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2012年10月4日

企画案を立てる

授業もいよいよ中盤を迎え、各チームの企画案が出揃った。
今年は5チームが全国大会へエントリーする。

クレディセゾンチームは「静かに熟考する」3人組。
1人は周りの力を借りずに自己解決するタイプ、
残りの2人は大勢の中で気後れして、埋もれてしまうタイプだ。

そんな彼女たちの話し合いは独特で、リーダーの彼女が
気後れしてしまうタイプの2人の言葉を拾うようにして
考えを共有していた。
そのやり方が功を奏し、昨年の授業では
ほとんど口を開く姿を見かけなかったその2人が
ためらうことなく自分の思っていることを話すようになった。
ゆっくりだが、確実に前に進んでいるチームである。

日本経済新聞社チームは「和を大事にする」3人組。
普段から自分の主張よりも相手の話を理解しようとする
彼女たちの話し合いは、互いの意見を尊重し合い
穏やかに進められていた。

発表も息の合ったチームワークを見せており、
3人が信頼し合っているのがうかがえる。
ただ、その反面、真面目過ぎて突き抜けたアイディアが出にくく、
枠からはみ出せないのが弱みだ。

コカ・コーラチームは2チーム。
「物怖じしないで発言できる」6人組と
「個性の異なる」4人組のふたつだ。

6人チームは、まるで井戸端会議のように
全員が何でも言葉に出す勢いのよさが最大の強みである。
誰かがサラリと発した言葉にも、ちゃんと突っ込みを入れて
話を広げていく様子は見ていて気持ちいい。
ただ、脱線し出すと止まらないので、
軌道修正役を務める生徒の存在が大きな鍵を握っている。

4人チームは全員が、見事にキャラクターが被っていないのが
強みでもあり、弱みでもある。
美的感覚が優れていて、細かい作業が得意な子、
本質を見抜く力が優れている子、
地味な仕事でも真面目に取り組む子、
そして全員のバランスを取れる子。
うまくかみ合うようになれば最強のチームになりそうだが、
今のところ互いが遠慮し合って、どこかギクシャクしている。
その結果、企画案も一番まとまりきれない状況だ。

チームの個性はそれぞれだが、そんな彼女たちの話し合いと
発表の様子を見ていて、新しいアイディアをみつけることに成功した
チームには3つの要素が兼ね備えられていることに気づいた。

その3つとは「ノリのよさ」、「話し合い自体を楽しむ」、
そして「本来の目的を見失わない人がいる」ことだ。

テーブルマークチームの4人組が、まさにこれを体現していた。
実際に話していることといえば、その8割がとるに足らない
雑談レベルだが、全員が肩の力を抜いて思いついたことを
自由に発言し合える雰囲気が、どこよりも優れていた。
まさにブレストそのものを楽しんでいるのだ。
そして、そんな中でも話し合いの軸を見失わず、
舵を切る生徒がしっかり2人いることも
ほかのチームと大きく異なっていた。

それぞれのチームの強みと弱みがはっきり見えてきた。
ここからは、さらにアイディアを発散させていくことと、
そのアイディアを意味のある10分間のプレゼンテーションに
まとめていく収束作業の繰り返しとなる。
自分がどんな部分で力を発揮できるかしっかり認識し、
責任を持って役割を全うする姿を授業の中で
実現しなければならない。

話し合いは右脳を使うのに対し、収束作業は
限りなく左脳で詰めていかなければならない。
その収束作業は、このクラスのほぼ全員が苦手だ。
そこをどう高めていくか、この力を養うことも
クエストの醍醐味のひとつである。

できないことは山ほど目についてしまいがちだが、
楽しさを感じた瞬間の彼女たちの進歩の速さは
限りない可能性を感じさせてくれる。
ここから校内発表会に向けて、私と生徒との
本格的な2人3脚が始まる。


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