒同士が自然と話し始めるような「ちょっとした仕掛け」がプログラムに組み込まれており、コミュニケーションのきっかけにつながった。<br>　　　</li>



<li><strong>先生の安心:：</strong>ワークブックや進行手順など授業の準備がすべて整っているため、先生方にとって指導案を作るなどの負担が大きく減り、生徒との関わりに集中できた。<br>　　　</li>



<li><strong>高い柔軟性（アレンジのしやすさ）：</strong>生徒の状況に合わせて授業の進め方を柔軟にアレンジできた。</li>
</ul>



<p>　　　</p>



<p>なかでも、生徒一人ひとりのペースや状況に合わせて授業の進め方を柔軟に変えられる「アレンジのしやすさ」は、明蓬館SNECのような個性豊かな学校にとって大きな助けになっているとお話しされていました。</p>



<p>　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>発達の特性を持つ生徒への寄り添い方</strong></h3>



<p>インタビューでは、ASD（自閉スペクトラム症）やADHD（注意欠陥・多動性障害）といった特性を持つ生徒への、具体的な関わり方についてもお話を伺いました。</p>



<p><strong>◆ASDの生徒と、対話への道のり</strong></p>



<p>他者の気持ちを想像するのが難しいとされるASDの生徒を、どのようにして対話やグループディスカッションに導くのでしょうか。</p>



<p>髙尾先生は、「もちろん、ぶつかり合ったり、逆に何も話せなかったりすることもありますよ（笑）」と、ありのままを話してくれました。探究学習の基本である「先生が答えを教えない」ことを大切にしながら、最初のきっかけ作りとして「生徒の気持ちを代弁するような形で、付箋に考えを書くのを手伝う」ことから始めているそうです。</p>



<p>生徒は、まず「付箋に書けた」という小さな成功を繰り返し、ルールに基づいた仲間からの「いいね」「おもしろいね」という温かい反応を受け取ります。このプロセスを経て、「活動を続けていくうちに、心の中のハードルが自然と下がってくる」と髙尾先生は語ります。「本当に無理なく、少しずつですが、他の人との関わりを持てるようになっていくのが見て取れますよ」。</p>



<p><strong>◆ADHDの生徒と、集中力を育む環境</strong></p>



<p>じっとしていられなかったり、集中が続かなかったりするADHDの生徒にはどんな対応をされているんでしょうか。</p>



<p>まず大前提として、「生徒一人ひとりが『これならできるかも』と感じられるところからスタートする」ようにカリキュラムを組んでいるため、そもそも興味のない授業に無理に縛り付ける状況には陥らない、と髙尾先生。そのため、我慢できずに立ち上がって動き回るような生徒は、ほとんどいないそうです。</p>



<p>それでも、時には集中できずにスマートフォンを触ったり、眠ってしまったりすることもあるそうです。その際も、無理に学習に戻るよう強制することはせず、「眠いんだねー」と気持ちに寄り添い見守りながら、他の生徒と活動を続けます。すると「しばらくすると、また自分から戻ってきて参加したりするんです。そういったことも含めて、うちの生徒にとって無理なく探究学習を進められるよう、プログラムを柔軟にアレンジできるので、とても使いやすいですね」と、生徒の状況に合わせた柔軟な対応の重要性を強調されました。</p>



<p>　　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>『クエスト』受講後の、生徒の心の変化</strong></h3>



<p>明蓬館SNECでは、昨年度は社会課題を探究する『ソーシャルチェンジ』、今年度は自ら問いを立てる『マイクエスチョン』を導入しています。</p>



<p>髙尾先生は「どちらも素晴らしいプログラム」と評価していただきつつ、明蓬館SNECの生徒にとっては、社会に目を向ける前に「まず自分の興味を再認識する機会があった方がいい」と考え、今年度は『マイクエスチョン』を選んだとのこと。</p>



<p>『マイクエスチョン』は、カードゲームで盛り上がる導入の後、問いを深めるステップに入ると、なかなか活動が進まない難しさもあるそうです。しかし、最後に活動を振り返るステップでは、生徒たちが「ちゃんと自分の素直な気持ちが書けている」と明かしてくれたそうです。</p>



<p>「考えている最中に言葉にするのは難しくても、『自分から問いを立ててみる』という取り組みを心から楽しみ、新しい自分を発見しているということなのだと思います」と、高尾先生は締めくくりました。</p>



<p>明蓬館SNECは、生徒一人ひとりが抱える「困りごと」を特別なものとして教育から切り離すのではなく、柔軟で温かい教育環境と、それを支えるツールを通じて、すべての生徒の心に秘められた「主体性」という名の輝きを引き出すことに挑戦し続けています。</p>



