教育と探求社 EDUCA&QUEST | 「教育と探求」Vol.14 2012/9/4 ”未来をつくる1,000人の教師プロジェクト 教育フォーラム『ミラセン2012』始動”

2012年09月04日

「教育と探求」Vol.14 2012/9/4 ”未来をつくる1,000人の教師プロジェクト 教育フォーラム『ミラセン2012』始動”

おはようございます。
教育と探求社の宮地です。

この会社をはじめて今年で8年目となります。
この間、私が気づいた最大のことは
「先生とは、いかに素晴らしい人たちか」ということです。

世間では、何か問題があるとすぐに、教育が悪い、
教師が悪い、と簡単に批判します。
しかし、そんなことはないと私は思います。
一人ひとりの先生は、ただ生徒の笑顔のために、
生徒が将来困らないために、日々必死でがんばっている。
まさに孤軍奮闘です。

ややもすると企業がお金儲けに奔走し、
本来の目的を失いがちな今、「すべては生徒のために」
という理念に捧げる生き方、働き方は、まさにビジョナリーです。

厳しい先生も、優しい先生も、変わった先生も確かにいますが、
どの先生も、この理念の前には嘘も曇りもないと感じます。

長い間、市場原理を奉じる経済メディアで働いてきた私は、
競争や効率をベースに物事を考えるくせがついていましたが、
この8年間でそれは変わりました。
人を信頼することや多様性の本当の価値、
人間は生きているだけですばらしいということ。
先生から教えていただいたものは本当にたくさんあります。

だから、先生たちを応援するために、
ひとりでも多くの先生にその目的を果たしてもらうため
私たちは、新しい試みをはじめることとしました。

「未来をつくる1,000人の教師プロジェクト
教育フォーラム『ミラセン2012』」

詳しくは下記お知らせに書いてあります。
先生方のご参加を心よりお待ち申し上げております。

教育と探求社
宮地勘司

—-【目 次】 ————————————————–

1.教育と探求社からのお知らせ
2.クエスト卒業生インタビュー [常翔学園高等学校(大阪)]

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1.教育と探求社からのお知らせ
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(1)「ミッションミーティングWEST」を京都で開催

来たる9月15日、京都の西京高校において
「ミッションミーティング2012WEST」を開催します。
これは、「クエストエデュケーション・企業探究プログラム」
に取り組む西日本の中学・高校の生徒と、
クエスト協力企業の社員のみなさんが一堂に会し、
交流を深める場です。

生徒は、企業の方々と直接意見交換をすることで
事業内容や企業理念に対する理解を深め、
与えられた課題(ミッション)への探求を深めていきます。
また、同じ課題に取り組む他校の生徒と交流することで
刺激を受け合い、気づきや学びを共有していきます。

詳細は以下の通り。

日時: 平成24年9月15日(土)13:30~16:30
会場: 京都市立西京高等学校

なお、本イベントは一般の方の受付は行っておりませんが、
関心をお持ちになって見学等を希望される方は
下記電話番号までお問い合わせください。

教育と探求社 ミッションミーティング事務局
TEL: 03-6674-1234

(2)「未来をつくる1,000人の先生プロジェクト
教育フォーラム 『ミラセン2012』」開催のご案内

日本の教育改革を現場の先生からはじめよう。
志ある教師が集い、思いを共有しながら学び合い、
高め合うことで、日本の教育を向上させる
「ミラセンプロジェクト」をはじめます!

記念すべき第1回のフォーラムは、教育のさまざまな分野で
活躍されている方々のスピーチやトークセッションに加え、
参加された全員で語り合う「ワールドカフェ」も予定しています。

 

日 時: 平成24年10月14日(日)13:30~17:30
会 場: 中央大学駿河台記念会館 2F 281号室
(東京都千代田区神田駿河台3-11-5)
パネリスト:リヒテルズ直子(日本イエナプラン教育協会代表)
保坂展人(世田谷区長)
田村哲夫(学校法人渋谷教育学園理事長)
コーディネイター:伊藤聡子(フリーキャスター)
対象者: 教師・学校関係者・メディア関係者
定 員: 250名
参加費:教師 1,500円
一般 2,000円
◆詳細・申し込みはこちらから
⇒ http://www.wazoo.jp/open/mirasen2012/

(3)「クエストエデュケーションプログラム」体験会のご案内

「クエストエデュケーション・企業探究プログラム」
の体験会を開催します。

楽しみながら実在の企業について学ぶ本プログラムを
現場の先生方にも実際に体験していただく試みです。

効果的なプロジェクト学習の進め方や
グループワークのファシリテーションについて学び、
さまざまな実践的スキルを身につけることができます。

ひとりでも多くの教育関係者の方に参加していただき、
日々の授業運営や教育活動の参考にしていただけたら幸いです。

日程は下記の通りです。

日時: ●平成24年10月20日(土) 13:00~17:00
●平成24年12月 8日(土) 13:00~17:00
会場: 連合会館(旧総評会館) 会議室
http://rengokaikan.jp/access/index.html
(東京都千代田区神田駿河台3-2-11)

参加ご希望の方は下記URLにて必要事項をご記入の上、
お申し込み下さい。
http://www.eduq.jp/event/index.html

なお、場合によっては場所を変更する可能性がありますので
あらかじめご了承ください。

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2.クエスト卒業生インタビュー [常翔学園高等学校(大阪)]
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このコーナーでは、「クエストエデュケーションプログラム」
に取り組んだ経験を持つ卒業生にお話を伺い、
当時感じたことやその体験が今にどうつながっているかについて
振り返ってもらいます。

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卒業生インタビュー2回目を飾るのは、
大阪府にある常翔学園高等学校OBの平川雄也くんです。

平川くんは和歌山大学 観光学部の一年生で、
11月に行なわれる大学祭の実行委員として
現在、準備に追われているそうです。

また、大学の授業で行なわれた商品企画のプレゼンテーションで
見事優勝し、現在和歌山にある企業と商品開発を進めています。

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卒業生インタビュー 【常翔学園高等学校 平川 雄也くん】

Q.卒業後、クエストの経験が生きたと感じたことがありましたか?

