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2012年12月3日

「未来×エネルギープロジェクト」を群馬県の小学校で実施!

去る11月28日(水)、29日(木)、群馬県北群馬郡にある榛東村立北小学校で、5年生を対象に体験型の環境教育プログラムを実施しました。

この企画は、ソフトバンクグループで自然エネルギー事業を行うSBエナジー社、教育事業を担うエデュアス社と教育と探求社が協力して行うもので、子供たちが自分の力で未来のエネルギーをみつけ、その集め方や使い方までを提案する、体験型授業を提供します。

まず、一日目は、動画を見て、身の回りにあるエネルギーについて自由に書き出していきます。その後、「校庭や学校の中にあるエネルギーを探そう!」というお題のもと、iPadを使って、児童たちが教室を飛び出し、思い思いのエネルギーをカメラに収めていきます。

はじめは慣れない手つきで、電気のコンセントや自動車などを写真に撮っていた児童たちが、次第に想像力を膨らませて「友達がジャンプする瞬間」や「ブランコの揺れるところ」、「枯葉の舞う風景」や石と石をこすり合わせながら「今、エネルギーがここから出ています!」と叫ぶ動画を撮るまでに至りました。その姿は、まるで原始人が進化する過程を高速で再現したようなイメージでした。

写真を撮り終えたら教室に戻り、みんなで共有しながら、どこにどんなエネルギーがあったのか確認していきます。友達が見つけたエネルギーに「すごい!」と大きな歓声を上げる子もいれば、自分が見つけたエネルギーを紹介されて嬉しそうにはにかむ子、たくさんの笑顔と驚きの表情が教室内に広がります。

一日目の最後には、自分たちの村の発電所について詳しく知るために、榛東村・自然エネルギー推進対策室室長の中島由美子さんにお話をしていただきました。太陽光発電所建設までのお話や、発電の仕組みついて解説した後、実際に太陽光発電パネルを使い、光の強さによって発電量の数値がどのようにかわるのか体験しました。パネルを興味深げに眺めながら児童たちは、身近にある太陽の光が実際に電気を作る事実をしっかりと感じ取っている様子でした。

二日目は、いよいよ自分たちで見つけたエネルギーについて発表する日です。各クラス6チームに分かれて、発表の仕方について動画で学びます。

このプロジェクトのために生まれたオリジナルキャラクター「ゲンジィ」と「デンキュ」がナビゲートして、ブレインストーミングのやり方を学んでいきます。“新しい発想がどんどん生まれる魔法の話し合いの手法”を知り、児童たちはすぐに話し合いを開始します。どのチームもとても活発に自分たちのエネルギーについて話し合い、あっという間に発表の時間。先ほどまでの賑やかさとは打って変わって、神妙な面持ちで友達の発表に耳を傾けます。

児童たちが考えた「未来のエネルギー」は、「先生の怒鳴り声を集めてエネルギーにする」「落ち葉を集めて、学校の床暖房に使う」「特殊なシートを使って消しゴムで文字を消す摩擦をためて、暖房のエネルギーにする」など、たくさんの独創的なアイディアが生まれました。

授業の最後に子どもたちから聞かれた、まとめの言葉はどれも深く、彼らの学びが豊かなものであったことがうかがえます。

「最初はエネルギーリストを55個も書くなんて絶対無理と思っていたけれど、書ききれないほど見つかったので、びっくりした。私たちが地球の未来を作りたいです」

「みんなで発表したことが未来で役に立ってくれることが、今の願いです」

「今、北海道で電線が切れ、停電になっているけれど、さっき発表した発電などでその低電位なったところに電気を流して人々を停電から『救う』ことができると思った。今日発表したことが未来につながれば、どんなことが起きてもすぐに解決できるなと思った」

「わたしは最初、エネルギーのことをやるのにどうして『環境』とあったのか不思議でした。でも、二日間の授業を振り返ってみると、写真を撮ったり、私たちが考え出して発表したエネルギーはすべてエコなどに結びつくことに気付きました。音や声で電気を使わなくて済むし、ごみのメタンガスを使ってガソリンを使う量を減らせることも、みんな悪いことから良いことになっています。それが未来を作る一歩の考えだと思いました」

楽しみながら素直に学ぶ姿勢が、大きな気付きや発見につながることを改めて感じた二日間となりました。

なお、当日の模様は上毛新聞、群馬テレビ他多くのメディアで報じられました。


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