第1回「クエストミーティング」を開催しました!

5月25日(木)広尾学園中学高等学校にて、企業人と先生が共同で「2030年の社会」を描く、シナリオ・プランニングワークショップ「第一回クエストミーティング」を開催いたしました。

「クエストミーティング」は、「企業人×先生」でのオープンイノベーションの推進、当事者として長期的に社会を展望することで企業人、先生の双方にとっての気づきを生み出す場です。

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今回は多様なステークホルダーの知恵を持ち寄り、立場を越えたゴールや共通認識を形成し、長期的な展望を構築することができる「シナリオ・プランニング」というワークを実施しました。

この手法は、OPECなどの国際機関やシェル石油などのグローバル企業で長期戦略の立案、策定に使われています。

まず、2030年に起こりうることをたくさんの資料からインプットし、その世界を具体的にイメージしていきます。話し合いを重ねながら、自分たちの生活がどのように変化するか?というところまで、深めていくチームも出てきました。

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未来で起こりうることについて、チームごとに決めた軸に沿って、その世界を創造していきます。

ここで新たに「こんな世界になる可能性があるよね」「こんなこともあり得る!」といった、気づきが多くありました。

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最後は、今日の気づきからこの1年で大事にしたいこと、やりたいことを1人ずつ、共有していきました。

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企業人と学校の先生という、普段のフィールドが全く違うメンバーで対話を重ね未来を創造することで、多様な視点で物事を見るきっかけとなりました。

未来を生きる子どもたちにできることは何か?子どもたちの可能性をひらく大人の学び合いであるクエストミーティングで、この場にいる全員が未来を見据え、当事者意識を持って社会に関わっていく、今年度のマインドセットの場となりました。

クエストミーティングでは、今後も多様なステークホルダーによって対話し、多くの学び合いを生み出す場を創っていきますので、どうぞお楽しみに!