2021年06月10日

「教育と探求」Vol.118 2021/5/11 メタ認知

おはようございます。
教育と探求社の宮地です。

「メタ認知」という言葉があります。
元は心理学の言葉ですが、近年日常のやりとりでも
よく聞かれるようになってきました。
「メタ」とは、高次の、あるいは超越した、
という意味ですから「メタ認知」とは、
「自分が認知していること自体を認知している」
という意味です。

自らが認知している世界が全てだと思い込み、
その虜となるのではなく、物事をそのように
認知している自分自身を客観的に捉えることで、
判断や行動に自由度が増します。
ビジネスや人生において有効な能力として
教育の中でメタ認知能力を開発したり、
鍛えようとする流れもあります。

しかし、みなさん、子供の頃、あるいは思春期の頃に
自分自身を俯瞰しているもうひとりの自分がいることを
感じたことはありませんか?
何かを考えている自分自身を観ているもうひとりの
自分がいて、そいつがいろいろ言ってきます。
「へ〜、そんなこと考えてるんだ〜。ダサいね」
「それって本心?心からそう思うの?」

もう一人の自分が肥大化していくと
ダブルバインド状態に陥ってしまったり、
すべての答えが見えたような気がして
返って身動きが取れなくなるようなこともあります。

私も10代の頃そんな状態に陥ったことがありました。
自らの行動のすべてに意味を問うあまりに、
すべてのことに意味がないと思い至り、
形而下の世界を侮蔑し、
無常観ゆえに行動ができなくなりました。

無為に日々を過ごす私が希求したのは、
ただリアルな人生を生きたいということでした。
繭の中から抜け出して、この社会のナマに直に触れ、
感じ、考え、行動することのすべてを直結させて
生きていきたいと思いました。

そのときのその思いがなければ、私は今この仕事を
していないと思います。

メタの領域はとても大切です。
迷路の中で壁にぶつかりまどうのではなく、
上空からみればすぐに出口をみつけることができます。
そしてメタ領域はインスピレーションの源でもあります。

しかし、そこに安穏としているだけでは何も起こらず
この肉体を頂いている意味も価値もないのです。

メタも、リアルも、どちらもその領域を十分に発達させて
生きることが大切です。
一人ひとりがそのような人生をみつけていくための学びを
これからも提供し続けていきたいと思うのです。

教育と探求社
宮地勘司

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教育と探求社からのお知らせ
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(1)5/15開催 教室内でできる職業体験!
「インターン」の実践事例共有会、参加者募集中!

教室内での職業体験を実施できるプログラム
「インターン」の実践事例共有会をオンラインで行います。

今回は、実際に職業体験を教室内で行った
枚方市立楠葉西中学校、溝尻 直希 先生より
インターンの効果や、導入までの経緯をお話いただきます。

<内容>
1.教室内での職業体験を実施できるプログラム「インターン」とは?
2.枚方市立楠葉西中学校 溝尻 直希 先生からの実践事例共有
・「教室内でも効果がある。」生徒がこんなに変容した!
・いかにして職業体験を「インターン」に置き換えたか?
3.溝尻先生への質疑応答

<日程>
2021年5月15日(土)
14:00-15:00(13:45~入室開始)

<申込方法>
以下のURLよりお申込みお願いします
https://quest.eduq.jp/intern210515/

(2)「21世紀ティーチャーズ プログラム」5期生を募集中!

創発型の学びや21世紀型スキルを習得する
「21世紀ティーチャーズプログラム」。

自らの意識を変え、教室を変え、
学校に変革を起こす プログラムです。

現在、第5期生の参加者を募集しています。
下記ご参照の上、お申し込みください。

▼プログラム詳細はこちらから
https://teachers-i.org/2021/02/21/5th-term-recruitment/

▼ご応募はこちらから
【先着10名様限定・早期割引あり:5/15(土)締切】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfHN91qu9bWiqf0BhM64E2ICTuCrqhxSvx6fPycGcdImesr5g/viewform