<p>　</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="557" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-meihokan-no3-1024x557.jpg" alt="【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.2】明蓬館SNECに息づく、「どの子も安心して学べる」場所の物語" class="wp-image-8790" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-meihokan-no3-1024x557.jpg 1024w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-meihokan-no3-300x163.jpg 300w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-meihokan-no3-768x418.jpg 768w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-meihokan-no3.jpg 1286w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">マイクエスチョン最終レポート</figcaption></figure>
</div>


<p>　　　</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>明蓬館SNEC</strong></h3>



<p>通信制高校の明蓬館高等学校に創設された「スペシャルニーズ・エデュケーションセンター（略称SNEC）」は、発達障害を持った生徒のための特別支援教育コースです。発達障害の支援スキルを持った職員（支援員）と心理士（相談員）が常駐して教員と連携しながら《多職種連携》担任チームをつくっています。三位一体の体制のもと、発達に課題を持つ高校生が特別支援付きの普通科高校教育を受けることが可能です。</p>



<p>引用元：　<a href="https://at-mhk.com/course/snec/" target="_blank" rel="noopener" title="">https://at-mhk.com/course/snec/</a></p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p><strong>【すべての学校に、探究のとびらを届ける】シリーズ第1弾、第3弾、第4弾も公開中です。<br>ぜひご覧ください。</strong></p>



<p>第1弾　ワオ高等学校のインタビュー記事はこちら：<a href="https://eduq.jp/news/tuusinseries-wao/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://eduq.jp/news/tuusinseries-wao/</a></p>



<p>第3弾　熊本県立菊池支援学校のインタビュー記事はこちら：<a href="https://eduq.jp/news/tuusinseries-kikuchisien/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://eduq.jp/news/tuusinseries-kikuchisien/</a></p>



<p>第4弾　クラーク記念国際高等学校・熊本キャンパス卒業生のインタビュー記事はこちら：<a href="https://eduq.jp/news/tuusinseries-clarkkumamoto/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://eduq.jp/news/tuusinseries-clarkkumamoto/</a></p><p>The post <a href="https://eduq.jp/news/tuusinseries-meihokan/">【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.2】明蓬館SNECに息づく、「どの子も安心して学べる」場所の物語</a> first appeared on <a href="https://eduq.jp">教育と探求社　EDUCA&QUEST</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.1】生徒の自主性を最大化する「余白の設計」、通信制高校ならではのハイブリッド型探究学習の実践例：ワオ高等学校</title>
		<link>https://eduq.jp/news/tuusinseries-wao/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[推進部]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 19 Dec 2025 01:24:23 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p>　　　 近年、学習指導要領の改訂に伴い、「探究」の重要性が増しています。そんな中、メタバース空間上でのオンライン授業と、教育と探求社が開発した探究学習プログラム「クエストエデュケーション（以下、クエスト）」を年に2回のス [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://eduq.jp/news/tuusinseries-wao/">【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.1】生徒の自主性を最大化する「余白の設計」、通信制高校ならではのハイブリッド型探究学習の実践例：ワオ高等学校</a> first appeared on <a href="https://eduq.jp">教育と探求社　EDUCA&QUEST</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="768" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no1-1024x768.jpg" alt="【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.1】生徒の自主性を最大化する「余白の設計」、通信制高校ならではのハイブリッド型探究学習の実践例：ワオ高等学校" class="wp-image-8778" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no1-1024x768.jpg 1024w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no1-300x225.jpg 300w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no1-768x576.jpg 768w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no1-1536x1153.jpg 1536w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no1.jpg 1999w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>　　　</p>



<p>近年、学習指導要領の改訂に伴い、「探究」の重要性が増しています。そんな中、メタバース空間上でのオンライン授業と、教育と探求社が開発した探究学習プログラム「クエストエデュケーション（以下、クエスト）」を年に2回のスクーリングで実践されているのが通信制高校のワオ高等学校（岡山県岡山市）です。</p>



<p><br>今回、教育と探求社の高出がワオ高等学校を訪問し、理事・副校長である河本 尚 先生に、生徒の主体性を引き出す工夫を伺ってきました。</p>



<p>　　　</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="298" height="298" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no2.jpg" alt="【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.1】生徒の自主性を最大化する「余白の設計」、通信制高校ならではのハイブリッド型探究学習の実践例：ワオ高等学校" class="wp-image-8777" style="width:298px;height:auto" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no2.jpg 298w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no2-150x150.jpg 150w" sizes="auto, (max-width: 298px) 100vw, 298px" /><figcaption class="wp-element-caption">河本 尚 先生</figcaption></figure>
</div>


