「教育と探求」Vol.108 2020/7/14 静岡プロジェクト発足に寄せて

おはようございます。 教育と探求社の宮地です。 静岡から、新しい教育のうねりが起こり始めています。 静岡市の公立校で校長をつとめていたふたりの教師が、 学校を飛び出して、地元の子どもたちの学びのために 新しいプロジェクトを立ち上げました。 プロジェクトの名前は、「シヅクリ」。 (一般社団法人シヅクリHP:https://www.sdkr.jp/) 子(し)づくり、師づくり、志づくりで 静岡をつくっていこう!という願いが込められています。 地元の学校と、地元の企...

2020年07月14日

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「教育と探求」Vol.106 2020/5/12 机の足の小話

おはようございます。 教育と探求社の宮地です。 在宅ライフもすでに1ヶ月を超えるような 状況となりました。 私も、たまに行く食料品の買い出しと、 犬の散歩以外は外出をせず、 1日のほとんどを自宅で過ごしています。 仕事の打ち合わせはすべてオンライン。 リビングの同じ場所に座って、 朝からいくつものオンライン会議をこなしています。 ある日のこと、 いつものようにオンライン会議に没入し、 熱心にしゃべっている最中に 「ピンポーン」とチャイムが鳴りました。 ...

2020年05月12日

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「教育と探求」Vol.105 2020/4/14 今、この時代に生きる意味

おはようございます。 教育と探求社の宮地です。 人類は未だかつて経験したことのない状況に 直面しています。 世界中で150万人の人が同じウイルスに侵され、 今、地球上のいたる所で医療従事者が 姿の見えない小さな敵と懸命に闘っています。 国内では大都市に「緊急事態宣言」が出され、 多くの店や施設の扉が閉ざされました。 通勤の満員電車から開放され、自宅に籠もり、 家族との時間をこれまで以上に共有しながら、 人生や仕事についてあらためて考えてみる人も 多いのではないでし...

2020年04月14日

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「教育と探求」Vol.104 2020/3/10 クエスト・オンラインを振り返って

おはようございます。 教育と探求社の宮地です。 すでにご存じの方も多いことと思いますが、 この2月23,24日に予定していた 「クエストカップ2020全国大会」は 新型コロナウイルス感染症の拡大のため中止し、 それに代わって「いまをつなぐ学び合い― クエスト・オンライン」を開催しました。 出場予定だった生徒たちが オンラインでプレゼンテーションし、 その後、当日審査をする予定だった大人たちや 他校の生徒とも交流する場として クエストカップを開催する予定だった日に実...

2020年04月13日

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「教育と探求」Vol.103 2020/2/11 父との思い出

おはようございます。 教育と探求社の宮地です。 最近、25年前に他界した父親のことを 思い出す機会が増えてきました。 父は、第二次世界大戦の真っ只中、 長崎の貧しい漁師の家に生まれて、 学校へも行けず、早々に働き始めました。 野心は強く、なんとか貧しさから脱却しようと キセルして(JRさんごめんなさい!) 東京までやってきて、次々と職を変えながら 働き続けました。 あるときは建築現場、あるときは調理場、 またあるときはくず鉄の山、そして遠洋漁業の船上。 自ら...

2020年02月12日

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「教育と探求」Vol.102 2020/1/14 「今、ここ、私」

新年おめでとうございます。 教育と探求社の宮地です。 禅の教えに「今、ここ、私」 というものがあります。 「今、ここ」に、自らが存在することに意識を向けて、 全力で生き切ることの大切さを説いたものです。 しかし、現代社会を生きる人たちは 「今、ここ」を生きることがことの外、 難しくなってしまったように思われます。 社会のメディア化が進み、 「存在の力」はデジタルに置き換えられ 当事者性は危機に貧しています。 いつか、だれかが、なんとかしてくれるだろう。 ...

2020年02月12日

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「教育と探求」Vol.101 2019/12/10 教育と探求社の15年

おはようございます。 教育と探求社の宮地です。 この11月26日、教育と探求社は 15歳の誕生日を迎えました。 多くの危機や困難を乗り越えて 今日まで歩んで来ることができたのは、 私たちの理念を支持してくださり、 私たちの事業に参画してくださり、 私たちを励まし、育てていただいた 皆さまのおかげと心より感謝しております。 私たちがつくる学びの場や、学びのプログラムを 体験した人は、すでに20万人を超えました。 小学生から中高生、大学生。 企業や自治体、N...