(3)クエストカップ審査委員インタビュー!第3弾&第4弾

2021年2月20日~28日の8日間にわたり開催された
クエストカップ2021 全国大会。
全国28都道府県、応募総数3,587チームから
ついに各部門グランプリ受賞チームが決定して幕を閉じました。

たくさんの素敵な発表の中からグランプリを決定する審査は、
いったいどのように行われていたのか、
審査委員の方々にお話をうかがいました。

今回は、審査委員をご担当いただいた
株式会社AsMama代表取締役社長 甲田恵子さん、
Learning for All 代表理事 李 炯植さんに
審査を通して感じたこと、審査の裏側をお話いただきました。

▼「やり続けることを大切に」
株式会社AsMama代表取締役社長 甲田 恵子さん
https://quest.eduq.jp/koda/

▼「きれいな解決策より、本質的に他者と向き合ったかが大事」
Learning for All 代表理事 李 炯植さん
https://quest.eduq.jp/ri/

▼動画公開!大会当日の様子はこちら。
https://questcup.jp/2021/archive/

(4)企業人「第4回CAミーティング」を開催しました。

クエストの2020年度協賛企業12社約30名が集まり、
企業人が共に学び合う
「第4回コーポレートアクセスミーティング」を開催しました。

生徒たちが探求の成果を発表するクエストカップ全国大会 2021を終え、
2020年度最後に協賛企業12社が集合。
1年間を振り返りながら学校や生徒たちとの関わりをとおして
感じたことや気づいたことを共有しあいました。

▼開催レポートはこちら
https://quest.eduq.jp/cameeting2021_3/

(5)探究学習×ICT!
「第5回 先生オンライン交流会」を開催しました。

オンライン先生交流会は、
クエスト導入校の先生が集まって、意見や情報交換を行う場です。

今回のテーマは「探究学習×ICT」。
ICTを活用して、
どのように探究学習を促進することができるのか。

全国各地から14名の先生方が集まり、
ICT活用の事例紹介や、学校での使用状況の共有を行いました。

▼開催レポートはこちら
https://quest.eduq.jp/2021koryukai5/

(6)教室内で職業体験!
12社の企業と働く意義を考える新プログラム「インターン」

日本を代表する12社の企業人が動画教材に登場し、
働く意義や価値とは何か、仕事とSDGsのつながりについて、
生徒は調査やプレゼンテーションなどの体験を通して理解を深めます。

コロナの影響で職場体験の代替として導入いただく学校が増えています。

是非この機会にご検討・ご紹介ください。
https://quest.eduq.jp/intern/

(7)最先端の起業メソッドを用いて
新商品開発に取り組むアントレプレナーシップ教育プログラム
「スモールスタート」!

「スモールスタート」のプログラムでは、
生徒自らが日常生活のなかにビジネスの種を発見し、
生徒同士で協力しながら、実現性にこだわって新商品を開発していきます。

これからの時代を生きていく生徒たちの力となる、
新しい一歩を踏み出す主体性、
他者と協働しゼロから価値を創造する力を育みます。

▼詳細はこちら
https://quest.eduq.jp/smallstart/

(8)自分の人生を「物語」として執筆し、
新たな視点で探求していく「マイストーリー」

「今までの人生であまり濃い内容は無いと思っていたけど、
この授業を通じて自分は様々なことを経験しているんだなと
認識が変わって自信がつきました。」

「他の人のマイストーリーを見てすごいなとか
たくさん思うことがあり、
自分もいろんなことに挑戦してみたいと思いました。」

これまでの人生を様々なワークを通して客観的に見つめ直し、
自分の可能性をみんなで探求してみませんか?
「マイストーリー」は全8回のプログラムです。
https://quest.eduq.jp/mystory/

(9)社会で活躍する大人たちのビジョンから
自分の人生を探究する「ザ・ビジョン」

NPO法人ジャパンハート ファウンダー吉岡秀人氏や
元陸上選手の為末大氏など、
様々な領域で活躍する8人の「探求する大人たち」を題材に、
生徒たちが「いま自分らしいあり方や生き方」とは何かを
深く探究していくプログラムです。

全4回のコンテンツなのでこれからの実施も可能です!
https://quest.eduq.jp/thevision/



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