2016年01月12日
新年明けましておめでとうございます。
おかげさまで教育と探求社は、
12回目のお正月を迎えることができました。
これも、ひとえに皆様のご指導、ご支援のおかげと
心より感謝しております。
暦がひと回りする間に、日本の教育界には
本当に大きな変化がありました。
キャリア教育、PBL、EdTech、コミュニティスクール、
グローバル教育、反転授業、そしてアクティブラーニング。
それ以前の教育を巡る風景とは隔世の感があります。
その変化は、人間は、知識を詰め込む頭陀袋ではなくて、
創発する生命主体であるという認識が社会全体に
着実にひろがりつつあることの証だと思っています。
”創発する生命主体”として、人が働き、学び、生活をする。
そんな社会をつくることが、教育と探求社の理想です。
そのためには、自分ではない何者かになろうとするのではなく
本来の自分自身に立脚して生きること。
その時こそ、人は大きな力を発揮して、
自らも、周りの人も幸せにすることができる。
そんなふうに考えて「自分らしく、生きる」という
企業理念をこれまでも掲げてきました。
私たちの今年の挑戦のテーマは3つです。
1, クエストの進化
「クエストエデュケーション」のコース拡充に
昨年より本格的に取り組んでいます。
仮説検証、実験授業、インタビューを通して、
多くの知見を得ることができました。
今年の夏頃には正式に発表できると思います。
2, 先生の創発
昨年の8月山梨にて「キャンプ21フォーティチャーズ」
という取り組みを行いました。
学校の先生を中心に21名の方が参加し、
21世紀スキルを楽しく創発的に学ぶ場を
つくることができました。
http://miraikk.jp/cat-03/2165
教育をより良くするためには、先生が何より重要です。
先生の存在を無視した理想のプログラムなんて
ありえません。
先生を応援し、体験的、創発的な学びの場を
提供するために、昨年、
「ティーチャーズイニシアティブ」という
一般社団法人を立ち上げました。
本格的な活動は今春からです。
こちらもあらためてご報告したいと思っています。
3, クエストの海外展開
こちらもすでに先月のメルマガでご報告しましたが、
昨年11月にベトナムにて、クエストキャリアinハノイ
というイベントを開催しました。
http://questcareer.net/
ベトナムの学生たちの学びに対する真摯な姿勢に
多くの感動を得ました。
そして、国の発展段階、教育の発展段階に関わらず
探求型、創発型の学びは普遍的であることを
彼らに教えられました。
今年度は、ベトナムの取り組みをさらに深化する
と共に、他の国にも同様の取り組みを広げていきたいと
思います。
2016年も皆さんと共に、探求の旅を続けたいと
思っています。本年も、教育と探求社を
何卒よろしくお願いいたします。
教育と探求社
宮地勘司
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教育と探求社からのお知らせ
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(1)「クエストカップ2016 全国大会」一般参観申し込み受付中!
来年2月20日(土)と21日(日)に開催する、「クエストカップ2016 全国大会」
(http://questcup.jp/2016/)の一般参観の申し込みを受け付けております。
無料ですので、ぜひ、奮ってご参加ください。
[一般参観の申込み]
・企業プレゼンテーション部門(2/20開催)
http://eventregist.com/e/questcup2016CA
・人物ドキュメンタリー部門・自分史部門(2/21開催)
https://eventregist.com/e/questcup2016RM
(2)メディア掲載のお知らせ
「Quest Career in HaNoi」に関し、引き続きメディアにて取り上げていただきました。
オルタナS
http://alternas.jp/work/challengers/61817
なお、当日の模様のレポートや講義動画も
webサイトに掲載されましたので、よろしければご覧ください。
http://questcareer.net/report/