2020年02月12日

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「教育と探求」Vol.100 2019/11/12 ラグビーワールドカップに寄せて

おはようございます。 教育と探求社の宮地です。 ラグビーワールドカップ2019日本大会が 熱狂のうちに幕を閉じました。 多くの名プレー、名場面、選手個々のエピソードや 海外選手のボランティアなどの番外ストーリー。 実にたくさんの豊かな物語と、精神的なインパクトを 私達に残してくれました。 大学ラグビーを中心に日本ラグビーに 熱が満ちていたのは80年代のこと、 あれから30年以上の年月を経ての今の隆盛には 格別の思いがあります。 私も高校時代はラグビー部...

2019年12月04日

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「教育と探求」Vol.99 2019/10/8 教育を改革するということ

おはようございます。 教育と探求社の宮地です。 先生に「主体的・対話的で深い学び」を体験してもらい、 そして先生がそのような場をつくるための 心のあり方、技術の使い方を学ぶ ティーチャーズ・イニシアティブ。 プログラムを受講した先生は 今年、200名を超えました。 2014年、この活動が正式に始まる前年に、 組織開発、人材育成のプロフェッショナルたちが プロボノでプログラム開発に取り組みました。 そしてその年に、全国から現場の先生、 20数名が山梨の山奥に...

2019年12月04日

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「教育と探求」Vol.98 2019/9/6 対話から始まる未来

おはようございます。 教育と探求社の宮地です。 8月15日、終戦記念日の日経に 以下のような記事が掲載されました。 「8.15の落とし穴 悲しみの前には熱狂があった」 毎年この時期になると、戦争の悲惨さ、 過酷さがメディアにあふれかえる。 いわゆる「8月ジャーナリズム」。 しかし、そこには落とし穴もあると綴られる。 「この日付だけで戦争を振り返ると、 軍部や政治家が暴走して続けた戦争に、 多くの日本人が『巻き込まれた』という 被害者イメージが強まるのである...

2019年09月09日

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「教育と探求」Vol.97 2019/8/12 受容による成長

おはようございます。 教育と探求社の宮地です。 先日、映画「スタートアップガールズ」の 先行上映会に行ってきました。 スタートアップと呼ばれる 革新的な新事業立ち上げのプロセスを、 実在する女性起業家をモデルに 物語として描いたものです。 多くの本物の起業家たちからアドバイスをもらったという この作品のリアリティは じわじわと胸に迫るものがあり、 気がつけばずっと涙を滲ませながら観ていました。 (もともと涙腺はかなり弱いのですが) ピンクのヘアーに独...

2019年09月03日

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「教育と探求」Vol.96 2019/7/9 一橋ビジネスレビュー寄稿

おはようございます。 教育と探求社の宮地です。 先月発行された「一橋ビジネスレビュー」に 文章を書く機会をいただきました。 特集名は「教育改革のニューウェーブ」。 実践者の一人として、 クエストの開発と展開を通じて学んだこと、考えたことを 13ページにわたり綴らせていただきました。 執筆した特集論文のタイトルは、 「ビジネスを通じた教育改革 ~『クエストエデュケーション』の挑戦」。 論文と呼べるようなものではありませんが ゆとり教育からはじまる時代の変...

2019年09月03日

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「教育と探求」Vol.95 2019/6/10 答えのない学びと、正解への確信

おはようございます。 教育と探求社の宮地です。 「答えのない学び――」 今ではよく耳にするこの言葉ですが、 教育と探求社は15年前の創業の頃から、 このコンセプトを掲げてきました。 そもそもは新聞社の社内ベンチャー事業から 立ち上がった「クエストエデュケーション」は、 社会とダイナミックにつながる学びであり、 ある意味、答えがないことが当然でした。 働く大人たちは、躍動する社会の中で 日々新たな価値を生み出したり、 想定外の状況で多くの決断をしていかなけれ...

