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OB/OG voice

今回インタビューに答えてくれたのは、兄弟3人が
揃って全国大会に出場した埼玉県新座総合技術高等学校の
小川一春くん、拓人くん、萌実さんです。

長男の一春くんは平成17年の野村證券のミッションで全国大会に出場、
高校卒業後は調理師免許取得のため一年間専門学校に通い、
現在イタリアンレストランのコックとして腕を奮っています。

一方、次男の拓人くんは平成20年に大和ハウスのミッションで
全国大会に出場、その後は大学で経営学をみっちり学び、
高校の頃から抱いていた起業の夢実現に向けて
新たなスキルを身につけるべく、来春からIT系企業に
就職することが決まっています。

そして昨年度の全国大会に出場した長女の萌実さん。
「2人のお兄ちゃんが出場しているから、当然全国大会に行くだろう」
という周囲のプレッシャーをはねのけ、大和ハウスのミッションで
見事お兄さんたちと同じ舞台に立ちました。
4月からは一番上のお兄さんと同じく社会人となって、
服飾雑貨を取り扱う企業で経理の仕事をしています。

Q.3兄弟揃って全国大会に出場することができましたが、
やはり最初から狙って取り組んでいたのでしょうか?

A.一春:そこはまったく意識していなかったです。
もともと中途半端にやるのが嫌いな性格だったので、
きっちり完成させて終わらせたかったということが
結果的に全国大会出場につながったのだと思います。
自分たちが全国大会に行ってもいいのだろうか?
と、今でも不思議なくらいです(笑)

メンバー全員を見ても、とりわけやる気があった人もいなくて、
自分がアイディアをなるべく聞くようにしつつ、
「どうせやるなら面白可笑しくやろう」ということを
意識したのがよかったのかもしれませんね。

拓人:僕も兄と同じで、全国大会に出場したいという気持ちは
まったくありませんでした。
とにかくチームで話し合うのが楽しくて、
気づいたら全国大会に出場することが決まっていたという感じです。

ただ、このプログラムに取り組んでいるとき
どんな状況でも負の感情を抱かないようにしよう、
ということは意識していました。
ブレスト(ブレインストーミング)では
付箋が200~300と出るくらい発想豊かなチームだったので、
それ故にアイディアを収束していく作業は本当に苦労しました。
でも、そんな状況になったときこそ焦らず、
なるべくその状況を楽しもう、とみんなで意識して
話し合っていたように思いますね。

萌実:私は2人の兄と違って、絶対に全国大会に行きたい
という思いがありました。
それは2人の兄の姿を見ていて憧れていたというのもありますが、
周りからプレッシャーを掛けられたことも影響しているかもしれません。
ちゃんとしたものを作らなければ絶対周りが納得してくれない、
という気持ちは誰よりも強くありました。

Q.クエストの授業の中で、どんなことが思い出に残っていますか?

A.拓人:僕はクエストの授業のために作った
「自由な発想ノート」を、半年ですべて使い切ったことが
一番思い出に残っていますね。
普段から思いついたことをメモするノートを持ち歩いていたので、
その延長としてグループで話し合うときにも使えたらどうかな?
と考えて、チームで話し合うときにメモするノートを
試しに置いてみたら、たまたま上手く使われ始めて。

段々、みんなが好き勝手にノートに書き込むようになって
そこから新しいアイディアが浮かぶことがあったり、
話し合いが停滞したときは「頭を柔らかくしよう!」と声を掛けて、
好きなように落書きをしていました。
今振り返ってみると、このノートがアイディア整理と
気分転換の両方を担ってくれていたように思います。

それともう一つは、メンバー全員が毎日遅くまで残っていたこと。
僕たちのチームは全員、学校が大好きで(笑)
何かしら理由を見つけては学校に残るようなメンバーだったんです。
2年生までは部活動や生徒会活動があったので良かったのですが、
3年になって引退した途端、学校に遅くまで残る理由がなくなってしまって
何となくダラダラと過ごしていたところにミッションが与えられ、
嬉々として19時近くまで残っていましたね。