<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p><strong>高出：</strong>貴校はクエストを導入して3年目になりますが、他の教材と比較して、特筆すべきことなどはありますか？</p>



<p><strong>河本先生：</strong>そうですね。いまの2年生は、初年次のスクーリングで貴社のクエストの中でも、「マイクエスチョン（※1）」を実践したので、「価値観は人によって異なる」ということを前提にしたコミュニケーションができていると思います。マイクエスチョンは、あるお題に対して自由にアイデアを出し合うカードゲーム形式なので、一緒に取り組んだ生徒がどのような思いでその答えに辿り着いたのかや、その人の基本的なものの考え方や価値観などを知ることができ、2年生全体のムードの良さにつながったと感じています。</p>



<p class="has-background" style="background-color:#efefeff0">※1　マイクエスチョン（MY QUESTION）は、クエストの中でも、生徒が自ら問いをつくり、問いを持って生きる面白さを体感する問い探究コースです。<br><br>▼ マイクエスチョンの紹介ページ：<a href="https://eduq.jp/for-school/quest/myquestion/" target="_blank" rel="noopener" title="">https://eduq.jp/for-school/quest/myquestion/</a></p>



<p><strong>高出：</strong>先ほど見学させていただいたスクーリングでは、企業から出されたミッションについてグループごとにブレスト会議をしていた際、どのグループからもアイデアを書き出した付箋がたくさん出ていたので、マイクエスチョンでの経験が生きているのかなと感じました。</p>



<p><strong>河本先生：</strong>これは本校ならではの性質かもしれませんが、グループでワークに取り組む際に、発言権の強い子の意見に引っ張られたり、出てくるアイデアが偏ったりということがありません。普段から（オンライン上でアバターを通してコミュニケーションを取っているため）生徒同士でフラットな関係を築き上げられているからなのかなと思います。</p>



<p><strong>高出：</strong>たしかに。他の学校では、「先生が期待するような答え」や「大人や世間が聞いて喜ぶ模範的回答」をする子が多い中、ワオ高等学校の生徒たちは私たちの想定を上回る答えを返す子が多いですね。</p>



<p><strong>河本先生：</strong>3年間クエストをやっていて面白いと感じるのは、生徒からそういう（予想外な）答えが返ってきた時ですね。</p>



<p>　　　</p>



<p><strong>高出：</strong>貴校では、部活動として哲学部や心理学研究会などがありますが、もともと深く考えることや内省することに興味のある子が多いんでしょうか？</p>



<p><strong>河本先生：</strong>うちの生徒は、ほとんどが不登校を経験しているため、自分の中にあるモヤモヤや葛藤みたいなものをうまく言葉にできないタイプが多いんです。そこを教員がオンラインという心理的安全性が確保された環境で緩やかに関わっていくことで、少しずつ心を開いてくれるようになります。その中で出てきた単語を文章にしてみたり、長い文章で表現してみたりという経験をしてきているので、自分の思いや考えを言語化することに興味があるのだと思います。</p>



<p><strong>高出：</strong>先ほどの部活動紹介で入部を勧誘していた生徒たちも、以前はコミュニケーションが苦手だったんですか？</p>



<p><strong>河本先生：</strong>そうですね。入学前は誰かの前で話をすることが苦手で、人と関わることすら拒絶する子もいました。そんな中、年に2回のスクーリングの際に、意図的にいろんな人と関わる時間を設けたり、話す時間を作ったりすることで、ようやく人とコミュニケーションを取ることが当たり前と思えるようになってきたのかなと。ですので、スクーリングはとても意味のあることだと捉えています。</p>



<p><strong>高出：</strong>きっと、入学してから卒業するまでの間に、彼らの中ではすごい変化が起きているんでしょうね。クエストに取り組む前と取り組んだ後で生徒の思考や心境に変化はありましたか？</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="980" height="700" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no3.jpg" alt="【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.1】生徒の自主性を最大化する「余白の設計」、通信制高校ならではのハイブリッド型探究学習の実践例：ワオ高等学校" class="wp-image-8776" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no3.jpg 980w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no3-300x214.jpg 300w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no3-768x549.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 980px) 100vw, 980px" /></figure>



<p>　　　</p>



<p><strong>河本先生：</strong>そうですね。グループワークとかをする際に、自分なりに何か役割を担おうとしてくれる生徒が多くなった感覚はあります。例えば、みんながみんなアイデアを出すのが得意というわけではないので、自主的に議事録を取ってくれる子がいたり、進行役を買って出る子がいたり。みんなで学び合いの場を作るという姿勢が醸成されてきていると思います。</p>