2019年06月11日

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「教育と探求」Vol.94 2019/5/14 ティーチャーズ・イニシアティブ第4期始動

おはようございます。 教育と探求社の宮地です。 「先生こそが真に日本の未来をつくる」という 理念の元、4年前に設立した一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブ。 毎年、全国から志ある先生を募り、 21世紀型スキルを体験的に学ぶ場を提供してきました。 システム思考やU理論、ダイアローグ、シナリオプランニングなど、 グローバル企業でも採用される先進的な学習理論やメソッドを 盛り込んだ8ヶ月にわたるプログラムは、 参加した先生の意識の深い部分に変容をもたらし、 先生方の在...

2019年05月14日

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「教育と探求」Vol.93 2019/4/8 2019新年度に向けて

おはようございます。 教育と探求社の宮地です。 教育と探求社は、2018年度の経済産業省 「未来の教室実証事業」に採択され、 昨年9月より今年の2月まで、 福岡県の2つの学校で実証授業を行い、 先日その完了報告を行いました。 実施したプログラムは「ビジネスイノベーション」。 地域の中高生が地元企業と連携し、その企業の リソースを探し、そこから新たな未来を考えます。 過去15年間、クエストで培ってきた様々な ノウハウを注ぎ込み、新たに開発しました。 この授業に協...

2019年04月09日

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「教育と探求」Vol.92 2019/3/12 クエストカップ2019を終えて

おはようございます。 教育と探求社の宮地です。 「子供は未来からの留学生」。 今年のクエストカップは、あらためてそのことを 私たちに思い出させてくれる大会となりました。 2週にわたり開催された「クエストカップ2019全国大会」には、 120チーム、533名の生徒たちが出場し、 大きな感動と共に、私たち人類が進むべき 未来についての示唆を与えてくれました。 実在の企業に新事業や新商品を提案するコース。 身近な社会課題に向き合い社会を啓蒙するコース。 ゼロイチの商品開発...

2019年03月13日

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「教育と探求」Vol.91 2019/2/12 4つのコミュニケーション力

おはようございます。 教育と探求社の宮地です。 人間にはさまざまな側面での成長、発達が あります。たとえば、肉体、感情、思考、精神。 学習や経験を積み、年齢的な成長にも即して それぞれの分野が発達していきます。 近年、21世紀型の教育目標によくあげられる コミュニケーション力。一口に言っても、 コミュニケーション力にもいろいろな分野が あると私たちは考えています。 肉体レベルのコミュニケーション力は、 「活発に発言し、対話や議論ができるか」 感情レベルでは...

2019年02月13日

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「教育と探求」Vol.90 2019/1/7 「意識」の時代

あけましておめでとうございます。 教育と探求社の宮地です。 「意識高い系」という言葉が使われるように なってから、すでに10年以上になります。 最初のうちは、しっかりとしたビジョンを持ち、 前向きで、インターネットを使いこなしたり、 社会問題を論じたりするような若者を指す 肯定的な言葉でしたが、いつの頃からか 後ろに(笑)がつくようになり、 どちらかといえば、自己顕示欲の強い、 空回りしているような人たちを揶揄して使う 言葉になってきたようです。 私は、この「意識...

2019年01月07日

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「教育と探求」Vol.89 2018/12/11 「ワークストーリアワード2018」受賞に寄せて

おはようございます。 教育と探求社の宮地です。 先週、「ワークストーリーアワード2018」で 審査員特別賞という賞をいただきました。 この取り組みは、「これからの日本をつくる 100の働くをみつける」をテーマに掲げ、 様々な組織や団体の有機的、本質的な 「働き方改革」をリアルなストーリーで表し、 それを評価、表彰し、再現可能なものとして 世の中に広めていこうというものです。 教育と探求社のストーリーは、私たち個別の ものですが、そのなかで、普遍性があるところ 他社...

2018年12月14日

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「教育と探求」Vol.88 2018/11/12 「三昧」について

おはようございます。 教育と探求社の宮地です。 樹木希林さんの遺作「日々是好日」という映画を 観てきました。 希林さんがお茶の先生、そこに習いに行く ごくごく普通の女の子、黒木華との物語。 「本当にやりたいこと」がなかなか見つけられずに、 無為に過ごす女子大生の娘、華を見かねた母親が、 茶道の教室に通うよう勧める。 その凛とした存在感から只者ではないと噂の 「武田のおばちゃん」、樹木希林の元に、 華が通い始める。 決まりごとだらけのお茶の世界に戸惑い、 嫌気...

2018年12月14日

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