2022年08月09日

「教育と探求」Vol.133 2022/8/9 教師の本気が伝播した「鹿児島エンジン」

おはようございます。
教育と探求社の宮地勘司です。

 

先月報じた「さいたまエンジン」に続き、
あらたに鹿児島でも今夏「エンジン」が立ち上がりました。

 

こどもたちが自分が暮らす地域や企業の
「リソース」を発見し、企業人と協働しながら
よりよい未来のための
イノベーションを生み出す探究学習プログラムです。

 

「エンジン」は2020年、静岡市で、
2人の元校長によって始まりました。

 

地域のこどもたちに社会とつながる学び、
心から楽しいと思える深い学びを提供したいという願いから、
2人は校長の座を投げ出してまで、
一般社団法人シヅクリを設立しました。

 

この思いを受け、静岡の学校と企業の協働的学びのために
教育と探求社が開発したのが「エンジン」でした。

(この経緯は、メルマガの2020年7月号で報じました)
https://eduq.jp/mailmagazine/vol-108-2020-7-14%e3%80%80/

 

2020年に7つの学校と地元企業9社で始まった「静岡エンジン」は
3年目の今年は30社、25校4千人の中高生が学ぶ
巨大プロジェクトに育っています。

 

「鹿児島エンジン」は、官民の協働による
自己組織的なプロジェクトとして生まれました。

 

今年3月、地元のNPOが主催する「薩摩会議」で
https://self-kagoshima.org/2022/03/23/sataumaconference2022/

静岡エンジンを立ち上げた八木邦彦元校長と
教育と探求社の開発部マネージャー福島創太が登壇し、
「静岡エンジン」の展開を紹介したことが契機となり、
教育委員会、地元企業、NPO、市民による
プロジェクトチームが自然発生的に立ち上がりました。

 

そして7月には、姶良市立帖佐中学校と地元企業3社で
「エンジン」が始まりました。

 

あまりにも素早く、エネルギッシュな展開。
自己組織化というのは、こういうことなのかと目を見張りました。

 

さっそく校長先生から報告をいただきました。

 

「まだ授業は2回しかやっていませんが、
あきらかに生徒も、先生までもが変わり始めています」

 

楽しみながら、本気で取り組む。
先生たちのこの意識とあり方こそが「エンジン」を
牽引しているのだと感じました。

 

湧き出すかのような「エンジン」の活動が
日本のあちらこちらで始まっています。

 

教育と探求社
宮地 勘司

 

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弊社からのお知らせ

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1)

【8月24日(水) 新オフィス開放のお知らせ】

教育と探求社は、8月より市ヶ谷オフィスを
6階に加えて、1階へ拡大いたしました。
つきましては、お世話になった皆さまにオフィス1階を開放し、
軽食とお飲み物をご用意し、お待ちしております。
お時間のある方は、ぜひお立ち寄りください。

■日時:8月24日(水)16:00~18:00
■住所:東京都千代田区四番町4-9 東越伯鷹ビル1F
■定員:20名(先着順)
■お問い合わせ:bs@eduq.jp (推進部)
■お申し込みはこちらから https://forms.gle/KTR2yYcecbCy125m7

※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、ご来社される皆さまの安全を確保するため、
必ず「お申し込み」を行ってください。安心・安全な運営のためご協力をお願いいたします。
尚、誠に勝手ながら祝花等につきましては、お気遣いに感謝しつつも謹んで辞退させていただきます。

 

2)

8/25(木)18:00~20:00開催 先生向け
【ナレッジカフェVol.2】

大阪営業所主催の「ナレッジカフェ」シリーズは、実践豊富な先生方によるパネルディスカッション&ワークショップです。第2回のテーマは「これからの”学校の魅力づくり”を考える」。大阪会場(定員30名)とオンライン(定員40名)で実施します。

■日時:8/25(木)18:00~20:00
■テーマ:「これからの”学校の魅力づくり”を考える」
登壇者:
 歌丸 茂雄先生(淳心学院中学校・高等学校、情報・探究・英語、進路指導部長)
 梅下 博道先生(ノートルダム学院小学校、理科、学年主任)
 金子 暁先生(広尾学園中学校・高等学校 副校長)
■お申し込みはこちらから https://quest.eduq.jp/knowledge-cafe-2/

 

3)

【金融経済教育プログラム「VALUE」のご紹介】

教育と探求社と三菱UFJモルガン・スタンレー証券が開発した小学生向けの「VALUE」がニュースで紹介されています。
★「小学生が挑戦 カードゲームで対話しながらお金の価値学ぶ」(教育新聞)https://www.kyobun.co.jp/news/20220721_03

★「VALUE」開発の道のりと目指すもの 開発部マネージャー・福島創太インタビュー
弊社の福島が語ります。
「教材を作る上で大切なのは学び手の情動を揺さぶること、そのためには混沌を仕込むことだと思っています」
https://note.com/questeduca/n/na3e50c29f5f4

横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校の5年生がVALUEに取り組みました。
質問です。
あなたは次のどっちが「値段が高い」と思いますか。そしてそれはなぜですか。
「小学1年生に1時間勉強を教える」VS.「ハムスター」
「街の商店やスーパーから段ボールを30箱集めてくる」VS.「指輪」
「1人で1時間プール掃除をする」VS.「リュックサック」https://note.com/questeduca/n/nd19a0fdd39c2

 

4)

【New! note記事】

★新シリーズ<教室の風景>がスタートします!
教育と探求社の「コーディネーター」は、教室に一番近いおとなです。コーディネーターが教室で受け止めた瞬間を、時々紹介していきます。
「うちの親、めっちゃ厳しいんですけど」
見てきた人:須藤正美
https://note.com/questeduca/n/nb533d00c2d6b

★クエストエデュケーションのnote記事一覧はこちらから
https://note.com/questeduca/

 

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