Quest
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2010年3月1日

「クエストカップ」から溢れ出す未来への力

2010年2月27日(土)、法政大学市ヶ谷キャンパスに於いて、「クエストエデュケーションカップ2010全国大会」が開催されました。全国から62チーム、約300名の中高生が参加し、一年の学習の成果を社会に向けて力一杯発信しました。

今年の「クエストカップ」の大きな特徴は、「企業プレゼンテーション」部門の発表をそれぞれの企業で行ったこと。各企業のインターンとして学びを積み重ねてきた生徒たちは、その最終ステップとして本(支)社を訪問し、担当企業の役員や社員に対して直接プレゼンテーションを行いました。

各企業審査員の生徒のプレゼンに対する評価はとても高く、「他の社員にも見てもらいたい」「自分たちが本来考えるべき事を生徒に教えられた」「賞をふやしてもらうよう教育と探求社に要請したい」など、生徒の力を称える本音のコメントが数多く聞かれました。

今年度、「企業プレゼンテーション」部門のグランプリに輝いたのは、TOKYO FMのミッションに取り組んだ、滝川第二中学校のチーム「TOKYOハンズ」。衰退の危機にあるラジオをよみがえらせるために、“愛”と、ことばが持つパワーに注目したラジオCMの提案。「“I  LOVE YOU”をあなたは何と訳しますか?」と、繰り返し問いかけることで、聴く人に感じ、考えさせるCMは独自の世界観を醸しだし、会場の心をつかみました。

「人物ドキュメンタリー」部門のグランプリに輝いたのは、同じく滝川第二中学校の「のび☆ノブオ」チーム。帝国ホテル元料理長の村上信夫氏を取り上げて、演劇仕立てで見せる作品。構成力と演技力に光るものがあり、小気味よいテンポで村上信夫氏の人生を表現しました。

準グランプリを受賞したのは、本田宗一郎氏を取り上げた西武学園文理高等学校のチーム「Run ! Curiosity」と、小倉昌男を取り上げた常翔啓光学園中学校の「小倉昌男A班」チームでした。

「自分史」部門のグランプリは常翔啓光学園中学校の今村祐隆君。「私の弟」というタイトルで、ペットのハムスターを自分の弟に見立て、家庭で起こるさまざまなエピソードを通して、父親への愛を淡々と描き切りました。

この日の生徒たちの発表はどれも自信に満ちた創造的なものでした。パワーポイントやプレゼンテーションの単なる技術論を越えて、見る人の心をわしづかみにする、そんなパワーに溢れていました。終了後の懇談会で審査委員長の米倉誠一郎教授は、これからの日本には、分析や論理を越えた右脳力こそが必要で、そんな未来への力を今日のこの場に感じたと語りました。“時代のギアがひとつ確実に回った”そんなことを実感させる2010年の「クエストカップ全国大会」でした。

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◎クエストエデュケーションカップ2010全国大会

主催:クエストエデュケーションカップ実行委員会/教育と探求社

協力:日本経済新聞社/一橋大学イノベーション研究センター/法政大学キャリアデザイン学部

協賛:スカパーJSAT/大和ハウス工業/TOKYOFM/日立製作所/森永製菓/良品計画


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