A.僕が通っている学校では、実在する企業に対して
新しい商品企画を考えてプレゼンテーションする
という、まさにクエストのような授業があるのですが、
先日、その企画が学内発表会で優勝し、実際に企業の方々と
商品化する話をこれからしようとしています。

この結果は、間違いなくクエストの授業で鍛えられたプレゼン力と、
企画を練り上げる力が生かされたからだと思います。
ほかのチームの企画もそれぞれ素晴らしかったですが、
クエストで得た経験のおかげで差をつけることができました。

プレゼン力の点でいうと、僕の場合、全国大会という
大舞台に立つ経験をしたことが大きかったように感じています。
ほかの人たちよりも場数を踏んできた分、
本番のプレゼンテーションも自信を持って行なうことができました。

Q.高校時代を振り返って、クエストの授業で
どんなことが印象に残っていますか?

A.とにかく大変で、忙しかったですね。
授業のはじめの頃は、「面白そうだな」という
気楽な気持ちで、作業もスムーズに進んでいきましたが、
日に日に大変さが増して企画を練り上げていく頃には、
「こんな内容で本当に大丈夫なのか」
と、つねに不安になりながら作業していました。

でも、とにかくがむしゃらにやってみると
おのずと結果がついてくるもので、
何事も行動に移してみることの大切さを
実感することができたように思います。
「自分が思ったことを頭の中で終わらせるのはもったいない!」
という思いがあったので、とにかくチームメンバーと
たくさん話し合い、すぐに行動に起こす、その繰り返しでした。

なかには、話し合いをすると喧嘩になるチームもありましたが、
自分たちのチームは不思議なくらい喧嘩することはなかったです。
それは、どんなときでもお互いが意見を尊重し合い、
議論できたからだと思います。

Q.授業の中で、最も大変だったところはどんなところでしたか?
また、それをどうやって乗り越えましたか?

A.最も大変だったのは、企画をブラッシュアップするところです。
いくつか考えた企画の中からひとつに絞り、
大体の内容を考えるまではそんなに難しくはありませんでした。
本当に難しいところは、自分たちがこれと決めた企画を
ほかの人に如何に分かりやすく伝えるか、というところなんです。

そもそも、自分たちの考えた企画内容が
自己満足になっていないか客観的な視点を失わないことが
非常に難しかったし、ブラッシュアップには
どこまでも終わりがありません。

当時、僕が特に心配していたのは、ブラッシュアップとして
内容を変えてみたものの、前より悪くなっているのではないか
ということでした。
でも、そのたびにチームのメンバーと一緒に問題を共有して、
ひとつひとつ検討しながら、不安を解消していったことで
結果的に乗り越えることができました。

とにかく、不安になったらひとりで抱えず、
みんなで一緒に考える。この一言に尽きると思います。

Q.クエストカップ全国大会に出場して、
どんなことを学びましたか?

A.自分たちがまだまだだったということ。
チーム全員があのときできる最大の努力をしましたが、
それでもまだ力が及ばなかった、と純粋に感じました。
この経験は、校内だけでは絶対に味わえなかったと思います。

それと、ほかの学校のプレゼンを見ることで
こんなにも違った視点があるのだと気づき、
自分たちの企画を冷静に振り返るきっかけをもらいました。

でも、何もよりも大きかったのは、全国大会という
大舞台に立てたことが最大の学びであり、財産だと思っています。

Q.最後に、今クエストに取り組んでいる生徒たちに向けて
メッセージをお願いします。

A.とにかく何事も実際に行動に移してみてください。
ミッションに対する企画について議論する際にも、
「こんなアイディアを思いついたけれど、メンバーはどう思うかな?」
とまずは聞いてみて下さい。
賛成されないかもしれないから、言うのはやめておこう、
などと、どんな小さなアイディアでも
絶対に発言することをためらわないでほしいです。
言わないで後悔するよりも、勇気を持って発言すれば
必ず受け止めてくれるメンバーがいることを信じてください。

それと、みんなが意見を言いやすいようなチームの雰囲気づくり。
チーム全員で協力し合って、ひとつのものを作り上げることは
ものすごくエネルギーの必要な作業ですが、
だからこそ全員で頑張ったときの達成感や充実感が
何倍にも大きくなるのだと思います。

全員で悔いなくやりきった、という事実さえあれば
たとえどんな結果であったとしても、
何にも変え難い最高の思い出になるはずです。

実際、3年前を振り返ってみても、自分たちのチームは
全国のトップになれなかったけれど、何ひとつ後悔なく
完全燃焼することができたことを誇らしく思っていますし、
今の自分の自信につながっています。

どうか全力で頑張ってください!



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