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teacher's voice

渋谷駅から徒歩10分、という都内一等地にキャンパスを構える
実践女子学園高等学校は、「品格 高雅 自立 自営」という
建学の精神のもと、「堅実にして質素、しかも品格ある女性の育成」
を教育方針に掲げる中高一貫校です。

2004年からクエストの授業を導入するようになったきっかけは、
教育の指針にしている3つの柱「キャリア教育・感性表現教育・
国際交流教育」のうちの一つ、キャリア教育に活かせる
プログラムと感じたからで、それ以来、8年に渡って
高校1年生の「情報A」の授業でクエストをとりあげています。

昨年度、7年目にして悲願の「企業プレゼンテーション」部門
グランプリを獲得して、俄然生徒たちのクエスト熱も高まっている中、
今回は昨年度のグランプリ受賞からこれまでを振り返ってもらうべく
担当の瀬沼先生にお話をうかがってきました。

Q.昨年度の全国大会では、クレディセゾン賞と
グランプリ(コカ・コーラチーム)のW受賞となりましたが、
その後、校内ではどのような変化がありましたか?

A. 一番大きかったのは、今年度取り組んできた
生徒たちのモチベーションが高まったということです。
私たちの学校では毎年、中3の生徒たちに
来年度行う授業のイメージを持ってもらうため、
代表チームの作品を見せるのですが、
「先輩たちがグランプリをとったのだから、私たちも…」
という気持ちになったようです。

勿論、そのような生徒ばかりだけではなく、中には
「自分たちには超えるのは無理だから、ちょっと別な路線をねらって
グランプリをとります!」と宣言する生徒たちもいましたね。
どちらにしても、モチベーションを高く持ってやってくれているなぁ、
と感じていました。

グランプリ受賞以前は、全国大会の映像を見せても
「すごいな」「よく出来ているよね」というように
他人事のような感じでしたが、自分の学校の先輩たちが受賞し、
発表する姿を見ることによって一気に現実味を帯び、
「自分たちにも出来るのでは?」というムードになっていったようです。

校内でのクエストの認知度は、これを機に一気に上昇しました。
グランプリ受賞後、生徒たちから「校内で、もう一度発表したい!」
という申し出があったため、急遽、高校全生徒の前で
発表会を行なったのですが、それをきっかけに多くの先生方からも
「具体的にどういうことをやっているのか見学させて欲しい」
と、授業見学が増えたりしました。

Q.この学校ではクエストを授業に導入して8年目となりますが、
昨年度企業グランプリを受賞したことに対して、先生ご自身は
どのように感じていますか?

A.これまでの先輩から受け継いできた歴史を生徒が形として
実らせたのではないかと感じています。
導入した当初はかなり試行錯誤していましたが、
年々先輩たちのプレゼンを観ることによって
「あの先輩よりも上にいこう!」という気持ちで、
どんどんやっていくようになり、
年々スキルアップしていったように思います。

実際、今年1月に行われた校内発表会では、昨年入賞した
コカ・コーラチームとクレディセゾンチームの影響を受けて、
非常に面白い魅力的なプレゼンテーションをするチームが多くあり、
人への見せ方、伝え方が格段に上達したなあ、という印象を
受けています。

Q.一年の大まかなスケジュールと学校独自で行なっている
工夫のようなものがあれば教えてください。

A.大きな流れで説明すると、7月に各企業のミッションを発表して
ブレストを開始し、10月中旬~11月初旬にクラス発表会、
そして1月に教員に選ばれた選抜チームが校内で発表する
という流れで進めていきます。

7月にミッションが発表されるものの、
実際に話し合いとして動き出すのは9月からですから、
クラス発表はかなりタイトなスケジュールの中で
仕上げなければなりません。
生徒たちにとって、ここで不完全燃焼に終わったことが悔しさとなって、
1月の校内発表会に向けて作品が更に磨かれていきます。

実際、そのやり方が功を奏して、グランプリを受賞したチームは
クラス・校内・全国大会・大会後の校内発表会の計4回すべて、
プレゼンの中身をリニューアルして発表していました。

本校では、クエストの内容を「情報A」の授業で扱っています。
この「情報A」の授業では、11月初旬までのクエストのあと、
Microsoft PowerPoint を利用した自己紹介を
冬休みまでの1カ月間で行っています。
生徒たちからすれば「何でいまさら?」という感じですよね。
でも、自己紹介が決してメインなのではなく、
知っている情報でも如何にしたら相手によりよく伝わるか、
ということを考えることが目的だと伝え、作成させています。
そうすることによって、伝え方や見せ方に
更に磨きが掛かってくるように感じています。

グループ単位で身につけてきたプレゼンテーションスキルを
生徒個人として、更なるスキルを身につけられるよう
本校独自に考えて行っているのがこの流れとなります。

Q.クエストの授業の中で、特に苦労するポイントはどこですか?
また、そのポイントをクリアするために、どのような工夫をされていますか?

A.一番苦労するのは、ミッションを受け取って
ブレストで出てきたキーワードを収束させていくところですね。

生徒たちもはじめは、思いつくままにミッションから思い浮かんだ
言葉を挙げていくのですが、それをどうやってまとめていけばよいか
というところで一気にテンションが下がります。

基本的にはギリギリまで手を出さず、
生徒たちにどうにかさせるようにしていますが、
それでも難しいようなときは挙がっているキーワードを一緒に見ながら
「どれが一番大事なの?」などという発問をして、
誘導しながら彼女たちに導かせるようにしています。

企画を考える過程では、当然、話し合いが停滞することもあります。
そのようなときは、その生徒がちょっと興味のあるような発問をしてあげたり、
何の気なくつぶやいた光るアイデアに対しては
「それって面白いね!」という言葉を返すことによって、
「こういう発想でいいんだ!」という気持ちを起こさせたり、
彼女たちのやる気を継続させる工夫をしています。


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