残っていたといっても、雑談の延長のような感じで
遊びながら話し合っていただけなんですが、
気持ちにゆとりを持って話し合えたから
最後まで楽しく、全員が取り組めたのだと思います。

萌実:私は最初の頃の授業で「これが授業でいいの?!」
と思ったことが印象に残っています。
商業系のコースだったので、先生の講義を受けてから
実践するという授業は結構ありましたが、自分たちで一から考えて
作り上げていくのはクエストが初めてだったので新鮮でした。
まるで休み時間のような自由さがありましたよね。

でも、後半のブレストから企画案にまとめていく頃から
一気に辛くなって、何度も話し合いが行き詰まりました。
放課後集まってみても、結局考えているのは私一人だけ
なんてことも結構ありましたね(笑)

一春:僕が一番思い出に残っているのは、
校内発表会と全国大会、どちらの会場も大爆笑にしたことです。
どちらかというと古典的なやり方だったので
(80年代に流行ったトレンディドラマのパロディで、
株についてかわりやすく説明するといった内容)
ここまで笑いが取れるとは予想していなかったのですが、
周りの反応はとても良かったのを覚えています。

それともう一つは、地元の野村証券を訪問したとき
担当者たちがわざわざ時間を作って話をしてくれたことですね。
今思い返してみても、すごくラッキーだったなと思うくらい
もてなしてもらいました。
当時高校生だった僕たちのために会議室を空けてくれて、
いろいろなことを説明してくれたのは、すごく嬉しかったです。
行動してみることの大切さを、ここでしっかり学びました。

Q.クエストカップ全国大会を経験してよかったと思うことは?

A.拓人:大舞台で発表したことによって、
面接や人前でプレゼンテーションする際に
自分をどのように演出したらよいか考えるようになったことです。

ただ何となく人前で話をするのではなく、タイトルや発表の仕方で
いかに人を惹きつけられるか経験したからこそわかった部分が大きくて、
笑いでも感動でも何でも良いと思いますが
何かしら人の心を動かす演出を考えられるようになりました。

萌実:私はここまでやったのだから何も思い残すことはない、
というところまで努力できたことです。
全国大会が決まってから本選出場まで3週間近くありましたが、
何度も何度も作り直して。
予選用の資料を作るときも、先生に「ちょっとこれは…」と言われたら
すべて最初から作り直すぐらい、本当に何度もやり直しました。

しかも本選が決まった2月は、3年生が自宅学習となっていたので
ほかのメンバーは教習所に通ったり他の予定が入っていたりして
スケジュールが合わず、練習もままならない状態でした。
それでも、なんとか練習時間を作って頑張ったからこそ
本気で悔しい気持ちを味わえたのだと思います。

Q.最後に、今クエストに取り組んでいる生徒たちに向けて
メッセージをお願いします。

一春:一見、無駄かもしれないことでも足を運んでみることで
気づくことがあるということを伝えたいです。
会社訪問した経験もそうですが、それだけでなく僕の場合は
都内にある野村証券の支社に休日や放課後を使って足を運びました。

休日、外から会社を眺めただけなので
ミッションに直接役立つことはありませんでしたが、
「こんな場所にも自分のインターンする企業があるのか」と気づくことで
世界観が広がる瞬間を味わいました。

あの経験があったから、「授業でやらされている」という意識から
「自分が取り組んでいる」という意識にシフトしたように思います。

拓人:僕はとにかく楽しめたもの勝ちだな、と伝えたいです。
授業なので多少のやらされている感はあると思のですが、
どこかしら楽しみを見つけて取り組むのとでは雲泥の差がある
ということを、身を持って経験しました。

あとは王道でもシリアスでもシュールでも、
会場を笑わせたら勝ちだなと思います。

萌実:大変なこともこれからたくさんあると思いますが、
最後まで諦めずに頑張ってほしいです。
本選でグランプリを獲れなかったことは今でも悔しいけれど、
中途半端にやらなかったからこそ「自分の大切な宝物」と思える
経験ができたのだと胸を張って言うことができます。

そんな経験を今取り組んでいるみなさんにも是非味わってほしいです。

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