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2013年7月11日

全国大会へ出場したことの意味

このプログラムを授業で取り入れて早4年。
これまでに約20チームもの生徒たちを指導してきた。

幸運なことに、1年目から
全国大会に出場するチャンスをもらい、
昨年は企業賞を受賞することもできた。

そのおかげで、私が教えている学校の存在も
少しずつだが人に知ってもらえるようになり、
彼女たちのプレゼンテーションを褒めてもらう場面にも
遭遇するようになった。

先日も、当日の彼女たちの発表を見ていた企業の方から
「あんなに素晴らしいプレゼンテーションができるようになるなんて
生徒さんたちの力ってすごいですよね」という声を掛けてもらった。

それを聞いて、ふと、こんなことが頭に浮かんだ。
それは、全国大会に出場した子どもたちと
選ばれなかった子どもたちに何か違いがあっただろうか、ということ。

結論からいうと、“出場が決まるまでは何ら違いはなかった”
というのが、これまで指導してきたチーム
すべてを振り返ってみて実感していることだ。
もっというと、取り組む姿勢やチームワークで見たら
選ばれたチームよりもむしろ別のチームの方が
適任だったのでは、と思うこともあった。

この3年間で3チームを全国大会へと送り出してきた。
そのチームの作品が、審査員である企業の方々の「感性」を
何かしら動かしたということは間違いないが、
決してずば抜けたものがあったわけではない。

昨年、全国大会に出場したチームの発表もそうだ。
http://questcup.jp/2013/award/mov/cola2013.php

彼女たちに劇的な変化を与えてくれたのは
実は、予選通過が決まり、発表本番までのわずか3週間。
大きな大会で優勝するというシンプルな動機もあっただろうけれど、
彼女たちの姿を見ていると、決してそれだけではなかったようだ。

なにが彼女たちをここまで駆り立てたか。
それは、「学校と離れた場で大人たちとつながる」
という経験だと思う。

彼女たちにとって、モニター越しに課題を与えてくれる
企業の先輩社員に過ぎなかった大人たちが、
目の前で真剣に自分たちの作品を見て、感動し、
心から出てきたことばをもらった瞬間の表情。
今まで接点のなかった大人たちから注がれる真剣な眼差しや
ことばは、彼女たちに“自信の種”を蒔いてくれるのだ。

幸運なことに、彼女たちは全国大会終了後も
再度、社長をはじめとする大勢の社員の方々の前で
プレゼンテーションをする機会をもらい、
実質3か月もの間、自分たちの作品と向き合うことができた。

“自信の種”を蒔いてもらって以来、
社長プレゼンまでの彼女たちの行動や
発することばには明らかに違いがあった。
それはまだ見ぬ聴衆をしっかりと意識して
発表しようとする姿勢に表れていた。
「どうせやるなら、この自販機を商品化してもらえるよう
社長に伝わるような発表をしようよ!」
誰からともなく、自然とそんな声が出てくるようになったのは、
彼女たちの中に“自信の種“が育った証だと思う。
明確な目標を掲げることで、彼女たちの気持ちが
日に日に高まっていくのを感じた。

社長プレゼン当日、彼女たちを
さらに後押ししてくれることがあった。
それは審査を担当してくださった方々が
入れ替わり立ち代わり、温かい眼差しと
心からの励ましのことばを掛けてくれたこと。

社会の第一線で働く大人たちが彼女たちに向ける
眼差しやことばが大きな力を与えてくれて、
最高のプレゼンテーションで有終の美を飾ることができた。
そして、彼女たちは賞よりももっと大きな
「自分に誇りを持つ」ということを手にすることができた。

今年クエストに取り組んでいる生徒たちは
それぞれが全国大会に出場すること以前に
明確な目的を持っている。
それは例えば、自分の将来の夢を実現するためであったり、
苦手なことと向き合うことであったり、
全国大会に出場することの先にあるゴールを見据え、
この授業を選んでくれているのだ。

全国大会までようやく折り返し地点。
ここからが本格的に辛く苦しい道のりとなるが、
その道中でたくさんの大人と触れ合い、
“自信の種”を蒔いてもらいたい。


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