<p><strong>高出：</strong>先ほどの授業でも、自主的にメモを取る子がいたり、発表資料を作り出す子がいたりしました。仲間の意見や性格を尊重し、互いに補い合う様子がとても印象的でした。</p>



<p><strong>河本先生：</strong>リアルだと、どの役割を担当するかをジャンケンで決めたりできるじゃないですか。オンラインだとそれができないので、自分がどう立ち振る舞えばグループワークがスムーズに進むのかを考えてくれるメンバーがすごく多い。オンラインのいいところの一つです。</p>



<p>　　　</p>



<p><strong>高出：</strong>実際に、メタバースをどのように活用して授業を運営されているんですか？</p>



<p><strong>河本先生：</strong>基本的に、リアルの教室でできることはすべてメタバース上でもできるようなっています。例えば、朝のホームルームで集まったり、他の生徒の発表を聞いたり、ユニークな先生の授業に参加したり。あとは、自分たちが気になったニュースをみんなで共有したりしています。一人で黙々とオンライン教材に取り組むのではなく、とにかくメタバース上に集まって対話するという機会を多く設定しているんです。</p>



<p>今日は年に2回のスクーリングの日でしたが、これが終わると、生徒同士で直接会う機会はほぼないんですよね。そのため、今後のプレゼン準備や企画内容の打ち合わせなどは、このバーチャルキャンパスの中で集まってできるようにしています。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="576" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no4-1024x576.jpg" alt="【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.1】生徒の自主性を最大化する「余白の設計」、通信制高校ならではのハイブリッド型探究学習の実践例：ワオ高等学校" class="wp-image-8775" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no4-1024x576.jpg 1024w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no4-300x169.jpg 300w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no4-768x432.jpg 768w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no4-1536x864.jpg 1536w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no4.jpg 1999w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>　　　</p>



<p><strong>高出：</strong>バーチャルキャンパスは常時開放されているんですか？</p>



<p>河本先生：そうです。基本的に、24時間いつでも好きな時間に入れるようにしています。つい先日は、夕方4時から集まっているグループもあれば、夜9時に集まっているグループもあったので、この辺りは全日制の学校だとできないことだと思いますね。</p>



<p>クエストの発表会が近づいてくると、普段の授業では顔を見せないような子が「チームで取り組んでいる活動だから」といってバーチャルキャンパスに来てくれたり、そこでみんなと一緒にプレゼン資料を作ったり、少しでも上手く発表できるようになりたいからと自主練する子なんかもいます。</p>



<p><strong>高出：</strong>住んでいる場所や集まる時間帯に制限がないのは、バーチャルキャンパスならではのメリットですね。一方で、メタバース上だと難しいと感じる部分はありますか？</p>



<p><strong>河本先生：</strong>フィールドワークは難しいですね。昨年はグループのメンバーをランダムに組んでいたので、物理的な距離の問題で企業訪問や工場見学といったフィールドワークができませんでした。そこで、今年はある程度居住エリアの近い生徒同士でグループを構成したので、みんなで集まって実際にインターン先の店舗を訪れてみたり、参考となりそうな資料をもらってきたりすることができました。</p>



<p>　　</p>



<p><strong>高出：</strong>先生方も年々レベルアップしている印象があります。</p>



<p><strong>河本先生：</strong>私たち教員は、生徒にとって『正解を教えてくれる人』ではなく、『よき壁打ち相手』であるべきだと考えています。生徒が何かを決めようとしている際、安易に命令したり放任したりするのではなく、生徒の選択肢を広げられるようにサポートしてあげてくださいと先生方にはお願いしています。</p>



<p>また、本校では、生徒の探究活動をサポートするために複数の教員が一つのクラスを担当する「チーム担任制」を設けています。これにより、生徒は相性の問題を気にすることなく、困りごとに応じて相談する教員を選ぶことができます。これは、大人の世界でいうところの「この件で困ったらこの人に相談する」という仕組みを高校生のうちから体験させることでもあります。教員が伴走者として適切な距離を保つことで、生徒は大人に依存することなく、自力で問題解決に向かう力を身に付けていきます。</p>



<p>　　　</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="499" height="373" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no6.jpg" alt="【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.1】生徒の自主性を最大化する「余白の設計」、通信制高校ならではのハイブリッド型探究学習の実践例：ワオ高等学校" class="wp-image-8780" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no6.jpg 499w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no6-300x224.jpg 300w" sizes="auto, (max-width: 499px) 100vw, 499px" /></figure>
</div>


