2019年01月07日

「教育と探求」Vol.90 2019/1/7 「意識」の時代

あけましておめでとうございます。
教育と探求社の宮地です。

「意識高い系」という言葉が使われるように
なってから、すでに10年以上になります。
最初のうちは、しっかりとしたビジョンを持ち、
前向きで、インターネットを使いこなしたり、
社会問題を論じたりするような若者を指す
肯定的な言葉でしたが、いつの頃からか
後ろに(笑)がつくようになり、
どちらかといえば、自己顕示欲の強い、
空回りしているような人たちを揶揄して使う
言葉になってきたようです。

私は、この「意識高い系」という言葉をはじめて
聞いたとき、ようやく「意識の時代」が来た!
と思いました。知識の時代の先に、必ず意識が
論じられるようになると思っていたからです。

現代の社会において、知識の量は飛躍的に増え、
その質も高まっています。しかし、俯瞰してみると
そのことで、問題が根本から解決したり、
世界がよくなったのか疑問に感じることもあります。

仏教に「唯識」という言葉があります。
この世は、いわゆる五感とそれを支える3つの
(意)識でできているという考え方です。
五感で感じたことを認識や判断として
アウトプットするいわゆる「意識」、
自己に執着する「末那識(まなしき)」、
そして、すべての源となる「阿頼耶識
(あらやしき)」。

これらの意識体系が世界を作り出していて、
実は目の前に見えているモノなど、ほんとうは
ないのだ、という考え方です。

「知識」という道具をいくら揃えても
解決できないこともたくさんあります。

貧困、紛争、家庭内暴力、差別。
すべては意識の次元の話です。

より良く生きて、幸福になるためには、
自分の意識の真ん中が、どのようにあるのか、
がとても大切です。
それは世界に開放されているのか、
自己と他者の違いを認識しながら、同時に、
どちらも同じひとつの宇宙のかけらとして
等しくある、という「感覚」があるのか。

教育において、「意識」とはなにか、が
もっと深く論じられるようになるといいなと
思っています。

今年もどうぞよろしくお願いします。

教育と探求社
宮地勘司

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