<p>　　　</p>



<p><strong>高出：</strong>最後に、今後の展望についてお聞かせください。</p>



<p><strong>河本先生：</strong>今後は、生徒たちが考えたアイデアを実現させるフェーズへと移行していきたいと考えています。例えば、自分たちで考えた企画を企業に持ち込み、実際に商品化させたり、リアルに対価を得たりといった具合に。そういった経験は、社会の厳しさを知るとともに、生徒にとって大きな自信や成長につながる絶好の機会となります。</p>



<p>通信制高校の持つ柔軟な時間設計を最大限に生かし、生徒の学びを具体的な社会実装へとつなげることが本校の次なる挑戦です。</p>



<p><strong>高出：</strong>今年もクエストカップ全国大会に出場するチームが出てくることを楽しみにしています。本日はどうもありがとうございました。</p>



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<p>　</p>



<p><strong>ワオ高等学校</strong></p>



<div class="wp-block-columns is-layout-flex wp-container-core-columns-is-layout-9d6595d7 wp-block-columns-is-layout-flex">
<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="912" height="684" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no7.jpg" alt="【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.1】生徒の自主性を最大化する「余白の設計」、通信制高校ならではのハイブリッド型探究学習の実践例：ワオ高等学校" class="wp-image-8781" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no7.jpg 912w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no7-300x225.jpg 300w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no7-768x576.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 912px) 100vw, 912px" /></figure>
</div>



<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<p>約50年にわたり教育事業に取り組んできたワオ・コーポレーションが、日本の教育を変えるためにつくった広域通信制高校。<br>哲学・科学・経済を学ぶ「教養探究」を必修科目に、深く考え、対話する力を養う教育を展開している。社会課題を探究するスタディツアーなども多数実施し、オンラインとリアルの両面で学びを深めている。<br><br>ワオ高等学校ホームページ：<a href="https://www.wao.ed.jp/" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.wao.ed.jp/</a></p>
</div>
</div>



<p>　　　　</p>



<p><strong>ワオ高等学校 理事・副校長　河本 尚 先生</strong></p>



<div class="wp-block-columns is-layout-flex wp-container-core-columns-is-layout-9d6595d7 wp-block-columns-is-layout-flex">
<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="500" height="333" src="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no5.jpg" alt="【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.1】生徒の自主性を最大化する「余白の設計」、通信制高校ならではのハイブリッド型探究学習の実践例：ワオ高等学校" class="wp-image-8779" style="aspect-ratio:1.5015245623941276" srcset="https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no5.jpg 500w, https://eduq.jp/wp-content/uploads/2025/12/tuusinseries-wao-no5-300x200.jpg 300w" sizes="auto, (max-width: 500px) 100vw, 500px" /></figure>
</div>



<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<p>ワオグループの「能開センター」で、小学生から高校生までの受験指導に従事。<br>社会で求められる人物像が変わる中で、未来の教育進化に力を注ぎたいとワオ高校へ。学内でさまざまな探究プログラムの開発に取り組みながら、自身も社会課題を探究するために積極的に学外に飛び出し、さまざまなワークショップや学びの場などに参加。学びえたことを生徒や教職員に還元している。</p>
</div>
</div>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p><strong>【すべての学校に、探究のとびらを届ける】シリーズ第1弾、第2弾、第4弾も公開中です。<br>ぜひご覧ください。</strong></p>



<p>第2弾　明蓬館SNECのインタビュー記事はこちら：<a href="https://eduq.jp/news/tuusinseries-meihokan/" target="_blank" rel="noopener" title="">https://eduq.jp/news/tuusinseries-meihokan/</a></p>



<p>第3弾　熊本県立菊池支援学校のインタビュー記事はこちら：<a href="https://eduq.jp/news/tuusinseries-kikuchisien/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://eduq.jp/news/tuusinseries-kikuchisien/</a></p>



<p>第4弾　クラーク記念国際高等学校・熊本キャンパス卒業生のインタビュー記事はこちら：<a href="https://eduq.jp/news/tuusinseries-clarkkumamoto/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://eduq.jp/news/tuusinseries-clarkkumamoto/</a></p><p>The post <a href="https://eduq.jp/news/tuusinseries-wao/">【すべての学校に、探究のとびらを届ける vol.1】生徒の自主性を最大化する「余白の設計」、通信制高校ならではのハイブリッド型探究学習の実践例：ワオ高等学校</a> first appeared on <a href="https://eduq.jp">教育と探求社　EDUCA&QUEST</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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